約2年半ぶりの来日！ VICTONインタビュー【前編】「Stupid O’clock」でカムバック――「ファンの皆さんにいただいた愛に応えていくことが一番の幸せです」2022/06/14

　約2年半ぶりとなる待望の来日を果たし、東京・大阪でのファンコンサート「VICTONの春：ONE DAY」を終えたVICTON。5月31日には、7thミニアルバム「Chaos」を韓国でリリースし、カムバック活動を展開する6人に、新譜についてはもちろん、ファンへの思いや韓国旅行でのオススメの場所など、今、気になることを直撃！　活動の話題を中心にした前編、ALICE（ファン）へのオススメなどからプライベートが垣間見える後編の、前・後編でお届けします!!

――2年半ぶりの来日ですが、来日前はどのような心境でしたか？

スンシク　「久しぶりの日本なのでとてもワクワクしていました。楽しくていい思い出をALICEの皆さんにプレゼントしたいと思っていました」

ハンセ　「僕もファンの皆さんと楽しくて幸せな思い出を作れたらと想像していました」

ビョンチャン　「とても久しぶりなので、初めて会った時のような気分になるのかなって。一緒に楽しい時間を過ごせると思うととてもワクワクしましたね」

セジュン　「直接会えない間、待っていてくれてとても感謝しています。これからはまた直接お会いできるということがとてもうれしくて、ありがたかったです」

――この2年半の間で、それぞれスキルアップした部分、変化があったということは？

チャン　「外見もだいぶ変わったと思いますが、何よりも内面がより一層成熟したと感じます」

スビン　「いろんな経験を通して内面的な部分で大きく成長したと思います。そのおかげかステージでの表現の幅が広がったように感じます」

――コロナ禍で思うように活動ができずに、もどかしく感じたこともあったと思いますが、そんな中で、グループとしてどんな話をしていましたか？

スンシク　「コロナの影響で活動が大きく制限されましたが、そのたびにメンバーたちと一緒にどこにいても応援してくれるALICEのことを思って一緒に頑張って過ごしてこれたと感じています。僕たちの結束力はファンの皆さんから生まれたものだと思います」

――7thミニアルバム「Chaos」はどんなアルバムに仕上がっていますか？

スビン　「今回のアルバム『Chaos』は僕たちの『TRILOGYシリーズ』の2番目のアルバムです！　2作目にはどんなストーリーが隠されているのか楽しみにしていてください！　その中でも僕がオススメする曲はタイトル曲の『Stupid O’clock』と『Stay』です」

――スビンさんとスンシクさんが作詞に参加した楽曲も収録されていますね。

スビン　「僕が作詞した『In Love』は一見愛の歌に見えるかもしれませんが、ファンの方を思って作詞したファンソングになっています。歌詞から、僕の思いを感じてもらえたらうれしいです。普段から思いついたことはメモするようにしているおかげで、作業はスムーズにできました。歌詞の中では、ビョンチャンさんが歌うブリッジ部分で、『君の手その視線が今も必要なんだ』という歌詞があるのですが、その部分が特に気に入っています」

ビョンチャン　「スビンの歌詞はとてもよかったですよ！」

スンシク　「ファンの皆さんに対して、スビンがこういう気持ちを抱いているんだと分かりましたし、すごく共感しましたね」

――スンシクさんが作詞に参加した「Dear. Young」はいかがですか？

スンシク　「スビンはファンに向けた曲でしたが、僕は自分たちの過去とか練習生時代の思いを描きました。練習生の時に夢見ていた現在にたどり着くまでに苦労したことや、つらかった時の思いを記録しておきたかったんです」

――タイトル曲「Stupid O’clock」のダンスのポイントは？

ハンセ　「セクシーさがポイントです。ダンスを通してVICTONのセクシーさをご覧いただけると思うので、期待してください」

チャン　「それから腕を使ったダンスもポイントです。前作の『Chronograph』とは違った雰囲気で、成長、成熟した姿をお見せします。ダンスの難易度はそこまで高くはないですが、カッコよさは2倍です！」

――ファンの皆さんへのメッセージと、今後の活動の目標を教えてください。

スンシク　「新曲も楽しみにしてほしいですし、2年間会えなかったですが、忘れずにこうして会いにきてくれてとてもうれしいです。その愛に応えていくことが一番の幸せです」

チャン　「ファンの皆さんと一緒に笑いながら公演をする未来を夢見ています！」

スビン　「いつかALICEが『私の中で一番楽しかったとき、その楽しかった理由はVICTONだったよ』と言ってくれる日が来るように頑張って活動していきたいです」

（近日公開の後編へ続く）

取材・文／斉藤和美　写真／蓮尾美智子

【プロフィール】

VICTON　
2016年、アルバム「Voice To New World」で韓国デビュー。スンウ、スンシク、チャン、セジュン、ハンセ、ビョンチャン、スビンの7人で構成されたボーイズグループ。（現在、スンウは入隊中）。グループとしての人気も拡大する中、最近ではビョンチャンが「恋慕」「社内お見合い」などのヒットドラマに出演。そのほかのメンバーも舞台やソロ楽曲に挑戦するなど、グループ活動と並行しながら、活躍の場を広げている。