武田梨奈が明かす“ひとり酒”の魅力。「ワカコ酒 Season5」最終回でオンライン鑑賞会も開催!2020/06/22
26歳の会社員・村崎ワカコが女ひとり酒をひたすら堪能する「ワカコ酒 Season5」(BSテレ東)が、6月22日に最終回を迎える。BSテレ東公式YouTubeチャンネルでは、主演の武田梨奈&レギュラー出演者の鎌苅健太と一緒に最終回をリアルタイム視聴するオンライン鑑賞会を開催。撮影エピソードや自宅飲みの様子などのプライベートトークのほか、視聴者の質問に答えるレアなコーナーで盛り上がる。スペシャルな企画に向けて、ドラマ内でもプライベートでもひとり酒が大好きな武田さんに、あらためて本シリーズとひとり酒へのこだわりを聞いた。
――シリーズ5作目となった今回。女ひとり酒が大好きなワカコを演じて、あらためてどんなことを感じていますか?
「ワカコはシリーズ開始当初からずっと26歳のままなので、そこは変わらないんですけど(笑)。オフィスでは後輩が増えましたし、ひとり飲みを通していろいろな人に出会うことで、成長している部分もあると思います。私自身もプライベートでひとり酒を飲むようになったので、その経験をドラマにも取り入れていただいて、よりリアルに“ひとり飲みの似合う女の子”になれている気がします」
――スタッフと意見交換しながら制作しているんですよね?
「今回は特に多かったです。ワカコに寄せながら演じていた部分があったんですが、今はワカコと自分がリンクする部分がたくさんあって。なので、私自身が“ワカコならこうするだろう”と感じることを提案させていただきました。たとえば、第11話でワカコがカキを食べた後、殻の中に残った汁を飲んだのは、私自身のいつもの食べ方なんです。また、酒飲みの方は最初に素材だけの味を楽しむことが多いと気付いて、実際にドラマでも、ワカコがおそばを食べる時に、最初はおつゆをつけず、おそばだけの味と香りを楽しむシーンがあったりするんです」
――第6話には憧れの武田鉄矢さんがゲスト出演されて、大感激されていましたよね。以前から「武田さんに説教されなが
らお酒を飲みたい」とおっしゃっていましたが、共演はいかがでしたか?
「お説教はされなかったんですが(笑)、『実際の酒場の人はこういうことはしないんじゃないか』というアドバイスをいただいたりして、とても勉強になりました。武田さんから『生活感のある女優だね』と言っていただけたのも、すごくうれしかったです。私自身、暮らしの匂いがするというのは大事にしてきたことです。『ワカコ酒』では、この普通さが武器になるんだと思えました」
――ご自身がプライベートで飲む際に、ワカコの影響を受けたことはありますか?
「以前はただ楽しく飲んでいただけだったんですが、今はより感謝して飲むようになりました。Season4にゲスト出演された吉田類さんの『お酒に失礼のないように』という言葉は、常に自分の中にあります。酒造に携わる方々が徹底して大切に作っているお酒なので、はめを外しすぎたり、人さまに迷惑をかけたりしたら、お酒に失礼だなって。私が幼い頃から続けている空手は、毎回『礼で始まり、礼で終わる』という言葉を言うんですが、まさにお酒もそうだなと思いました」
――最近はどんなお店で“ひとり酒”を楽しんでいますか?
「もともと父がスナック好きだったので、スナックの楽しさを覚えて(笑)。1人で飲みにこられている方が多いですが、知らない人同士でも盛り上がるんですよね。カラオケの賑やかさも好きです」
――お酒以外の“おひとりさま”も得意だと聞きました。
「ほとんどのことは1人で大丈夫です(笑)。少し前にロケで京都に行った時、1人でUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)にも行きました。1人だとほかのお客さんと一緒に乗り物に乗らせてもらうことができるので、修学旅行生に交じって「イエーイ!」って(笑)。最初は恥ずかしかったけど、すぐ慣れました。すっごく楽しかったです!」
――最後に、“ひとり飲み”にチャレンジしたい皆さんにメッセージをお願いします。
「ひとり飲みって最初は勇気がいると思いますし、私も以前はそうだったんです。でも、お店に行ったらもう1人じゃないので、ぜひチャレンジしていただきたいです!」
視聴者参加型の最終回で、ワカコが出逢うのは至高のふぐ刺しと熱燗。最後の1杯を、ワカコと一緒に味わう気分で楽しめる最終回になりそうだ。
【プロフィール】
武田梨奈(たけだ りな)
1991年6月15日生まれ。神奈川県出身。昨年は「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ミラー・ツインズ Season1」やFODオリジナル連続ドラマ「地獄のガールフレンド」などに出演。2020年は映画「いざなぎ暮れた。」に主演。
【番組情報】
「ワカコ酒 Season5」(最終回)
BSテレ東
月曜 深夜0:00~0:30
取材・文/加藤恵 撮影/島田香
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