「ナンバMG5」難破家の愛犬・松がかわいいと話題沸騰中! 津田健次郎も「本当にかわいい。最高です! あいつ最高です(笑)」2022/05/25
筋金入りのヤンキー一家に生まれながらも“脱ヤンキー”を目指すために葛藤する主人公・難破剛を間宮祥太朗が演じるドラマ「ナンバMG5」(フジテレビ系)。
本作では、難破家の愛犬で、剛をアニキと慕う松(豆三郎)の声を津田健次郎が担当している。初回放送後からSNSでは「津田ではないか」との書き込みであふれ、松のかわいらしいルックスと太めの声というギャップに「かわいすぎる!」と話題に。津田も顔をほころばせながら「かわいい。あいつ最高です(笑)」とコメントするなど、難破家だけでなく見ている人全員をとりこにする愛らしいキャラクターだ。
――SNSでは「やっぱり津田さんだったね!」などの声が上がっていましたが、解禁後、周りの反響はいかがでしたか?
「1話がオンエアになって『津田くんだよね?』って言われてたんです。でも、その時はまだ解禁されていなかったので『どうでしょう…』とごまかしていました(笑)。面白がっていただいている感じがするので、それはよかったなと思っております。アニメの現場のスタッフさんとかに『見てるよ! 面白いね』『松かわいいね~!』ってニコニコとしながら言ってくださるのでありがたいですね」
――実際のイヌ役は初めてでしょうか?
「実際のイヌは初めてだと思います。だから最初にお話いただいた時に『イヌですか…?』って(笑)。すごい面白い試みだなと思いました。アニメーションとかやっていると口パクに合わせてやることが仕事の一つなんですけど、(今回の役は)そこまで正確な口パクではないのでそんなに気にせず。とはいえ、『今これ3回ワンワンワンって言ったな。じゃー、ここで切れば3回に分けられるな』と、映像と(台本の)セリフを見て考えつつやっている感じですね」
――イヌ役が決まった時のお気持ちは…。
「最初は本当にびっくりしました! いかつめの声だという自覚はあるので(笑)、『え!? こんなちびっこでかわいい子の声をやらせていただけるんですか?』って。(ギャップが)めちゃくちゃ面白いじゃないですかって思いましたね(笑)」
――以前、本広克行監督からのリクエストも含めて拾っていくとお話されていましたが、具体的にどんなリクエストがあったのでしょうか?
「『ここは松的にはこういうことを言っていきたい』『こういう気持ちが見えるといいかな』とか、そういう話を事前にお話させていただきました。その後、実際に1回テストでやってみるんですけど、本広監督がとてもおおらかでめちゃくちゃ優しい監督さんなので、ものすごく褒めてくれるんです(笑)。『津田さん、面白いですよ!』とか(笑)。気をよくやらせていただいています。細かいところというよりかは、シーンの大きな枠を伝えてもらってという感じです。すごく楽しくやらせてもらっています」
――一生懸命に走ったり、ワンワン言ったりする松がかわいいと話題ですね。
「本当にかわいいですよね。一生懸命なんですよ。実際に会った時に目がクリンクリンでおとなしくていい子で…最高です! あいつ最高です(笑)。松がいることによっての豊かさといいますか。作品の豊かさがすごく広がっているような気がしていて。(本作は)コメディーで笑えてほのぼのしたりするんですけど、けんかだったりのバイオレンスな一面も。でも、松が出てくることによって一気に和らぐといいますか。松はコメディー要素も一生懸命演技してくれているので、すごく大きな存在だなと思っております」
――さまざまなキャラクターが登場しますが、一番好きなキャラクターとなると、やはり松でしょうか?
「もちろん松が一番なんですけど(笑)、やっぱり間宮さん(演じる難破剛は)最高ですね。変化といいますか…ヤンキーでいる時と、おとなしい学生でいる時のギャップとか。コメディーでもありますけど、ちょっと胸を打つ場面もあるので。自分のためじゃなく動いていく感じだったりとか…ああいう真っすぐさとかいいよなって! すごく好きですね」
――間宮さんの印象をお聞かせください。
「柔らかさと鋭さをお持ちなんだなと。二面が同居しているたたずまいがすてきだなと思って見ています。(僕ら)誕生日が一緒なんですって! 勝手に運命的なものを感じてます(笑)。だから、仲良くなれたらうれしいですね。僕は基本的にはスタジオで撮影しているので、いつか皆さんにお会いできるのが楽しみです。特に難破家にお会いできるのが楽しみだなと思っています。早く家族に会いたいです。…家族に会いたいですってなんか変ですね(笑)」
――本作は“脱ヤンキー”を目指す物語ですが、津田さんが脱○○したいものはありますか。
「計画性が全くないんですよ。計画性をもって動けないので…脱無計画です! なんか、すごく困ることが多くて(笑)。(具体的には)忘れ物がすごく多いです…(笑)。朝、家を出て『あ! あれを忘れた!』で、取りに帰って家を出て『あ、あれも忘れた…』って。3往復することもあったりするんですよ。3回目になると本当に嫌になるんですよね(笑)。なんでちゃんとカバンに入れとかなかったんだ!って(笑)」
――最後にあらためてとなりますが、本作の面白さをお聞かせください!
「あらためて、この作品の面白さってなんだろうなって考えてたんですけど、いろんな要素がある部分が個人的には好きで。家族愛だったり、友情、青春…バイオレンス(笑)、恋愛、って本当にいろんな要素がコメディーとしてしっかりと成り立っているというのは面白いなと。意外と、現代的なテーマといいますか。そういうものも根底に流れている気がしています。間宮さん演じる彼は、本来の自分じゃない自分として家族の中で生きていて、その苦しさといいますか…抱えているものを解放していく物語というか。本来の自分を表出させる、取り戻す…そんな深いテーマもあると思っています。家族なんだけれども、実はお互いにあまり理解できていない部分もあったり。そこが今後どうなっていくのかとか。本当に豊かな作品だなと思っています。それを気楽な気持ちで笑いながら見れてしまうので、『あー、いいなあ』って思って見てます(笑) 」
【番組情報】
「ナンバMG5」
フジテレビ系
水曜 午後10:00~10:54
フジテレビ担当 Y・O
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