濱田龍臣×伊藤淳史×綱啓永×なえなの、アルバイトの思い出は? 「武士が、マックで店員になった件。」インタビュー2022/05/17
5月17日、24日、31日に3週連続で放送する、全3話の連続ドラマ「武士が、マックで店員になった件。」(関西テレビほか)。ドラマの舞台としてマクドナルドが特別協力した、働くことを通じて芽生えた友情を描くハートフルコメディーです。
本作の主人公となる、ごく普通の就職浪人生・太田信中を演じるのは、濱田龍臣さん。マクドナルド仙谷店でアルバイトをしながら公務員試験の勉強に励んでいた信中ですが、伊藤淳史さん演じる、戦国時代からタイムスリップしてきた正体不明の“武士”の面倒を見ることになってしまい……。
このたび、そんな信中がアルバイトするハンバーガー店で撮影中のキャストの皆さんを直撃取材! 信中役の濱田さん、のちに信中とともにハンバーガー店で働き始める“武士”役の伊藤さんに加え、2人のバイト仲間の羽嶋英世役・綱啓永さん&徳川いえる役・なえなのさんの4人に、本作の見どころやご自身のアルバイトの思い出など、さまざまなお話をお聞きしました。
「私もこの活動を始める時、親に猛反対されたんです」
――撮影、お疲れさまでした。すでに和気あいあいとした雰囲気が伝わってきます! 皆さんが演じるキャラクターについて教えてください。
濱田 「信中はライトノベル作家を目指しているのですが、作品を生み出す人、いわゆる“表現者”としての悩みを抱えているキャラクターです。僕も『このままでいいんだろうか』『このまま、この仕事を頑張っていくと決めちゃっていいんだろうか』と悩んでいた時期があったので、僕自身、共感できるポイントが多い役でした。だからこそ、将来に悩む若い世代の方に響くようなストーリーにできればいいなと思いながら演じています」
伊藤 「僕が演じる“武士”は、適応力が高い人。本編でも出てくる言葉なのですが、“アジリティ”が高い人物です。戦国時代からいきなり現代に来て、いろんなことに直面するんですけど、わりと受け入れるスピードが早いというか。そういう人間力を表現できたらいいなと思っています」
綱 「僕が演じる羽嶋は、明るい人です!! 本読みの時に、監督からは『ワントーン上げてください』と指示がありました。こういうやつが1人いたらチームが元気になるような存在です。“一家に一台”みたいな(笑)。ムードメーカー的なキャラクターです!」
なえなの 「私が演じるいえるちゃんは、バイトのメンバーのことが好きなんですけど、自分のことを出しきれていない子です。みんなの前では元気に振る舞っているんですけど、受験のことや夢のことで悩んでいて。みんなと関わっていきながら成長していく、等身大な女の子です。『動画を投稿して有名になりたい』という思いがあるんですけど、親からは反対されているという部分が自分とすごく重なって……。私もこの活動を始める時、親に猛反対されたんです。だからいえるちゃんの気持ちにはすごく共感できました」
「初めてチャーハンの鍋を振った日のことは、本当に忘れられないです」
――マクドナルドが舞台となっている本作。皆さんは、アルバイトにまつわる思い出や、やってみたかったアルバイトはありますか?
