29歳の若手テレビマンが初めて生み出したのは、一流の“たった一つの質問”を追究する番組!? 佐藤智洋チーフディレクターが明かす「究極の一問」制作秘話2019/06/26
改めて…テレビはプロフェッショナルの本気が集まる場所
──今の仕事の、一番のやりがいはどのようなところですか?
「周りのベテランのディレクターの人たちに『この若造、なんか面白いことやってくるな!』って思ってもらいたいとは、ずっと思っていて。よく怒られるんですけど、たまに笑って褒めてもらえることもあって、そんな時、この仕事をできる幸せを感じます。あとは過酷な状況になった時、みんなで諦めずに力を合わせて乗り越える、テレビ現場ならではのチームワークが好きです」
──ディレクターと、今回の「~究極の一問」のような演出という立場では、また違った楽しさがあったのでしょうか。
「そうですね、ディレクター、作家、プロデューサー、ADさん、カメラマン、編集マン、音声…。いろんなプロフェッショナルが集まって、僕一人では決してたどり着けない場所まで、たどり着かせてくれる。当たり前のことかもしれませんが、その当たり前が自分にとって、これほど尊いものなのだと実感しました。番組に直接関わっていない先輩まで、演出の相談に乗ってくださったりと、本当に助けてもらいました。そして、収録終わった後、あるタレントさんが『めちゃくちゃ面白かったよ』と言ってくださった時は、うれしくて涙が出そうになりました」
──最後に、佐藤さんが知りたい“究極の一問”を挙げるなら、誰に何を聞きたいですか?
「えーーーっ!? なんだろうな…。いやいやいや………。これ、大変ですね(笑)。(5分ほどいろいろと考えて)テレビの神様に『この番組の第2弾できますか?』って聞きたいです! 神様! どうかお願いします!!」
6月26日発売の「週刊TVガイド」7/5号(P64)では、「~究極の一問」の特集記事を掲載中! 収録直後に伺ったMCの若林さん、福原さんの収録の感想も。
【プロフィール】
佐藤智洋(さとう ともひろ)
2012年、毎日放送入社。これまで「ちちんぷいぷい」「ごぶごぶ」「痛快!明石家電視台」「林先生の初耳学」を担当し、現在は「教えてもらう前と後」のディレクターを務めている。6月29日放送の「“あの人”が知りたい超質問バラエティ 究極の一問」において、初めて総合演出を担当。
【番組情報】
「“あの人”が知りたい超質問バラエティ 究極の一問」
TBS系
6月29日 午後4:00~4:54
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