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ぶっ飛び企画満載の「ここにタイトルを入力」で、シソンヌ・長谷川らがマジシャン・HARAに振り回される!【ネタバレあり】2022/04/26

ぶっ飛び企画満載の「ここにタイトルを入力」で、シソンヌ・長谷川らがマジシャン・HARAに振り回される!【ネタバレあり】

 ここ最近、独自開発したC×M(シーバイエム)を使ってテレビの中身を変えることができる番組「なんかいみちゃうTV」や、全編生放送でおくるドラマ「生ドラ!東京は24時」など挑戦的な番組にチャレンジしてきたフジテレビが、また新たなぶっ飛んだバラエティー番組を作り上げた。それは月曜深夜に新設した“月曜PLUS”枠(深夜0:25)にて、4月11日から6週連続で放送される「ここにタイトルを入力」だ。深夜だからこそできる挑戦と斬新さ、笑いとばかばかしさがうまく融合されている番組である。

 第1回目の放送(4月11日)では、小峠英二が右半身はトーク番組、左半身はクイズ番組を同時収録、第2回目の放送(4月18日)では、フワちゃんの東京・浅草ロケのデータが全部なくなり防犯カメラや一般客が撮影した映像、YouTube動画からフワちゃんが映っている映像をピックアップしてつなげて放送するというぶっ飛んだ企画が放送された。各放送直後からSNSでは盛り上がりを見せていたが、夜中の放送だったためSNSの盛り上がりを見て見逃し配信サイトへ飛んだ人も多かったようだ。

ぶっ飛び企画満載の「ここにタイトルを入力」で、シソンヌ・長谷川らがマジシャン・HARAに振り回される!【ネタバレあり】

 4月25日に放送された第3回目は、小峠のダブルブッキング収録でも、フワちゃんの飛んじゃった浅草ロケの雰囲気でもない。これまでの回とは全く異なる印象を受けるマジックショーが放送された。小峠の回同様、収録直前にスタッフに呼ばれた司会のバカリズムは「やる予定だったマジックがコンプライアンスに引っかかりできなくなった」とまたも衝撃的な告白を受ける。マジック一覧が書かれた紙を見たバカリズムは、できないものの多さに驚く様子は見せず冷静に対応。「なんでもっと早く確認しなかったんだよ…」なんて言葉は出てこない。むしろ番組の放送尺が足りるかどうかの心配すらしており、「マジシャンの方がなんとかする。できるだけフォローお願いします」と半ば投げやりのような言葉を言われても動じない姿はさすがだった。

 披露できるマジックの数は少ないとはいえ、30分の放送で何個か見られるかと思いきや、ほぼ一つ! トランプマジックの演出で時間を稼ぐマジシャン・HARAに、ゲストのシソンヌ・長谷川忍らも「ずっと遠回りされてるみたい…」と困惑ぎみ。鈴木福も苦笑い。HARAは、ひたすら奇麗なトランプシャッフルを普通のマジックショーより時間をかけて披露したり、長谷川と一緒にシャッフルしたり、レモンを切りマジックに使うのかと思ったら片付けたり…と、HARAも表情を変えることなくやり切るところがすごい。一方、バカリズムも思わず笑ってしまいそうなHARAのパフォーマンスにも、淡々と、かつ大げさに盛り上げていた。

ぶっ飛び企画満載の「ここにタイトルを入力」で、シソンヌ・長谷川らがマジシャン・HARAに振り回される!【ネタバレあり】

 マジックパフォーマンスの中盤、序盤で鈴木が選んだトランプを頭でイメージし、具現化していくというHARAに「具現化!?」と驚くゲスト陣。長谷川の手にイメージの世界のカードが乗せられると、長谷川は思わずキョロキョロ。そのキョロキョロする姿がかわいくて筆者はにやり。その後、イメージのカードを長谷川から受け取った鈴木は、思わず吹き出してしまう。まさかのエアーでトランプを渡されるなど予想もしない展開が待っていた。さらに番組後半、気になる装置が登場。鈴木が呼ばれ中に入ったかと思ったら、そのままスタジオの外へ。「あー、次のマジックで鈴木が復活か!」と思わせて、まさかの連れていかれたまま放送が終わるという扱い方…ここまでの2回の放送を見てきたからこそ感じる、“これぞ「ここにタイトルを入力」”感が満載だった。

 全部で6回レギュラー放送される同番組も折り返し。来週はどんな奇天烈な企画が登場するのか楽しみな筆者である。昨日の放送はTVerなどで見逃し配信中。ぶっ飛んだ企画を目の当たりにしてほしい。

【番組情報】

「ここにタイトルを入力」
フジテレビ
4月11日~6週連続 
5月2日 深夜0:45~1:15
5月9日、16日 深夜0:25~0:55

フジテレビ担当 Y・O



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