吉川愛が“かわいすぎる仕掛け人”に!? 新春ドラマ「やっぱそれ、よくないと思う。」見どころを紹介2023/01/04

　テレビ朝日系で1月6日午後11：15から放送される新春スペシャルドラマ「やっぱそれ、よくないと思う。」。再生数に悩む若きストリーマー（動画配信者）たちが思いついた「今まで誰とも付き合ったことのなさそうな男にかわいい女の子をアプローチさせてみたら…」というドッキリ系ドキュメンタリーを軸に、うその恋から本物の恋へと変わっていく様子を描いた新感覚“胸キュンドラマ”です。

　吉川愛さんが同局ドラマ初主演を飾ることでも話題を集めている本作。ここでは、一足先にドラマを視聴した記者が、ドラマの見どころを解説していきます！

まるでドッキリの映像体験！うそから始まる恋の行方は…

　物語は3人組ストリーマー「ポン・ポコ・ピー」として活動する、上新井田みどり（吉川）、園木佳奈（久保田紗友）、池照海（井上祐貴）が、動画配信の再生回数の少なさに悩んでいるところから始まります。実家の酪農を継がなくてはならない危機感を抱いたみどりが、「この際なんでもやる」と佳奈と海に宣言したことで「今まで誰とも付き合ったことのなさそうな男にかわいい女の子をアプローチさせてみて、それをドキュメンタリー風に配信する」というむちゃな企画を海が発案。佳奈が賛同する半面、企画で重要な“かわいい女の子”役を演じることとなったみどりは、思わず“ある言葉”を口にしてしまいます。この言葉、ドラマ全体にも関わってくるくらい重要なため、見逃し厳禁です…！

　早速動き始めた3人は、ターゲットの男性を探すことに。あれやこれやと散策していた3人でしたが、たまたま見かけたカフェで働いていたさえない男・石橋渉（岡山天音）に目をつけ、佳奈と海はみどりにアタックするよう命じます。いよいよ始まったドッキリ企画、その様子を収めた映像はある種、本物のドッキリ番組のような、ドキュメンタリー番組のような、恋愛リアリティーショーのような、本作が掲げる“新感覚”のドラマ映像で、筆者も思わず見入ってしまいました。また、吉川さんが本当に仕掛け人になっているように物語も進んでいくので、吉川愛さんのファンの皆さん、必見です。

　さらに、ドラマを盛り上げるキャスト陣からも目が離せません。吉川さんは佳奈と海に振り回され、物語が進むにつれて喜怒哀楽が表れていくみどりを体現。石橋の前で見せる“上新井田みどり”と、佳奈と海の前で見せる“上新井田みどり”…昨年「純愛ディソナンス」（フジテレビ系）や「明日、私は誰かのカノジョ」（TBSほか）で話題を集めた吉川さんが魅せる二つの顔に注目です。

　ドッキリのターゲットとなる石橋を演じる岡山さんは、昨年は「恋なんて、本気でやってどうするの？」（フジテレビ系）や映画「キングダム2 遥かなる大地へ」など多くの作品に出演。個人的には、恋愛に疎い石橋がみどりからのアプローチを受けて見せるコミカルな動きには注目してほしいところです。

　そして、久保田さんと井上さんが、みどりのかりそめの恋を裏で操る佳奈と海を演じます。「トモダチゲームＲ４」（同系）で話題を集め、1月14日から始まる新ドラマ「ハマる男に蹴りたい女」（同系）にも出演する久保田さんと、「卒業タイムリミット」（NHK総合）や「silent」（フジテレビ系）で注目を集めた井上さんが、ラブコメ作品でどうみどりを動かしてくのでしょうか…。

ドラマを盛り上げる“プチサプライズゲスト”も!?

　初めはドッキリのつもりで臨んでいたみどりも、デートの回数を重ねるごとに、石橋の人柄に気づいていきます。次第に企画をやめたくなったみどりはその本音を伝えるも、佳奈は再生回数のために要求がエスカレートしていくことに…。「少し険悪な空気も…？」と思ってしまうかもしれませんが、その空気を和らげるちょっと驚きのゲストが、一瞬登場しますので、そこにも少し注目して見ていただきたいです。ここでは詳しく言えませんが、ドラマを盛り上げる“大事なピース”となっています。

　実家の酪農を継がなくてはならないみどりの人生をかけた大一番はどうなるのか。ラスト15分、衝撃と感動のクライマックスが待っていること、間違いありません。4人がたどり着いた結末はぜひリアルタイムでご覧ください。

あらすじ

　3人組ストリーマー「ポン・ポコ・ピー」として活動する、みどり、佳奈、海。壊滅的に面白くない彼らは、毎度動画配信の再生回数の少なさに悩んでいた。「このままでは実家の酪農を継がなくてはならない」と危機感を抱いたみどりは、「この際なんでもやる」と佳奈と海に宣言！　「今まで誰とも付き合ったことのなさそうな男にかわいい女の子をアプローチさせてみて、それをドキュメンタリー風に配信する」という企画に乗せられ、誰とも付き合ったことがない石橋に告白し、交際を開始する。「こんな人、絶対好きになるわけない」――そう思っていたみどりだったが、石橋の優しさや純粋さに触れるうちに、自分がしていることの罪悪感にさいなまれていくことになり…？