「ユニコーンに乗って」前原滉が謝罪!? 「第3話で酔った功とキスしたのが僕でごめんなさい」2022/07/26

　TBS系で放送中の永野芽郁さんが主演を務める火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」。本作は「好きな人がいること」（2016年）、「グッド・ドクター」（18年）、「ラジエーションハウス～放射線科の診断レポート～」（19、21年）、「ナイト・ドクター」（21年）などの脚本を手掛けてきた大北はるかさんの完全オリジナルストーリー。

　永野さん演じる成川佐奈は、貧しい家庭に育ち、満足な教育環境に身を置けず、学校になじめなかった過去をバネに高卒から独学で勉強し、教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」を創設させた雑草魂を持つ若き女性CEO。そんな佐奈のもとに、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさん会社員・小鳥智志（西島秀俊）が部下として転職してきたことで、仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く大人の青春物語です。　

　TVガイドwebでは、「ドリームポニー」の創業メンバーで、杉野遥亮さん演じる須崎功と同じ大学の同級生・栗木次郎を演じる前原滉さんに、共演者の印象や役について、第4話の見どころなどをお伺いしました。

――撮影開始から1カ月半ぐらいたったかと思うのですが、栗木の印象は変わりましたか？

「変わってきたと思います。最初は奔放な人なのかなと思っていたんですが、結構周りを見て動いている人だなと。栗木は、今までエンジニアとしてドリームポニーを支えてきましたが、森本海斗（坂東龍汰）が入ってきたことで、エンジニアとして見てみると、栗木の方が技術的には劣っている。ってなった時に、エンジニアの部分だけじゃない栗木がしていることって何だろう、栗木しかできないことって何だろうっていうことをすごく考えたりしています。また、栗木というキャラクターを作っていく中で、夏井恵実役の（青山）テルマさんにすごく助けていただいていて、テンション高めの恵実がいるなら、栗木はこういう感じでいこうかなとか考えながら、自分で感じたものも取り入れつつ、栗木という人物を演じています」

――栗木に共感する部分や似ているところはありますか？

「あると思います。今日は元気ないのかな、テンション低いのかなって思う人を見かけると話しかけてみたり、逆に今は話しかけない方がいいのかなって思ったりしながら、人と関わっている気がします。そこは栗木と似ている部分なのかなと」

――今回、初共演の永野さんとお芝居をされていかがですか？

「芽郁ちゃんの演技はすごいです。以前、西島さんもおっしゃっていましたが、本番前、普通にお話しされていたのに、本番が始まると、一気にギアを入れて役に入り込んでいる姿は、やっぱり見ていてすごいなと感じます。学ぼうと思って身に付けられることでもないと思いますし、いろんなことを経験されてきたからこそできることなんだろうなと。芽郁ちゃんは、本当に格好よさとかわいさを兼ね備えた女優さんだなと思います」

――また、西島さんと杉野さんとお芝居をされていかがですか？

「西島さんは、本当に素晴らしい役者さんだなと思います。人当たりがとてもすてきで、お芝居の相談などいろいろと聞いてくださって、西島さんのような役者さんなりたいなと思えるすてきな方です。ちなみに、僕は西島さんのことを『団長』と呼ばせていただいています（笑）。遥ちゃんは、今回2回目の共演なんですけど、とても純粋で、心がきれいで、自分にうそがない気持ちのいい男だなと。それは、一緒にお芝居をしていても感じますし、1人の人間として、俳優として、自分の進むべき道みたいなのものをずっと探しながら生きている感じがうらやましく思えます」

――先ほどお話にも出ました青山さん、そして初共演の坂東さんとはいかがですか？

「テルマさんは、先ほどもお話させていただきましたが、本当にいろんな面で助けていただいています。本来なら、初めての連続ドラマなので、きっと僕がサポートしないといけない部分がたくさんあると思うんですが、テルマさんの明るさや面白さ、そして真面目なところ全部が魅力の塊になっていて、関わった方はみんな好きになると思います。坂東くんは、すごく陽気で、遥ちゃんとはまた違ったピュアさがあります。また、人懐っこくて、懐に入るのがうまいんです。そして、とにかくかわいい！」

――デビュー作の「奇跡の教室」（14年／日本テレビ系）以来、数々のドラマや映画などに出演されてきたかと思うのですが、前原さんが役者として大切にされていることがあれば教えてください。

「とにかく楽しむってことですかね。あと、“俳優”ということが特別なんだって思わないようにしています。1人の俳優である以前に、1人の男として、1人の人間として常に大事なことは忘れないようにしたいと思っています」

――貴重なお話をありがとうございます！　最後に第4話の見どころも含め、視聴者の方へ向けてメッセージをお願いします。

「まずは、第3話で酔った功とキスしたのが僕でごめんなさいというのをお伝えします。佐奈でもなく、小鳥さんでもなく、僕でごめんなさい（笑）。今夜放送の第4話は、小鳥さんの魅力が詰まった回になっていると思います。小鳥さんのアイデアでどう会社が動き始めていくのか、会社にどんな影響を与えてくれているのか、とにかく小鳥さんから目を離さないで見ていただけたらうれしいです」

――ありがとうございました！