綱 「(元気に挙手をして)はい!! 僕は、コンビニやファストフードのお店など、数カ所でアルバイトをした経験があります!」
濱田・伊藤・なえなの 「すごーい!!」
綱 「やってみたかったのは、居酒屋です。あとはバー。居酒屋のバイトはめっちゃ楽しいって聞くし、バーはお酒のことを学べるので、いいなって思います」
伊藤 「僕は一度だけバイトしたことがありまして。中華レストランの厨房で、2年ほど働いていました。まずは洗い場から始めて、洗い場を頑張っていると、店長から『伊藤くん、麺行こうか』って言われたんですよ。で、麺を担当した後、揚げ物を任されるようになりまして。そこからしばらく働いていると、ある日、突然店長から『伊藤くん、チャーハン行こうか』って。『ついに鍋が来た……!』って、うれしかったですね。初めてチャーハンの鍋を振った日のことは、本当に忘れられないです」
濱田 「僕はアルバイトの経験がないんですけど、今回、役を通じて厨房で働けることにすごくワクワクしています。アルバイト体験ができているような感覚で、楽しいです。本読みの時に、ハンバーガーの作り方や厨房の中での動き方を教えていただいたんですけど、『アルバイトの方って、こんなすごいことしてるんだ!』と思うことばかりで……。こういう飲食店のバイトって、難しい部分もたくさんあると思うんですけど、大きな達成感が得られそうだなと感じました」
伊藤 「(濱田さんは)すごく優秀なんですよ。みんなで一緒に仕事を教えてもらったんですけど、僕はなかなか覚えられなくて。でも、濱田くんは全部頭に入ってるんです! 先日も、マックフルーリーの作り方を教えてもらいました(笑)。本当に、もうカウンターに立てるんじゃないかってくらい頭がいいんです」
なえなの 「私はアルバイトの経験はないんですけど、アパレル店に就職して、5カ月だけお店に立って接客の仕事をしていました。飲食店での経験がなかったので、今回初めて厨房に入って。あったかいなぁって思いました(笑)。食べ物が冷めないように、厨房の作業台が温かくなってるんです。ユニホームが半袖なので、撮影中は少し肌寒い日もあるんですけど、厨房に行くと暖かいからうれしいです」
濱田・伊藤・綱 「あはははは!」
伊藤 「そこで(話が)終わるのか(笑)」
濱田 「なるほどね(笑)」
伝えたいメッセージは「思っていることは、やれること」
――最後に、主演を務める濱田さんから、本作の見どころをお願いします。
濱田 「『武士が、マックで店員になった件。』と聞くと突拍子もないタイトルに感じると思うのですが、実は登場人物たちのリアルな思いが描かれている作品になっています。あらすじとしては、タイムスリップしてきた“武士”が、その適応力を生かしてマクドナルドでアルバイトを始めるという、本当にライトノベルのような物語なんですけど、その中で伝えたいのは『思っていることは、やれること』だと。学生や若い世代の方など、やりたいことはあるけど、それに挑戦できずにいる方もいると思うんです。そんな方たちに向けて『思っていることは、やれること』というメッセージを届けられる作品になっていますので、ぜひいろいろな方に見ていただきたいです」
偶然にも、濱田さん、伊藤さん、綱さんの3人は千葉県出身! 取材中も「なんと3人とも千葉出身!」(伊藤さん)、「(伊藤さんとの共演に)僕のお母さんが『えっ!? すごいじゃない!!』って、すごく興奮してたんです!」(綱さん)、千葉から東京都内への移動を「JRで行くか、地下鉄で行くかで盛り上がっています(笑)」(濱田さん)、「30円くらい違うんですよね」(綱さん)と、千葉トークが止まらない皆さんでした!
【プロフィール】
濱田龍臣(はまだ たつおみ)
2000年8月27日生まれ。千葉県出身。A型。
伊藤淳史(いとう あつし)
1983年11月25日生まれ。千葉県出身。A型。
綱啓永(つな けいと)
1998年12月24日生まれ。千葉県出身。O型。
なえなの
2001年1月14日生まれ。静岡県出身。O型。
【番組情報】
「武士が、マックで店員になった件。」
5月17日、24日、31日
火曜 深夜0:25~0:55(全3話)
関西テレビほか ※関西ローカル
5月24日放送の第2話に、東啓介がゲスト出演することが決定。東が演じるのは、バイト仲間の主婦・前田寿恵(佐藤真弓)がデートする怪しいイケメン。詐欺にあっているのではと心配した信中たちが2人を尾行すると、寿恵は彼に現金を渡していて……!?
取材・文・撮影/宮下毬菜(フジテレビ・関西テレビ担当)
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