青山テルマ、「ユニコーンに乗って」で連ドラ初出演!「第1話は1人で見るのが不安過ぎて、私の家で芽郁ちゃんと一緒に見ました」2022/08/02
TBS系で放送中の永野芽郁さんが主演を務める火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」。本作は「好きな人がいること」(2016年)、「グッド・ドクター」(18年)、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(19、21年)、「ナイト・ドクター」(21年)などの脚本を手掛けてきた大北はるかさんの完全オリジナルストーリー。
永野さん演じる成川佐奈は、貧しい家庭に育ち、満足な教育環境に身を置けず、学校になじめなかった過去をバネに高卒から独学で勉強し、教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」を創設させた雑草魂を持つ若き女性CEO。そんな佐奈のもとに、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさん会社員・小鳥智志(西島秀俊)が部下として転職してきたことで、仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く大人の青春物語です。
TVガイドwebでは、「ドリームポニー」のメンバーでプログラマー・夏井恵実を演じている青山テルマさんに、初めて連続ドラマにレギュラー出演された感想や共演者の印象、印象的なシーンなどについてお伺いしました。
――撮影、お疲れさまです。今回初めて連続ドラマにレギュラー出演してみていかがですか?
「やはり初めて連続ドラマにレギュラー出演するということで、もちろん、オファーが来た瞬間から緊張していましたが、今は皆さんの足を引っ張らないように日々反省を繰り返しながら頑張っていますし、すごく楽しんでいます。この業界で15年お仕事している中で、初めて経験させていただける機会というのはなかなかないことだと思うので、とても怖いですし、緊張しますし、未知の世界ではありますが、いろんなことに飛び込み、一つ一つのことに楽しみを生み出すことが好きなので、その気持ちを大事にしながら日々撮影に臨んでいます。また、普段はソロ活動をしているのですが、今回はどこかのグループに入った感覚で、こんなにたくさんの人と同じ方向を向いて作品を作るというのが初めてなので、とても良い刺激になっています。とにかく、このドラマに参加させていただけていることに感謝です!」
――初めての現場で新たに知ったことや発見したことはありますか?
「正直、まだまだ知らないことがたくさんあるのですが、特に印象深かった出来事があって。普段アーティスト活動をしている中で差し入れをしていただいたりすると、おのおのの楽屋にスタッフさんが来て『○○さんからの差し入れです』と言われるんですが、ドラマの現場はなんとアナウンスが入るんです。カットがかかった後、スタッフさんが『皆さん、聞いてください! ○○さんからクリームパンの差し入れがありました!』と。その後に『イエーイ!』とか『フー』とかスタッフさんのコールみたいなのが始まっちゃって、クラブにいるみたいな気分になれるぐらい盛り上がっているんです。なので、私もそのアナウンスが聞きたくて、差し入れをしています(笑)。あと、業界用語もたくさんあるのでついていくのに精いっぱいですが、キャストさんやスタッフさんが丁寧に教えてくださるので、本当にありがたいです」
――本当に楽しい現場なんですね! 今回、演じられている恵実に共感する部分はありますか?
「共感するというよりかは、恵実は天真らんまんで前向きな人なので、演じていてすごく元気をもらうことが多いです。恵実を演じていると、何でも前向きに物事を考えられている自分がいるので」
――確かに、恵実に元気をもらっている視聴者も多いと思います。次に共演者の印象をお伺いできればと思います。まずは永野さんの印象を教えてください。
「芽郁ちゃんは、本当にかわいいし、毎朝『おはよう』って言われるだけで幸せな気分になれるんです。あと、本当に芽郁ちゃんの演技には毎日感動していて、とても人間味あるお芝居で、相手のセリフや雰囲気を察知して佐奈を演じられているのがすごいなと。実は第1話を私の家で一緒に見たんですけど、1人で見るのが不安過ぎて、現場で『始まるね』『緊張するね』って芽郁ちゃんに言っていたら、『一緒に見る?』って言ってくれて、もうありがたかったです」
――次に西島さんはいかがですか?
「本当にいい人で、とても尊敬しています。最初はすごく緊張するのかなと思っていたんですが、今では西島さんがいらっしゃると安心しますし、みんなを包み込むような大きな愛を持っている方なので、どこか小鳥さんと似ている部分があると思います」
――杉野遥亮さんはいかがですか?
「杉野さんは、自分の世界を大事にしている方なのかなという印象です。演じられている時に、自分が理解した上で進められている方なので、すごくストイックです。また、杉野さんは私のようなテンションが高い人に関わることがあまりないと記者会見の時におっしゃっていたので、最初は免疫がなかったとは思うのですが、最近はお互いの共通の趣味の話をしています。なので、今は私に対して少し免疫が付いてきたのかなと(笑)」
――そして、ドラマの中で一番共演シーンが多い坂東龍汰さんや前原滉さんはいかがですか?
「坂東くんは、すごくお話をしてくださる方で、一番演じられているキャラクターと真逆な人という、そのギャップがなんか面白いです。前原くんとは現場で一緒にいることが多くて、私のアドブリが暴走してしまってもカバーしてもらって、いつも助けていただいています」
――すてきな方々に恵まれていらっしゃるんだなというのが伝わります。ちなみに、これまでの撮影を振り返り、印象的なシーンはありますか?
「個人的に印象的だったのは、第2話で小鳥さんが『アプリを体験できるイベントの施設が決まりました』というセリフを言った後に、恵実が喜ぶシーンがあるんですけど、私がアドブリを入れすぎて、逆に監督のカットがなかなかかからなかったことですかね。小鳥さんがセリフを言った後に、台本では恵実が『ことりん、すごいじゃん!』って言い終わるはずだったんですけど、お祝い事だと思って、アドリブで『ことりん、すごいじゃん! 今日もう赤飯じゃん!』と叫んだんです。それでカットがかかるかなと思っていたら、なかなかカットがかからず…。監督から撮影前に『カットがかかるまでは演じ続けてください』『セリフを言い間違えても言い直したりしてくださいと』と言われていたので、このまま何かをし続けないといけないと思い、とりあえずボイパやってみたり、踊ってみたりして…。そして、カットがかかった瞬間、もう全員大爆笑(笑)。ちなみに、そのボイパや踊ったところは、本編に入っていませんでしたが、メーキングとかで見られるんじゃないかなと。後日、脚本家の大北さんが、そのシーンを予告で見ていたようで、『こんなシーンありましたっけ?』って言われたんですが、大北さんもそのシーンを見た時に爆笑されたようで、安心しました」
――貴重なお話をありがとうございました! 最後に第5話の見どころを含め、視聴者の方へ向けてメッセージをお願いします。
「第4話の終わりで、恵実がアプリの開発費としてビジネスコンテストに出場しようという提案をしました。そして、第5話ではそのビジネスコンテストへ向けてドリームポニーのみんなが動き始め、いろんなトラブルに巻き込まれながらも、みんなで乗り越えていく過程に注目していただきたいのと、プラスでキュンキュンしていただけるシーンもあると思うので、最後まで楽しんで見ていただけたらうれしいです」
――ありがとうございました!
【番組情報】
火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」
TBS系
火曜 午後10:00~10:57
TBS担当 M・M
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