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奥野壮&水沢林太郎&小西詠斗&藤岡真威人が語る「恋に無駄口」の魅力――「無駄な会話が一番楽しいんだなって思います」2022/04/23

――原作やドラマに出てくる検証について共感することはありますか?

奥野壮&水沢林太郎&小西詠斗&藤岡真威人が語る「恋に無駄口」の魅力――「無駄な会話が一番楽しいんだなって思います」

水沢 「俺、下駄箱(のシーン)はちょっと共感できるかもしれない」 

奥野 「確かに。あの無駄なスペースね」 

水沢 「そうそう」 

奥野 「原作で下駄箱の空間をどうデコレーションするかみたいなテーマがあって」 

――マスキングテープでデコレーションしていた場面ですね。 

奥野 「そうです、そうです。あれは確かに共感できる」 

水沢 「分からなくもないなと思いますね」 

藤岡 「下駄箱か…僕の学校は下駄箱がなかったんですよ」 

奥野・水沢・小西 「そうなんだ…!」 

藤岡 「ずっとローファーで、上履きを履くって文化がなかった」 

小西 「アメリカンだね」 

藤岡 「そうそう、アメリカンなのかな」 

小西 「でも、バレンタインとかになると下駄箱やロッカーにチョコとか入ってるっていうのが少女漫画ではよくあるじゃない?」 

藤岡 「あるある!」 

奥野 「甘酸っぱい!」 

小西 「でもそんなのはない! 共感できないですね。(3人に向かって)どうだった?」 

水沢 「困るよね、入ってたら。俺びっくりしちゃうもん」 

小西 「あぁ…やっぱりモテるね」 

奥野 「(ちょっとドヤ顔気味に)俺入ってたわ」 

小西 「マジで!?」 

水沢 「俺も入ってた。入ってた時びっくりしたよ」 

小西 「俺1回もないんだけど…」 

奥野・水沢・藤岡 「ははははは!」 

小西 「やっぱりあるんだ。共感できないなってずっと思ってたんだけど…普通はないからね!?」 

奥野 「いやぁ…あったんだよな(笑)」 

水沢 「俺、陸上部でスパイクとかを下駄箱に入れてたのね。でも(部室に)いろいろ人が入り込んだりするから、よくやったのは、男女関係なく下駄箱にスポーツドリンクとかアメを入れてた。それでコミュニケーションを取れるようにしてたな」 

――皆さんのモテエピソードが出ましたが、作中では4人が女の子と出会ってそれぞれ変化していく姿も描かれますよね。 

奥野 「やっぱり無駄部の時にばかやってる分、女の子と対峙(たいじ)した時のちょっと違った空気感はやっぱり新鮮で面白いよね」 

水沢 「仁科はたぶんすぐ出ると思うんですけど、マヤは全然出ないんですよ。基本、犬なので」 

――マヤの場合はちょっと特殊ですね(笑)。 

水沢 「特殊なんですよ。なかなか出ない」 

奥野 「それもまた面白くていいんじゃない?」 

藤岡 「主従関係があるもんね」 

水沢 「そうそう、ずっと変わらず犬っていう」 

奥野 「確かにマヤは女性と対峙して一番変わらない」 

水沢 「気付かないだけなんだけどね。だんだん変わってくるから」 

小西 「シロは、相手の女の子がツンデレなんですけど、(台本を)読んでいるだけだとツンデレの魅力にまだ気付けていないので、鶴嶋(乃愛)さん演じる詰出麗華(つんでれいか)を見てその魅力に気付けたらなと思っています」 

奥野壮&水沢林太郎&小西詠斗&藤岡真威人が語る「恋に無駄口」の魅力――「無駄な会話が一番楽しいんだなって思います」

――では、タイトルの「無駄」というワードにかけて、皆さんが普段の生活でついついやってしまう無駄なことや癖を教えていただきたいです。 

4人 「うーん…」 

奥野 「指を鳴らしちゃうとか?」 

水沢 「あーやっちゃうかも。俺『東京喰種』読んでからよりやるようになっちゃったもん」 

奥野 「分かるー」 

水沢 「憧れちゃうよね」 

小西 「僕は無駄っていうか、ついやってしまうのは、お風呂でシャンプーとかがボトルに入ってるじゃないですか。なくなりかけの時って開けて出せばいいのに、ずっとこうやって(ボトルのふたをプッシュするジェスチャーをして)頑張っちゃう」 

