「警視庁・捜査一課長」シリーズ、今夜完結!! 涙のクランクアップ、そして内藤剛志が10年分の思いを語る2022/06/16

　ヒラ刑事からはい上がった“たたき上げ”の捜査一課長・大岩純一（内藤剛志）と捜査員たちの熱き奮闘を描き、大好評を博してきた「警視庁・捜査一課長」（テレビ朝日系）。シリーズ誕生10周年の集大成である「season6」が本日6月16日、ついに完結。「最終回2時間スペシャル」をお送りします。その放送を前に、主演を務める内藤さんをはじめ、レギュラーメンバーが感動のクランクアップ！　内藤さんが“10年分の感謝”を語りました。

さらば一課長――レギュラーメンバー集結で、涙のクランクアップ！さらに、“サプライズゲスト”から“花束”も

　最後の撮影は、最終話のクライマックス、一課長室に斉藤由貴さん、本田博太郎さん、鈴木裕樹さん、飯島寛騎さん、陽月華さん、菊池隆志さん、ナイツ・塙宣之さん、床嶋佳子さん、金田明夫さん、そして猫のビビ、あずきらレギュラーメンバーが集結するシーン。いつもと変わらず和やかなムードで収録は進んでいましたが、ラストカットのOKが出ると、ようやく最後であることを実感したかのように一瞬、しんと静まり…その直後、大きな拍手が沸き起こりました。　

　そこへ、サプライズゲストが！　なんと今シーズンの主題歌「花束」を担当し、第6話では俳優としてゲスト出演も果たした石崎ひゅーいさんが駆けつけたのです。石崎さはんキャスト一人一人に花束を用意、内藤さんとともに贈呈役を務めました。

　その後、花束を受け取ったメンバーが、1人ずつ作品への思いを交えてあいさつ。第1作から大岩の右腕、小山田大介管理官を演じてきた金田さんは、盟友・内藤さんとハグを交わした後、オンエアまでまだまだ作業が続くスタッフのことをおもんぱかり、「“ありがとうございました”と“ありがとうございます”を合わせて、ありがとうござい“ますた”と言わせてください！」とひと言。しんみりしていたスタジオの空気を笑いで包み込みました。

　同じく第1作からのメンバーである斉藤さんは、「『警視庁・捜査一課長』は私の人生にとって、とても大切なもう一つの居場所です」と、チームの温かさを思い返しながら涙、涙…。声を詰まらせながら話す斉藤さんを見て、それまで涙をこらえていたスタッフ＆キャストにも限界が…。

　そして最後は、「われらが一課長！」と、ひときわ大きな拍手を受け、内藤さんがスピーチ。“座長”として10年、現場をけん引してきた内藤さんは「この10年は悲しい出来事の多い時代だったと思いますが、僕たちは1作1作、少しでも面白くて優しさに満ちたドラマを作ろうと頑張ってきました。ミステリーでありながら温かさやユーモアにあふれたこのドラマは、時代への一つの答えになったのではないかと思います」と、“全員捜査”を実践してきた一課長らしく、「僕たち」という言葉を使って、ともに走り続けてきた仲間を熱く称え、さらに大岩家の愛猫・ビビ役の黒豆、あずき役の豆太郎にはおやつをプレゼント、労をねぎらっていました。

「僕の人生が刻まれた、特別な作品」。内藤が「一課長」への思いを吐露！

　10年を振り返った内藤さんは「まずは10年という月日を完走できたことに、達成感を覚えています。10年間、進化しながら続けることができたこと、そして多くの皆さんにご覧いただけたことが素直にうれしい」と応援してくれたファンへの感謝を語りました。

　また、「警視庁・捜査一課長」という作品は自身にとってどんな存在なのか尋ねると、「作品の進化に挑戦できた10年は、僕にとってはとてもラッキーな時間でした。『警視庁・捜査一課長』は僕の俳優人生の中で特別なものであり、僕自身の人生が刻まれたようなドラマ。この作品が、皆さんが求めているものであったならこんなにうれしいことはないですね」とシリーズへの濃密な思いを吐露。

　そして最終回2時間スペシャルに向けて、内藤さんは「最終回は10年間の集大成になっています」と力を込め、「実は、第1作で大岩と大福（＝平井真琴）とヤマさん（＝小山田管理官）は“ある約束”を交わしたのですが、10年間、かなえられることがなかったんです。今夜、ついに約束をかなえることができるのか、かなわないのだとしたら何が起きるのか、ぜひ皆さん目撃してください！」と力強く呼びかけました。

大岩は“最後のホシ”をあげることができるのか！そして、10年前の“約束”の行方は!?

　そんな集大成の最終回スペシャルでは、史上最難ともいえる不可解な連続殺人が発生！　CGクリエーター殺人事件の捜査を始めた直後、同じ場所になんと身元不明の遺体が出現。大岩たちは一致団結して“最後のホシ”をあげることができるのか!?　そして内藤さんが予告した、大岩×真琴×小山田が10年前に交わした約束の行方とは…!?