「完全に詰んだイチ子」主演・深川麻衣「壱子の強さは自己肯定感の高さ」2022/11/08

　テレビ東京ほかで放送中のドラマチューズ！「完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの」。どん底に陥った人気若手アナウンサーが、美容カリスマ社長に出会い、さまざまな困難にぶつかりながら人間として成長していく姿を描きます。

　TVガイドwebでは、先週（https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-1846136/）に引き続き主人公の有加里壱子を演じる深川麻衣さんを直撃し、ドラマの内容に絡め美容法などお伺いしました。

――思いがけず第二の人生を歩むことになった壱子ですが、深川さんなら第二の人生にどんなことをしてみたいですか？

「私は出身が静岡なので、自然がある場所がとても落ち着くんですよね。なので大好きな静岡に何か貢献ができるようなことをするとか…。動物保護にも興味があるので、自分も何か活動を手助けしたり、保護犬、保護猫をもっと知ってもらう活動などをできたらいいですね。興味があることはたくさんあるので、第二の人生といわずにどんどん実現させていけたらいいなと思っています」

――美容に関して気を付けていることはありますか？

「食事は、ドラマの撮影などが始まってしまうとロケ先でのお弁当になってしまうので、なるべく揚げ物じゃないものを選んだり、野菜ジュースを飲んだりして肌荒れにつながらないように気を付けています。MEGUMIさんからは疲労や美容に効果のある点滴や、泥パックのお薦めを教えていただきました。定期的にやっていたら確実に変わってくるよと教えていただいたので、実践したいです」

――今のご自身にキャッチコピーを付けるならどんな文言になりますか？

「キャッチコピーですか？（笑）。本作でも、壱子のキャッチコピーをみんなで考えるようなシーンが出てくるのですが、自分のこととなると難しいですね（笑）。ありがたいことに『真面目そう』という印象を持たれることが多いので、それを使うとしたら『真面目そうだけど大ざっぱ』ですかね…。こだわりが強い点に関してはとても几帳面なのですが、それ以外は“ザ・O型”というか、割と大ざっぱだったりします」

――壱子のお気に入りのセリフを教えてください。

「どのセリフもポップでありながら深いので選びがたいですが、特に裁判の最中に自分自身の今までの努力について、まくし立ててしゃべっていくところが好きですね。今って自己肯定感を高く保とうと思っても、少し難しい環境だと思うんです。でも壱子は、自分自身の努力も、積み上げてきた経験も誰よりも信じているから、どんな局面でもそこは変わらないんですよね。見ず知らずの顔も名前も知らない人々にバッシングされるのはとてもつらいことですが、壱子はそこで停滞しないでどんどん『私はこうなりたいからこうする』って目標を持って進んでいけるんです。そういった壱子の強さが見える言葉が台本の中に散りばめられていて、勇気をもらえます」

　お話を伺い、ますますドラマが楽しみになりました。深川さんが特に好きだという裁判中のセリフがいつ飛び出すのかも楽しみです。本日11月8日放送の第2話では、交際相手との不倫報道により窮地に立たされた壱子が、美容品ブランドの美人社長・不美（MEGUMI）のネットチャンネルに出演することになります。壱子はその前にどうしてもはっきりさせたいことがあり、交際相手だった奥野茂（藤森慎吾）のもとへ向かうと、そこで自分のことを陥れた人物の名前を知って…。カリスマへのスタートラインに立つ（？）壱子を、ぜひご覧ください！

【プロフィール】

深川麻衣（ふかがわまい）
1991年3月29日生まれ。静岡県出身。2011年から乃木坂46の1期生として活動をスタートし、16年にグループを卒業。18年に初主演映画「パンとバスと2度目のハツコイ」で第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。主な出演作は、映画「愛がなんだ」（19年）、「僕と彼女とラリーと」（21年）。ドラマではNHK連続ドラマ小説「まんぷく」、NHK大河ドラマ「青天を衝け」、「日本ボロ宿紀行」（テレビ東京）、「特捜9 Season5」（テレビ朝日系）、「サワコ〜それは、果てなき復讐」（BS-TBS）ほかに出演。