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竜星涼が「ちょっと怖くなった…」と明かすほどの、松井玲奈の役作り!?「都立水商!」インタビュー2019/05/26

ひたすら○○を折り続ける松井の姿に「ちょっと怖くなった…」

竜星涼が「ちょっと怖くなった…」と明かすほどの、松井玲奈の役作り!?「都立水商!」インタビュー

──役を演じるにあたって、準備したことや参考にしたものはありますか?

竜星 「直樹は教師を目指して教師になった役ではなかったので、この作品の撮影に入って、目の前にいる生徒たちと一緒に成長できたらいいかなと思っていました。いかに友達みたいな先生になるかがポイントだと思っていたので、生徒役のみんなから『ねぇねぇ』って気軽に声を掛けられるような関係になれて良かったですし、親心じゃないですけど、今回出演した生徒役の子たちには頑張ってほしいし、いつまで経っても僕は彼らの先生なんだって感覚でいたいなというのは思いましたね。松井さんはすごいですよ。役作りで自分の職員室の机にね、鶴を」

松井 「それは役作りじゃないです(笑)」

竜星 「鶴をずーっと折ってるんですよ。そしたら鶴がどんどん机に増えていって、ちょっと怖くなって…」

松井 「はい(笑)」

竜星 「千花先生の黒い部分が…見えた気がしました…」

松井 「正方形のメモが先生のデスクに置いてあって、撮影の合間に鶴をただただ折りたくて折ってたんですけど、気付いたら結構な数になっていて。最終的には、(その鶴が)生徒なんじゃないかな?って思いながら」

竜星 「結構怖くないですか? 『お前、だめだな☆』みたいな感じで鶴を眺めていたり…」

松井 「そんなふうに鶴を集めてました(笑)。折ってるシーンはドラマには出てこないんですけど、よく見たら、デスクや教室にもちょこっと鶴が映っているらしいです」

竜星 「どんどんどんどん、日に日に増えていくから…(笑)。(少し呆れた様子で)ぜひ使ってほしいと思ってます…(笑)」

松井 「役作りというと、昔ドラマの『お水の花道』(フジテレビ系)がすごく好きでよく見ていたんです。お客さまに対する基本的なことの所作がすごく奇麗だったり、自分の仕事に対してプライドを持っていたなというのを覚えていたので、そういう部分を反映できたらいいなと思っていました。キャバクラ科の授業では、私が実演するというより口頭で説明して『では、みんなやってみましょう』という教え方だったので、言葉に説得力が必要だと思って。自分にもキャバ嬢としての経験があって、生徒たちがプロフェッショナルになるためにその方法を教えるということで、ドラマから学んだ部分もフィードバックしながら役作りできたらいいなということを考えていました」

竜星涼が「ちょっと怖くなった…」と明かすほどの、松井玲奈の役作り!?「都立水商!」インタビュー

──松井さんは、実際に高校時代に竜星さんのような先生がいたら「ねぇねぇ」と気軽に話していたと思いますか?

松井 「生徒たちからは人気の先生になっていらっしゃると思うんですけど、私はどちらかというとスクールカースト低めの人間だったので…。たぶん、近寄れないですね」

竜星 「(話を遮って)待って、スクールカーストって何!?」

松井 「学校の中で人間ピラミッドがあったとしたら、私は底辺にいて…(笑)」

竜星 「(笑)。その話、すごいな!!」

松井 「食物連鎖で言うと、上の方の人たちしか接することができない人間です、竜星さんは」

竜星 「そういうことを考えたことがない…」

松井 「スクールカーストを考えたことがない竜星さんは、学生時代が充実してたんですよ」

竜星 「(爆笑)」

松井 「充実している人たちは知らないんです。そのピラミッドが存在していることを」

──では、松井さんのような先生がいたとしたら、竜星さんは仲良くなっていたと思いますか?

竜星 「常にみんなでいじってたと思います。『先生、彼氏いんの?』って聞いたりして(笑)」

松井 「ありがちな…。みんなが絶対聞く質問ですよね(笑)」

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