「探偵・由利麟太郎」最終章突入! 鈴木一真「怪しい人が多すぎる怪奇な謎に引き込まれてください」2020/07/05
現在放送中の「探偵・由利麟太郎」(フジテレビ系=関西テレビ制作)。洞察力に非常に長けた元警視庁捜査一課長で、犯罪心理学者、探偵としても活躍する由利麟太郎(吉川晃司)と、ミステリー作家志望で由利のことを崇拝し、助手も務める青年・三津木俊助(志尊淳)が協力しながら、数々の不可解な事件を解決していくドラマです。
7月5日放送・第4話からは、遂に最終章に突入。オペラ界のスターでソプラノ歌手の原さくら(高岡早紀)が何者かによって殺害され、楽団員のコントラバスのケースの中で、バラの花びらに囲まれて発見されるという事件が発生。偶然オペラを見に来ていた由利が捜査を開始。そんな中、楽団のメンバーの中で亡くなったはずのさくらの亡霊を見たという話が多数持ち上がって…。誰もが怪しく、犯人であってもおかしくない状況の中で、冷静沈着な由利が導き出す答えは…? というような内容になっております。
この回、ドラマでは「マーダー・バタフライ」と名前を変えましたが、原作の中で最も人気があるという「蝶々殺人事件」が基になっており、最終章にふさわしく、高岡さん、大鶴義丹さん、鈴木一真さんらがゲストで登場。ラストに向けて豪華メンバーが盛り上げます。そんな中、さくらにほれ込むマネジャー・土屋恭蔵役で、テレビドラマに出演するのは2年振りとなる鈴木さんが、最終回に向けての見どころを語りました!
――ドラマの企画を聞いた時の印象を教えてください。
「まず、企画の冒頭にあった“吉川晃司さんの地上波連ドラ・初主演ドラマ”というのに、ものすごく興奮したのを覚えています。お会いするのは、初めてです」
――高岡さん演じるさくらにほれ込むマネジャー・土屋を演じてみて、いかがですか?
「最初は、横溝正史作ということで、重いキャラクター作りをイメージしていました。ただ、監督が、僕の長めの髪の毛を切らずにそのままでいきたい、って言ってくださったのが印象的でしたね。そういうイメージなんだなと。あとは、一緒に出演するゲストの方が、大鶴義丹さんとか、板尾創路さんとか、ものすごくアクの強い方たちが並んでいたので(笑)、油断できないなと。演技プランはたくさん考えましたね」
――作品の世界観についての感想をお願いします。
「吉川さんのたたずまい、あとロングコートなど吉川さんの衣装がとにかくかっこいい。吉川さんの存在で、すべてが成立しているいい作品になりそうだなと感じました。横溝正史ファンは、見てくださるといいなと思いますし、プラス、かっこいい吉川さんの新しい世界を感じられると思います」
――撮影現場での様子を教えてください。
「僕は、吉川さんに憧れて育った男なので、ものすごく緊張していましたが、ものすごい笑顔でごあいさつしてくださって、その優しさに感動しましたね。田辺誠一さんとは、『メンズノンノ』のモデル時代から30年くらいお付き合いがあって、お仕事も何度もご一緒させていただいていたので、すごく安心する仲間であり、またご一緒できてうれしかったですね。志尊さんや吉谷(彩子)さんら、若い出演者の方もすごく演技がうまく、素晴らしい方々に囲まれているなと思います」
――第4・5話の見どころ、そして注目してほしいポイントをお願いします。
「もちろん吉川さんですけれども、土屋にもぜひ注目してください(笑)。怪しい役柄ではありますが、怪しい人が多すぎるので、ぜひ怪奇な謎に引き込まれてください!」
もはや登場人物全員が怪しい事件に、由利たちはどのように立ち向かうのか!? 2話にわたる、普段よりも濃密な物語は必見です! お見逃しなく!!
【番組情報】
「探偵・由利麟太郎」
フジテレビ系
火曜 午後9:00~9:54
フジテレビ担当 H・A
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