欅坂46がグループ初のドキュメンタリー映画に「“見られてしまう”ことが怖くてたまらなかった」2020/04/01

　グループ初のドキュメンタリー映画が近日公開予定の欅坂46が登場。衝撃的な内容の本作に対する率直な思いのほか、デビューからの約4年で個人、グループとして変化した部分を告白！

──映画が制作されると決まった時の気持ちは？

守屋茜　「今まで舞台裏をお見せすることがほとんどなかったので、最初は“見られてしまう”ことが怖くてたまらなかったですし、不安でした」

菅井友香　「欅坂46の場合、特にそういう部分を出してこなかったというか、お見せできるものではないと思っていて…（笑）」

5人　「うん（と、ゆっくりうなづく）」

渡邉理佐　「見せる必要はないとも思っていたよね。だけど、そういう部分を見せることで良い方向に進むこともあるのかなって…」

小林由依　「何より、私たちのことをもっと深く知ってもらういい機会になったらいいよね」

小池美波　「公開されたら、きっといろんな誤解も解くことができるんじゃないかな？」

原田葵　「うん。そして、皆さんにとって何かを感じてくださる映画になったらうれしいね」

──デビューしてから約4年。欅坂46で活動してきて、ご自身が変わったところを教えてください。

菅井　「精神的にものすごく強くなりました。キャプテンになって守るものができたのは大きいです。“無理！”と思ったことも逃げずに乗り越えなきゃいけないと気付いて、覚悟ができたんだと思います」

渡邉　「私は…思ったことを口に出せるようになりました。メンバーが多いグループだからこそ、言わないと伝わらないって最近ようやく分かったんです」

小池　「私は初期の頃、メンバーみんなのことをライバルとか、敵とか思っていました。だけど、グループだから助け合えるという大切なことに気付いて、仲間意識が生まれました」

小林　「私は、元々自分1人で何かを決めるのが得意ではなかったんですが、活動を通して責任感が強まって“頼ってほしい”と思える瞬間が増えました。自信も付いたと思います」

守屋　「デビュー当時は何もかもが新鮮で、希望に満ちあふれていました。それに比べて、年齢を重ねるにつれて覚悟や責任がかなり強くなりました」

原田　「私は欅坂46に入ったのが中学生の時で、多感な時期だったということもあって、考え方が大きく変わりました。ただ与えられたことをこなすだけだった過去の自分からすると劇的に変わりました。でも、身長は全然変わっていなくて、逆に少し縮んだかも…。そこは不満（笑）！」

──では、欅坂46としてはどう変わりましたか？

守屋　「平手（友梨奈）が初めて欠席した’17年のライブの時、私たちのほとんどが“平手がいないとできない”と思っていたんです。だけど、それからいろんな経験を積んであきらめずに乗り越える力が付きました」

菅井　「私たちにとって、この4年はすごく濃くて、精神年齢もぐんと上がりました。それぞれが前を向いていてグループ自体強くなっていると思います。そして、欅坂46を愛する気持ちは全員変わらず持っている。それがすごくうれしいです。求めてくださる方がいる限り、私たちは全力で欅坂46を追求していきます」

【OUR『衝撃的な』MOVIE】

小池　「『ハムナプトラ～』（’99）。大好きな古代エジプトの世界が動き出して興奮しました！」

菅井　「子供の頃見た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』（’85）。デロリアンが忘れられません」

原田　「『ハリー・ポッター～』（’01～）。魔法を使うシーンの臨場感がすごい！　私もいつか使いたいと思いました」

守屋　「『千と千尋の神隠し』（’01）の不思議な世界観が衝撃的で、ジブリが好きになりました」

渡邉　「『レディ・プレイヤー1』（’18）。私にとって初のSF作品で、予想できない展開に驚きました」

小林　「『ユリゴコロ』（’17）。快楽殺人鬼のお話で、役者さんのお芝居がすさまじいです！」

【プロフィール】

欅坂46
’15年8月に結成し、’16年4月に「サイレントマジョリティー」でデビュー。デビュー1年目で「NHK紅白歌合戦」への初出場を果たす。’19年には初の東京ドーム公演2daysを成功させた。今までに8枚のシングル、1枚のアルバムをリリース。冠番組「欅って、書けない？」（テレビ東京）が放送中。