中島裕翔が見せる冷たい瞳とダークな表情が物語のスパイスに――「純愛ディソナンス」第1話2022/07/14
原作のない、完全オリジナルで描かれるドラマ「純愛ディソナンス」(フジテレビ系)。
主演を務めるのは、Hey! Say! JUMPの中島裕翔。中島は、これまでの爽やかなイメージを一変させるような、ダークで、打算的で、闇を抱える音楽教師・新田正樹を演じ、吉川愛扮(ふん)する女子高校生・和泉冴との越えてはいけない禁断の関係を体当たりで表現していく。高校が舞台の第一部と、その5年後を描く二つの時系列を舞台に、純愛から生み出されるドロドロな展開が見どころとなっている。
7月14日放送・第1話を前に、本作の筆者的注目ポイントを紹介! 正樹と冴だけでなく全キャラクターと言ってもいいほど、出てくるキャラクターが濃すぎる…! ということで、まずは注目キャラクターを。
正樹と同じ学校で働く教師2人は、正反対のキャラクター?
ドラマや映画にとどまらず、数々の作品に出演し続けている眞島秀和が演じるのは、柔和な表情を見せる社会科教師・加賀美理。正樹が副担任を務め冴も在籍するクラスの担任教師で、赴任してきたばかりの正樹にも優しく接するのだが、何やらとんでもない秘密を抱えているらしい…。優しい表情だけを見せてくるかと思いきや、彼も正樹らをドロドロの展開に持っていくダークな一面を持つキャストの1人なのかも…?
そして、比嘉愛未が演じる碓井愛菜美は、正樹が赴任する学校の国語教師。暗めの服装に暗めの表情…自ら学校の人間を避けているような態度も見せる愛菜美。比嘉がこれまで演じてきたことがないような役柄で、目に光がないような演技や、さまざまな思いが交差する中で生きていくさまを体当たりで演じる姿に注目してほしい。
続いての筆者的ポイントは、ドラマには欠かせない主題歌!
禁断の恋に切ないメロディーを乗せる主題歌「Fate or Destiny」
本作の主題歌を担当するのは、中島が所属するHey! Say! JUMP。不確実な愛を奏でる2人の物語を歌った楽曲で、切ないメロディーが印象的。ただ切ないだけではなく、奇麗な旋律に乗るHey! Say! JUMPの歌声も聞きほれるほどすてきだ。タブーな関係を描く本作らしい歌詞と、結ばれない関係に葛藤する思いを乗せたメロディー、そして、ダークな役を演じる中島が、曲中では柔らかい声で歌い上げるところも注目ポイントの一つ。「Fate or Destiny」がどんな場面で流れてくるのか、本日放送の第1話をチェックしてみて!
第1話(7月14日放送)あらすじ
正樹は、両親共に教育関係者という規律正しい家庭に生まれた。優秀だった兄・幸助と常に比較され続け、強いコンプレックスを抱いていた正樹は、幸助が事故で他界してからも、どうすれば周囲から良く思われるかを考えながら生きてきた。そんな折、正樹のもとへ、卒業した音大の先輩で、幸助の恋人でもあった小坂由希乃(筧美和子)から連絡が入る。私立桐谷高校で音楽教師をしていた由希乃は、もうすぐ学校を辞めるので正樹に後任を頼みたいという。
申し出を引き受けることとなった正樹は着任前日、桐谷高校を訪れて教頭の影山勉(手塚とおる)に会った後、音楽室に立ち寄ってピアノを弾き始める。すると、ピアノの下に隠れていた2年3組の生徒・冴と目が合った。冴は、同級生の朝比慎太郎(髙橋優斗)らと学校に忍び込み、あるものを探していた。だが、影山に見つかってしまい、音楽室に逃げ込んでいたのだ。
明くる朝、2年3組担任の社会科教師・加賀美は、着任前夜に騒動に巻き込まれた正樹に「新任早々災難でしたね」と声をかけると、由希乃のデスクを使うよう指示し、隣席の国語教師・愛菜美に由希乃の私物の片づけを頼む。実は由希乃は、「一身上の都合」とだけ書いた辞職願のメールを学校に送り、それ以降、連絡が取れなくなっていた。由希乃の件は生徒たちの間でもうわさになっていて……。
【番組情報】
「純愛ディソナンス」
7月14日スタート
フジテレビ系
木曜 午後10:00~10:54 ※7月14日は午後10:00~午後11:09
フジテレビ担当/Y・O
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