流大「サンゴリアスらしさを取り戻す」――「ジャパンラグビーリーグワン2022-23」2023/01/31

　悲願のジャパンラグビーリーグワン優勝を目指す、東京サンゴリアスの流大選手。今季は自分たちらしさを取り戻すシーズンになるという。

「2年連続、決勝で埼玉ワイルドナイツに負けてしまいました。結果もそうですが、試合内容でも自分たちらしさを出せませんでした。今季、優勝することがサンゴリアスの使命ではありますが、今一番やらないといけないことはサンゴリアスらしさを取り戻すこと。それはつまり、“アグレッシブ・アタッキング・ラグビー”を植え付けることです」

　ボールを保持してどこからでも積極的に攻め続けるラグビーは、サンゴリアスのカルチャーだ。ただ、ここ数年その意識に変化があったのだと明かす。

「日々ラグビーも進化する中で、キックを多用するチームが増えてきて、“バランスを大事に”という言葉が出てきたり、相手に合わせることが多くなって…。やっぱり、全員がアタックのマインドになって、どこからでも攻めることが、相手にとって脅威になると思うので、その意識を選手、スタッフ全員が理解しないといけないと思います」

　最後に、今季の意気込みと楽しみを語ってくれた。

「個人の目標はなくて、とにかくリーグワンで優勝したいという気持ちが強いです。対戦が楽しみなのは、ウィル・ゲニア選手（花園近鉄ライナーズ）。昔からスーパーラグビーで見ていたので。あと、コベルコ神戸スティーラーズに移籍した同期の北出卓也との対戦も楽しみです」