奥野・水沢・藤岡 「分かるわ〜」 

小西 「あれ無駄じゃないですか!」 

奥野 「無駄だって分かってるんだけどね!」 

水沢 「俺、(残りを)出せないから1回水を入れて薄めて出すよ」 

藤岡 「頭いい!」 

水沢 「それで『出ないなー』ってボトルを振りまくったら、泡だらけになって余計に出なくなっちゃうの。『クソっ!』ってなる(笑)」 

奥野 「分かる分かる(笑)」 

奥野壮&水沢林太郎&小西詠斗&藤岡真威人が語る「恋に無駄口」の魅力――「無駄な会話が一番楽しいんだなって思います」

――水沢さん、藤岡さんはいかがでしょう? 

水沢 「何だろうな…靴下を脱ぐ時に絶対に勢いつけて脱いじゃう、とかですかね」 

奥野 「変だなぁ(笑)」 

水沢 「ダンスをやっていた時、靴下を全部履くと滑っちゃうから、途中まで脱いで、つま先に靴下、かかとは裸足っていう状態にしたんですよ。で、だんだん蒸れてくるから『暑い!』ってサッカーみたいに足を振るとぴょーんって飛んでいくんです。あれが楽しくてしょうがない」 

小西 「それは家で1人でやってるの?(笑)」 

水沢 「やってるやってる」 

奥野 「ほんとに一番無駄なやつじゃん(笑)」 

水沢 「あれはついやっちゃうかも。ケガするから気を付けてね、みんな」 

奥野 「衣装さんとかに飛ばさないでね」 

水沢 「さすがに外ではやらないよ(笑)。でも、たまにホールインワンする時もあって、それがまたいいんだよね…めっちゃ無駄なことしかしてないね(笑)」 

奥野壮&水沢林太郎&小西詠斗&藤岡真威人が語る「恋に無駄口」の魅力――「無駄な会話が一番楽しいんだなって思います」

奥野 「真威人はどう?」 

藤岡 「いや、今のでハードル上がったよ…みんなしっかり面白いっていう。なんだろうな…」 

小西 「意外と難しいよね」 

藤岡 「(かなり悩んだ後に)僕の父(藤岡弘、)がいつも食べ方がきれいで、魚とかめっちゃきれいに食べるんです。僕もご飯とかは最後の1粒まで全部食ってやろうって食べるんですけど、ハンバーグとかステーキを食べる時って、平たいお皿にライスが載っかってるじゃないですか。あれだと、ご飯が最後につぶれてお皿に張り付いちゃって、食べられないんですよ。なんていうかこう…」 

奥野 「削り取っていく感じね」 

藤岡 「そうそうそう」 

小西 「なんでわざわざあのお皿に載せるんだろうなぁ」 

水沢 「そんなこと言っちゃ駄目だよ! 商品開発してるんだから!(笑)」 

小西 「ごめんごめん(笑)」 

藤岡 「(笑)。いつもトライするけど、結局べちゃべちゃに張り付いて逆に洗いにくくしちゃってるんですよね」 

奥野壮&水沢林太郎&小西詠斗&藤岡真威人が語る「恋に無駄口」の魅力――「無駄な会話が一番楽しいんだなって思います」

――それでは最後に、あらためてドラマの見どころと視聴者の方へメッセージをお願いします。 

藤岡 「4人が集まった時も面白いけど、一人一人が面白いんですよ。マヤだけでも、仁科だけでも、シロだけでも、葵だけでも、それぞれのキャラクター性がめちゃくちゃ豊かだし、面白い。ヒロインの子たちも面白いので、全員まとめての面白さもあれば、一人一人のキャラクターの面白さもあるので、そういう細かいところも楽しんでいただけたらと思います」 

小西 「無駄部みんなの会話も面白いんですけど、原作ありきなので、僕たちがどうキャラを落とし込んでその役を演じているのかとか、このコマはどういう演出になっているかとか、そういうのを見比べたりするのもすごく面白いと思います」 

