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【WATCH的イケメン図鑑】Vol.9  ダン・スティーヴンス2019/07/23

爽やか弁護士から最強の能力者もこなすステキなイケメン

【WATCH的イケメン図鑑】Vol.9  ダン・スティーヴンス

 今年9月を皮切りに、世界中で公開される(日本は…?)映画版も話題の「ダウントン・アビー」。おなじみのキャストが多数登場する映画版も気になる中、皆さん、あのステキな青年弁護士のことは覚えていますか? 世のため人のために尽くす熱血弁護士だった日々から一変、血筋の関係で伯爵家の後継者となったマシュー。おかげで、貴族のすったもんだに巻き込まれていくマシュー。そんな中でも伯爵家のお嬢さまとちゃっかり恋に落ち、真実の愛に目覚めていくマシュー。英国紳士な顔立ちとアイスブルーの瞳を武器に、マシューを魅力的なキャラクターにしたダン・スティーヴンスも、本作をきっかけにブレークを果たした。物語の展開上、残念ながらマシューが映画版に登場する気配はないものの、ダンは現在、話題のドラマ「レギオン」で主人公を立派に熱演中。こちらの主人公デヴィッド・ハラーも、“みんな大好きマシュー”と同じくらい超絶かわいい❤︎

 映画「X-MEN」シリーズと世界観を共有する「レギオン」は、史上最強のパワーを持つ男・デヴィッドの物語。そもそも、なぜ彼がパワーを持っているかというと、「X-MEN」の人気キャラクターにして最強のミュータント・プロフェッサーXの息子だから。にもかかわらず、生い立ちを知らずに育ったデヴィッドは、能力のせいで精神病院に送られちゃったり、かと思えば、ミュータントの過酷な運命を背負いながら戦いに巻き込まれちゃったり。最強パワーを持つゆえに多難な人として、とっても大変な目に遭わされていく。そのぐったりした感じもかわいければ、ぐったりし過ぎてキレ気味になる感じもセクシーで、要するに何をしていてもステキ。しかも、マシューが伯爵のお嬢さまとちゃっかり恋に落ちたように、デヴィッドも美女ミュータントと前のめりでフォーリンラブ❤︎ ただし、力に振り回されるだけの人生を送ってきたものだから、何せ色恋に免疫がなく…。恋に目覚めたデヴィッドが、アタフタしたり、身もだえたりする姿もこれまたかわいい。

 とはいえ、かわいいデヴィッドがとことん堪能できる半面、作品のテイスト自体はなかなかクレイジーで、「作品の内容も、その撮影も、かなりクレイジー(笑)」とダン自ら発言していたほど。ユ~ラユ~ラしたサイケデリックでカラフルな映像世界と自由すぎる登場人物たちが、「なんでそうなるんですか?」な展開の中で押し寄せてくる。なものだから、劇中ではデヴィッドと敵の対決シーンが、まさかのミュージカル仕立てだったりもして…。ああ、楽しい。でも、なんで? 「ダウントン・アビー」後のダンといえば、日本でも大ヒットしたミュージカル映画「美女と野獣」の野獣役でもおなじみ。野獣の美声にうっとりした人、「その美声をもっとください!」と思っていた人、「野獣が王子に戻って、ダンの“生顔”が出てきたら映画はもう終わりなわけ!?」と憤っていた人も、デヴィッドと一緒にユ~ラユ~ラしてみるのはいかが?

【プロフィール】

ダン・スティーヴンス Dan Stevens 

1982年10月10日生まれ、イギリス出身。ケンブリッジ大学在学中から俳優の道を歩み、ドラマ「ダウントン・アビー」(2010~15年)でブレーク。映画出演作に、「ザ・ゲスト」「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」(ともに14年)、「美女と野獣」(17年)など。「レギオン」を手掛けた監督兼脚本家、ノア・ホーリーとは新作映画「ルーシー・イン・ザ・スカイ」(19年)でもタッグを組んでいる。

【番組情報】

【WATCH的イケメン図鑑】Vol.9  ダン・スティーヴンス

「レギオン シーズン3」
8月9日スタート 
FOX 
シーズン3 金曜 深夜0:00~1:00ほか(字幕)

文/渡邉ひかる



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