【ネタバレあり】「トモダチゲームR4」ノベルと友一がついに対面、そして〇〇が運営側へ…2022/08/22
テレビ朝日系で毎週土曜午後11:00から放送中のドラマ「トモダチゲームR4」。「友情さえあればとても簡単にクリアできる」はずのゲームに突然参加を強いられた高校生たちが、友情とお金を天秤にかけられ、うそや裏切りが重なり互いに疑心が生まれる様子と、手に汗握る究極の心理戦を繰り広げていく姿を描いた考察ドラマだ。
現在開催中の「テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER STATION」公式応援サポーターを務めるジャニーズJr.の2組・美 少年&HiHi Jetsが、“アイドルの笑顔”を封印してどす黒い裏切り合戦を繰り広げていることでも話題を集めているが、先日放送された第5話では衝撃の新章開幕となった。新ゲーム「大人のトモダチゲーム」の開幕、仲間の寝返り、宿敵との再会…後半戦に向け、それぞれが動き始めた第5話を振り返る。
第5話 振り返り
第3ゲーム「友情かくれんぼ」を辛くもクリアした片切友一(浮所飛貴)と美笠天智(佐藤龍我)は一時的にゲームから解放されるが、元の日常でも“大きな変化”が訪れていた。修学旅行費を盗んだ疑いで四部誠(井上瑞稀)と沢良宜志法(久保田紗友)の2人への誹謗中傷が激化、それに加え四部の父親の逮捕、四部と志法の失踪――四部と志法とともに先にゲームから解放された心木ゆとり(横田真悠)からその事実を伝えられた2人は、今後のことをあらためて考えることに。
そんな中、友一はクロキサトル(深水元基)によって模倣された「弱い者勝ちゲーム」に巻き込まれてしまう。「トモダチゲーム」運営の水瀬マリア(片山友希)によって救出されるも、重傷を負った友一、そこへ同じ運営側の火室ノベル(菊池風磨)が姿を現す。
満身創痍(そうい)の友一の元に現れたノベルは、早々に自ら「まさか兄弟がこんな形で再会するとはな」と衝撃的な一言をぶつける。慌てる友一だったが、続けてノベルは「四部の身柄を運営側で拘束している」と伝え、保釈金1億円を払えば解放すること、その金額を準備するのに最適な「大人のトモダチゲーム」への参加を勧めたのだった。
PR映像でも話題を集めたシーンだっただけに、SNS上でも「ノベル様かっこよすぎ」「友一とノベル初顔合わせ、直接対決!?」「兄弟で何があったの?」と、大きな反響が寄せられた。ノベルがここまで友一に恨みを持つのはなぜなのか、ノベル×友一×友一の父・斯波大善(神保悟志)に何があったのか。ノベルが口にした友一の“人を陥れる才能“というのが今後も大きな鍵を握りそうだ。
ハイリスク・ハイリターンな新しいゲームへの勧誘に戸惑いを見せるも、「トモダチゲーム」をぶっつぶすと心に決意していた友一は、天智、ゆとりとともにゲーム会場へ。そんな友一たちを、ノベル、マリア、如月ハル(内藤理沙)、そして、四部とともに行方をくらませていた志法がモニター越しに見つめていた。
正義の権化とまで言われていたにもかかわらず、「だまされる側にいるくらいならだます側になりたい」と言葉にする志法の思惑とは…。そして、「トモダチゲーム」の主宰者であることを自ら打ち明けたノベルとはどんな連携を見せていくのか。
一方で、ノベルや志法が見守る中で友一らにも衝撃の出来事が訪れる。友一とともに「大人のトモダチゲーム」に参加するメンバーには、紫宮京(藤井直樹)、門倉十蔵(岩﨑大昇)、鬼瓦百太郎(猪狩蒼弥)、柱谷千聖(金指一世)、丹羽万里(那須雄登)らKグループのメンバーに加え、クロキ、四部の家で家政婦を務めていた宮部紗央莉(皆本麻帆)、そしてゲーム運営側の布袋昭稔(杉本哲太)らがいたのだ。
紫宮やクロキが友一へ因縁をつけるなど、それぞれの思いが交錯する中、ついに新ゲーム「友情の檻ゲーム」がスタート。参加者16人が全員で協力し、ドミノ16万個を並べ終えればクリアできる“簡単”なゲーム…かと思われたが、友一や天智はこのまま事が進むわけがないと警戒心を強くする。そして、その不安は最悪な形で訪れる。
迎えた2日目の朝、1日目に並べたドミノがすべて倒された光景が目の前に広がっていたのだ。誰がドミノをめちゃくちゃにしたのか、全員が疑心暗鬼になる中、友一の脳裏には“もう一つの不安”がよぎる。ゲームのルールには、毎晩参加者全員で無記名投票を行い、ゲームから追放する人を決められるというものがあった。そして、全員が疑心暗鬼の中で追放される可能性が高いのは、Kグループのメンバーやクロキから恨まれている友一だと、自覚していたのだ。
誰がドミノを倒したのか、この危機的状況を友一はどう打開するのか、そして「大人のトモダチゲーム」クリアの先には何が待っているのか。大どんでん返しの結末になることは間違いないだろう。
後半戦を前に、ドラマを一気見して振り返ろう!
