「ユニコーンに乗って」で姉妹役！武山瑠香、永野芽郁からのアドバイスに「言葉一つ一つがとても胸に響きました」2022/08/23

　TBS系で放送中の永野芽郁さんが主演を務める火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」。本作は「好きな人がいること」（2016年）、「グッド・ドクター」（18年）、「ラジエーションハウス～放射線科の診断レポート～」（19、21年）、「ナイト・ドクター」（21年）などの脚本を手掛けてきた大北はるかさんの完全オリジナルストーリー。

　永野さん演じる成川佐奈は、貧しい家庭に育ち、満足な教育環境に身を置けず、学校になじめなかった過去をバネに高卒から独学で勉強し、教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」を創設させた雑草魂を持つ若き女性CEO。そんな佐奈のもとに、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさん会社員・小鳥智志（西島秀俊）が部下として転職してきたことで、仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く大人の青春物語です。　

　TVガイドwebでは、佐奈の9歳下の妹で天真らんまんな高校生・成川依里を演じている武山瑠香さんにインタビュー。ドラマの見どころはもちろん、永野さんから受けたアドバイスやお気に入りのシーンなどについてお伺いしました。

――最初にオファーを受けた時の感想を教えてください。

「本当に私ですか!?　間違えていないですか？って思うぐらい信じられなかったですし、うれしかったです。やっと撮影2日目ぐらいから徐々に実感が湧いてきましたが、クランクインの日は緊張しすぎて、正直あまり覚えていないです…（笑）。でも、今では芽郁ちゃんはじめ、ほかの共演者の方々ともいろんなお話をさせていただいて、徐々に緊張もほぐれて慣れてきました。毎日楽しいです！」

――共演シーンが多い永野さんとのお芝居はいかがですか？

「最初はすごく緊張しました。緊張していたら、『緊張しなくてもいいんだよ』って言っていただき、いろんなお話をしてくださったり、相談に乗ってくださったり、アドバイスしてくださったりと、とても優しいお姉ちゃんって感じです。でも、やっぱり素晴らしい女優さんだなと思います。さっきまで楽しくお話しをしていたのに、カメラが回った瞬間、一瞬で佐奈になるので、役に入る切り替えがすごいなと思いました」

――ちなみに、どんなアドバイスを受けられたんですか？

「演技の面では、セリフを言う時の“間”の取り方などを教えていただきました。『思っているよりも、もう少し長めに間を取った方がいいよ』とか、細かいところまでアドバイスしていただき本当にありがたいです。あと、演技以外の面では、『やりたいって思ったことは全部やった方がいいよ』って言ってくださって。例えば、オーディションをたくさん受けるとか、待っているだけじゃなくて、自分からオーディション受けたいですってことをマネジャーさんに言ってみるとか、『自分から行動していくことが大切だと思うよ』って。芽郁ちゃんの言葉一つ一つがとても胸に響きましたし、これからもっと頑張ろうって思いました」

――永野さんはじめ、豪華なメンバーと共演されていて刺激になっていることはありますか？

「素晴らしい俳優さんたちのお芝居を間近で見られることです。細かな動きとか表情まで考えて演技されていて、私はそこまで考えながらお芝居をしていなかったので、毎回勉強させていただいています。また、以前別の現場で、『相手のお芝居を受けて、その受けた感情でお芝居をすることが大切だよ』って言われたことがあって、その時は正直あまり意味がよく分かっていなかったんですが、このドラマでいろんな方々とお芝居をさせていただいたり、間近で見させていただいたりする中で、あの時に言われていた意味が理解できた気がします」

――昨年放送のよるおびドラマ「この初恋はフィクションです」（同局）で共演された坂東龍汰さんと久しぶりにお会いされていかがでしたか？

「坂東さんと久しぶりにお会いして、また一緒だね、頑張ろうねみたいなお話を少しだけさせていただいて、安心感みたいなのがありました。坂東さんが演じる森本海斗は、『この初恋はフィクションです』の時と真逆な役なんですけど、いろんな設定のキャラクターを演じられている坂東さんは、やっぱりすごいなと」

――これまでの撮影を振り返って、お気に入りのシーンはありますか？

「第5話の冒頭のシーンなんですけど、佐奈が小鳥さんのためにどの靴を買おうかなって迷っている時、依里が佐奈のタブレットを奪い取って購入ボタンを押してしまい、『何すんの！』（佐奈）、『迷うぐらいならあげなって』（依里）という会話をしているところがお気に入りです。このシーンは、ほぼアドリブで会話しているんですが、本当の姉妹のような感じで楽しかったです。この撮影風景のメーキングが配信されていると思うので、ぜひ見てください！」