髙橋大輔がスカイコート主催のトークショーに登場！「いつかお酒を飲みながら楽しめるディナーアイスショーをやってみたいです」2022/09/02

　昨シーズンは「四大陸選手権2022」で銀メダルに輝くなど、アイスダンサーとして進化した髙橋大輔選手が、8月29日にサポートを受けるスカイコート株式会社主催の「D-color スペシャルイベント」に笑顔で登場。前日までアイスショー「フレンズオンアイス2022」に出演していた髙橋選手は、「結構ハードなアイスショーだったので、げっそり痩せてしまって…（練習拠点のフロリダに）帰ったらコーチに怒られるな（苦笑）」と近況を語り、和やかにトークショーがスタート。司会を務めたフリーアナウンサーの青木源太さんと共に、将来の生活デザインから今後の人生設計まで、自身の考えを語ってくれました。

　「D-color」とは、スカイコート株式会社の50周年を記念し、髙橋選手がトータルコーディネーターを務めるプロジェクト。これまで髙橋選手は、新築マンションを1棟丸ごとプロデュースしたり、マンションの1部屋をフルリノベーションしたりとさまざまな企画に携わってきました。

　プロジェクトを振り返りながら、不動産投資などの将来設計にも話が及ぶと、「36歳になったのですが、体が資本でいつ何があるか分からないので、今後のことも考え始めました」と未来にも思いをはせた髙橋選手。住まいとしては「本当は都会が好き。繁華街の近くに住みたいです。静かな住宅街じゃなく、どこかに人の気配を感じて暮らしたいですね。でも（フロリダでは）車で20分で海まで行けるので、海の近くに自分の家を買って、DIYしながら住むのも憧れます」と夢を語ってくれました。

　住まいへのこだわりが強い髙橋選手は、試合の遠征で使用する外国のホテルでも内装を模様替えするとか。「大会では約1週間くらい（開催地に）いるんですが、ベッドの位置を変えたり、ソファーの位置をずらしたり、快適な部屋にしたいので模様替えします。試合では休むことも大事。部屋が快適じゃないと気持ちも休まらないんです」とコメント。リラックスできるお部屋は、良いパフォーマンスをするために欠かせないものなのです。

　そんな髙橋選手は、自宅でどんな時間が心地いいと感じるのかを聞かれると、「ゆっくりする時はリビングのソファから動かないですね（笑）。家の中はものが多いです。ミニマリストにも憧れていたけれど、奇麗すぎるとホテルみたいでちょっと落ち着かないので、よく分からない雑貨を買って置いたりします（笑）」と明かしました。

　また、イベントではファンの皆さんからの質問にも答えてくれました。

――人生のターニングポイントで、迷いがあった時はどのように選んでいますか？

「（誰かに）相談はしないです。相談している時はもう（自分で）決めていませんか？　後押しが欲しいだけで。決める時は“どちらが楽しそうなのか、失敗してもいい経験になる”と思える方を選んでいます」

――5年後、10年後にどうなっていたいですか？

「（スケートを）滑ってはいたい、パフォーマンスはしていたいなと思います。エンターテインメントに関わっていたいし、育成にも興味がないこともないです。選手に限らず、スケーターのパフォーマーの育成とか、競技じゃない方向性でも輝けたらいいですね」

――自分がプロデュースするアイスショーの展望はありますか？

「できることならディナーショーとかやってみたいですね。お酒を飲みながら演目を楽しめるショー。それを定期的にやって、（興味を持った人が）『今日ちょっと行かない？』っていうくらい、身近なショーをやってみたいです」

――衣装のデザインを手掛ける予定はないですか？

「デザインのセンスはないですね…（苦笑）。生地を見て、“これを使いたい”とかは言えるけど…。デザインをしてもらって、それをピックアップするのは好きですね」

　質問コーナーの後には、髙橋選手がデザインした新商品の発表も。今回はカラフルなスツールをお披露目。フロリダのポップなカラーに感化されたという、キュートなデザインです。詳細はスカイコート株式会社の公式サイト（https://www.skyc.jp/）をチェックしてください！

　トークショーの最後に、今シーズンの意気込みを語った髙橋選手。「『全日本選手権で優勝すること』を一番に目指してやっていきたいなと思っています。アイスダンサーとしては、昨シーズンは『進化』でしたけど、今シーズンは『深化』を目指してやっていきたい、余裕のあるアイスダンスをやっていきたいなと思います。（これから）試合が始まりますが、全力で頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と締めくくりました。パートナーである村元哉中選手と共に、髙橋選手のさらなる活躍を期待しましょう！