いよいよ後半戦に入っていく「トモダチゲームR4」。熾烈(しれつ)を極めるゲームに翻弄(ほんろう)される友一たち、運営に回った志法、友一をつぶしにかかるノベル、そしてドラマが結末に向かってどう進んでいくか気になるばかりだ。TVer、テレ朝動画、GYAO!では、8月27日午後11:00までの期間限定で本作の全話無料配信が実施中。この機会にドラマを振り返っていきたいところだが、これまで欠かさず見てきた人、これから一気にドラマを見ていこうと思っている人、それぞれにあらためて本作の注目ポイントを伝えていきたい。
原作は「別冊少年マガジン」で連載中の大人気コミック「トモダチゲーム」。累計440万部突破しており、これまでにも実写・アニメ化されてきた作品だが、展開が早い上に、本作ならではのオリジナル要素がふんだんに散りばめられ、原作ファンもそうでない視聴者も楽しめるドラマになっている。また、裏切り者の発覚や裏でゲームを操る存在の判明など、各回にどんでん返しが用意されており、次が気になって仕方がないかつ、一度見た後も見返したくなってしまう中毒性を備えた“新・考察系ドラマ”がこの「トモダチゲームR4」だ。
ジャニーズJr.の2組が出演しているということもあって、「夏のジャニーズJr.のキラキラドラマでしょ…」と思っている視聴者もいるのではないだろうか。しかし、侮ってはいけない。歌番組やバラエティーで見せるようなキラキラ笑顔は一切なし、その笑顔とは対極にある恐ろしい表情で、壮絶なドロドロの裏切り合いが毎話繰り広げられている。借金返済を賭ける内容ということもあって、「友情とは何か」「お金とは何のためにあるのか」を考えさせる人間ドラマとなっている。
そんな奥深いドラマを盛り上げる美 少年、HiHi Jetsのメンバーの演技にもやはり注目していきたいところだ。普段は元気なムードメーカーキャラである美 少年・浮所飛貴さんは持ち前の笑顔を封印。これまで数多くの映像作品で爽やかな笑顔を見せてきたが、今回はニヒルな悪魔のような表情でメインキャラクターの片切友一を演じている。第5話でも、偽のゲームに巻き込んだクロキに迫る表情、ゲームに体を張って耐える姿はこれまでにないものだっただろう。
秀才・美笠天智を演じるのは同じく美 少年の佐藤龍我さん。「裸の少年」(同局)などバラエティーで見せるちょっとおバカなキャラクターとは真逆のクールで賢い役を演じており、同一人物だと気づかない視聴者もいるくらい。お調子者の四部誠を演じるHiHi Jets・井上瑞稀さんも、謎のゲームに突然巻き込まれ、仲間にまで翻弄されるさまを見事に演じ、ギャップを作り出している。
最強の敵として第3話から登場したKグループの面々もキャラが濃い。年下キャラ、頼りがいのあるキャプテン、気は短いが力持ち、チャラ男、格言好きといった癖の強いキャラクターを美 少年とHiHi Jetsのメンバーが巧みに演じている。
そんなメンバーたちも、この作品に臨むにあたってそれぞれの思いや役作りのこだわりもあるそう。その全貌は、TELASAで配信中のオリジナルコンテンツ「トモダチゲームR4リアル」で見ることができる。全話無料配信に合わせて、こちらの映像もチェックし、ドラマの後半戦に備えたいところだ。
【番組情報】
「トモダチゲームR4」
テレビ朝日系
土曜 午後11:00~深夜0:00
テレビ朝日担当 S・H
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