カミナリ「所さんお届けモノです!」インタビュー 2人が明かす街ブラロケの課題と反省点「所さんに甘えるんじゃなくて、毎回挑戦する気持ちで」2020/01/16
「ファッションも、内面も、感性も、所さんのすべてが好きなんです」
──冠番組「カミナリのチャリ旅!」(とちぎテレビほか)もシーズン3に突入、また新番組「今日からやる会議」(テレビ東京ほか)がスタートと、バラエティー番組でも大活躍のお二人ですが、2020年の目標を教えてください。
たくみ 「本当にCSとか、BSとか、YouTubeとか、どんな番組でもいいんで『カミナリさんお届けモノです!』っていうのをやりたい! 僕らは今、所さんに届けている立場ですけど、2020年できることであればスピンオフとして…! 姉妹番組というか…」
まなぶ 「深夜番組とかでもね、したいね~」
たくみ 「どんな時間帯でも、短い枠でもいいんで『カミナリさんお届けモノです!』って、誰かからのお届けモノが僕たちに届く番組が夢ですね。所さん、本当に好きなんですよ。ファッションも、あと性格というか、内面もですし、感性も。所さんのすべてが好きなので、どうにかして所さんになりたいなっていうのが僕の目標です。まなぶは?」
まなぶ 「僕はですね、この番組をよりもっと多くの方に見てもらうことが目標ですね(キリッと)」
たくみ 「うん。何その素晴らしいコメント(笑)」
まなぶ 「僕たちお笑い芸人なのでもちろんお笑いもやりますけど、ちゃんとお店の情報を引き出す力があるとか、総合的にできる芸人だと思ってもらえる番組だなと思っているので。とても僕らがよく映っている番組だなと」
たくみ 「お店の情報50%、ボケ50%みたいなね」
まなぶ 「お笑いだけやってて、何も情報が入ってこないようじゃ元も子もないんで。バランスよくロケができる芸人だなって思ってもらえたらいいなって。この番組を通して、僕らの評価も上がればいいなって思ってます(キリッと)」
たくみ 「そういうふうに考えるなら、今後はシャボン玉で喜ぶようなボケはしないな?」
まなぶ 「もうしない(笑)。そういえば、この前うちの事務所に所さんからプレゼントが届いたんですよ。所さんが僕らに『お届けモノ』をしてくれたんです」
たくみ 「所さんが作ってる服をね。Tシャツと、コーチジャケットをいただいて」
まなぶ 「いつも僕らが届けてるから、お返しって意味なのかな?」
──突然「お届けモノ」が届いたんですか?
たくみ 「そうです! 初めてスタジオの収録に行った時に『よぉ~! 君たち!』って所さんが声をかけてくださって、所さんのところの半袖のシャツと、ハットをいただいたことがあったんです。結構お洋服をいただいていまして」
まなぶ 「うれしいよね! 届けたものに対して、お返ししてくれるなんて!」
たくみ 「その時スタジオに朝日奈央さんとWエンジンのえとう窓口さんもいらっしゃって、そのお二人にもプレゼントしてたんですよ。でも、アンガールズの田中(卓志)さんにはあげてなかったんです。だから本当に、いつも『お届けモノ』をしている人にお返しをされていたんだなと思って。田中さんはあくまでも“集荷係”なので。そういうことなのかなって」
まなぶ 「かっこいい~」
たくみ 「それか、田中さんのサイズがなかったか。背でけぇから(笑)」
丸一日歩き回ってのロケ終了直後にもかかわらず、「そのまま」のテンションで取材に応じてくださったカミナリのお二人。実は以前もインタビューをさせていただいたことがあり、約2年8カ月ぶりの取材となりました。前回「着実に前に進めているなと感じています。一日一日しっかり過ごしていきたい」とたくみさんが心境を語ってくださったのですが、その言葉通りどんどん勢いを増し、活躍の場を広げているのは一目瞭然。街の日常に溶け込み、飾らない姿勢でお店の人の声を聞き、気に入ったものは買って帰ったり、おみやげにしたりする。「謙虚さ」と「尊敬する気持ち」を大事にしていることがロケの随所から伝わってくるところが、所さんから愛される理由なのではないかと感じました。
▶︎ロケ密着リポートはこちら(https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-198979/)
【プロフィール】
カミナリ
茨城県鉾田市(旧・鹿島郡旭村)出身の幼なじみ、竹内まなぶと石田たくみによるお笑いコンビ。2011年結成。16年、「M-1グランプリ」で初の決勝進出を果たし、2年連続で17年も決勝に進出。現在、「おはスタ」(テレビ東京系)、「カミナリのチャリ旅!シーズン3」(とちぎテレビほか)、「MUSIC BOMB」(Abema TV)などに出演中。1月18日から、レギュラー出演する「今日からやる会議」(テレビ東京ほか)がスタート。
【番組情報】
「所さんお届けモノです!」
TBS系
日曜 午後5:00~5:30
取材・文・撮影/宮下毬菜(TBS・MBS担当)
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