桜庭ななみ&竹財輝之助が明かす「全力で、愛していいかな?」ラブシーンの撮影秘話――「対策はしないですね(笑)」2023/02/10
桜庭ななみさん演じる篁千世が、竹財輝之助さん扮(ふん)する40代のイケオジ・瀬尾一愛と不器用な年の差うぶきゅんラブストーリーを繰り広げるドラマ「全力で、愛していいかな?」(テレビ東京ほか)。
恋に臆病になっている千世と、乙女でぎこちない瀬尾が一生懸命距離を縮めていく姿は見ているこちらもドキドキしてしまいますね。今回は、そんな桜庭さんと竹財さんを直撃取材し、作中に出てくるラブシシーンについてお伺いしました。
――本作は不器用な2人のラブシーンも見どころになっていますが、演じる際にどのように気持ちを作られているのでしょうか?
桜庭 「実は結構難しいんです。今回もクランクインのシーンが、千世が瀬尾さんから『好きです』と告白された後の場面だったので、それを初日に撮影するのは正直とても難しかったです。うまく演じられているといいんですけど…(笑)。やっぱり緊張はしちゃいますね」
竹財 「対策はしないですね(笑)。そのシーンの前後を考えて、どんな感情なのかということを想像しながら気持ちを作っています。僕も撮影初日は緊張しちゃうんですけど、今回は、そのお互い緊張した関係性をあえて狙っているのかなと感じたりもしました。初めて気持ちを伝えた後だからこそ、ぎくしゃくしているようなところもあると思うので。スタッフの方にも『まだ壁がある感じがいいですね』と褒めていただけたんですけど、僕自身は意識せずにそのようになっていました(笑)」
桜庭 「緊張しているからこそ、いいシーンができたりしますもんね。だから、緊張感があるのも悪くないかなと思います」
なんと、お二人の緊張が役に生かされていたことが分かりました! それぞれ真剣に演じられているラブシーンは今後も見逃せません。
2月10日放送の第2話では、おためしで付き合うことにした千世と瀬尾がホテルで一夜を過ごします。恋愛から遠ざかりすぎて、“好き”が分からなくなっていた千世は久しぶりの感覚に困惑。一方で瀬尾は、今まで仕事や趣味に打ち込み恋愛に見切りをつけようとしていた頃、ある事がきっかけで千世に一目ぼれをしていて!? 無事に付き合えたことを友人の夢路(小田井涼平)と潤(藤森慎吾)に報告しますが、瀬尾の心は複雑で…。不器用同士の恋愛の行方がどうなっていくのか、お楽しみに!
【番組情報】
ドラマ25「全力で、愛していいかな?」
テレビ東京ほか
金曜 深夜0:52~1:23
取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)
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