奥野 「原作読みながら見てもらってもいいかもね」 

小西 「そうだね。原作読んでる人だと、再現しているシーンも多々あるから面白いんじゃないかな」 

奥野壮&水沢林太郎&小西詠斗&藤岡真威人が語る「恋に無駄口」の魅力――「無駄な会話が一番楽しいんだなって思います」

水沢 「あと、無駄部の部室って結構細かいところまでこだわって作ってくださってるんですよ」 

小西 「そうね」 

水沢 「無駄部の部室があの学校で一番いい部室なんだよ」 

奥野・小西・藤岡 「うんうん」 

水沢 「そういう細かいところは見てて面白いだろうし、女性陣もとてもキャラクターが濃いので、無駄部と関わってどうなるのか。無駄部4人と、個性の強い女の子が関わった時はより面白くなっているので、そこは見ていただけたらと思います」 

奥野 「それこそこの4人の空気感というか、わちゃわちゃした男子高校生らしい空気感がまずドラマの一つの面白いところではあると思います。あとはラブコメなので。僕がキュンキュンさせます」 

小西 「自分が一番キュンキュンしてるでしょ」 

水沢 「大丈夫か? 自分でハードル上げちゃってるぞ」 

奥野 「大丈夫! 言ったもん勝ちだから(笑)。ぜひ見てください」 

――本当に楽しい時間でした! ドラマ楽しみにしています。ありがとうございました!

【プロフィール】 

奥野壮&水沢林太郎&小西詠斗&藤岡真威人が語る「恋に無駄口」の魅力――「無駄な会話が一番楽しいんだなって思います」

奥野壮(おくの そう) 
2000年8月21日生まれ。大阪府出身。A型。17年「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞と明色美顔ボーイ賞をW受賞。18年にドラマ「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系)でデビューし、映画「私がモテてどうすんだ」(20年)、「悪魔とラブソング」(Hulu)、主演ドラマ「超速パラヒーロー ガンディーン」(NHK総合)、「トーキョー製麺所」(MBS/TBS)、主演映画「灰色の壁-大宮ノトーリアス-」(22年)などに出演。また、5月17日から上演の「ミュージカル『るろうに剣心 京都編』」、今秋公開予定の映画「鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽」への出演も控えている。 


水沢林太郎(みずさわ りんたろう) 
2003年2月5日生まれ。埼玉県出身。B型。主な出演作にドラマ「俺の話は長い」「ブラック校則」(日本テレビ系)、「もしも、イケメンだけの高校があったら」(テレビ朝日系)、「マリーミー!」(テレビ朝日ほか)、「星から来たあなた」(Amazon Prime Video)など。現在、「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)内のあざと連ドラ第4弾「君があざとくて何が悪いの?〜僕らの恋日記〜」に出演中。また、雑誌「MEN’S NON-NO」(集英社)の専属モデルも務めている。 


小西詠斗(こにし えいと) 
2000年1月21日生まれ。広島県出身。O型。主な出演作は、舞台「『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たち」(19年)、「地縛少年花子くん-The Musical-」(21年)、ドラマ「どんぶり委員長」(テレビ東京系)、「テレビ演劇 サクセス荘」シリーズ(テレビ東京系)など。また、情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)内「流行ニュース キテルネ!」のコーナーでリポーターも務めている。23年公開予定の映画「映画刀剣乱舞-黎明-」、ドラマ「ランチタイム終わりました。VM」(U-NEXT)への出演も控えている。 


藤岡真威人(ふじおか まいと) 
2003年12月28日生まれ。東京都出身。B型。19年に父親である俳優の藤岡弘、との共演でも話題になった「セガ設立60周年プロジェクト『セガ、知ろう。せが四郎』」のCMでデビュー。同作でACC TOKYO CREATIVITY AWARD2021ブランデッド・コミュニケーション部門Bカテゴリー入賞を果たす。21年に公開された映画「仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ」では、50年前に父が演じた本郷猛/仮面ライダー1号役を演じ、話題になった。最近では雑誌NYLON JAPANにて、ファミリーで15ページの特集やHYSTERIC GLAMOURやCoachなどのファッションブランドのモデルとしても出演している。 

【番組情報】 

「恋に無駄口」 
テレビ朝日 
土曜 深夜2:30〜3:00 
ABCテレビ 
日曜 午後11:55〜深夜0:25 
※放送終了後、TVer、GYAO!にて見逃し配信あり 

【プレゼント】

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【【締切】2022年5月20日(金)正午

取材・文/平川秋胡(ABCテレビ担当) 撮影/蓮尾美智子 

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