走ったり、踊ったり、ルービックキューブをしたり…広瀬アリス、松村北斗、西野七瀬らが撮影の裏話を語る！「恋マジ」会見リポート2022/04/16

　恋に本気になれない6人の男女が織りなす群像ラブストーリー「恋なんて、本気でやってどうするの？」（フジテレビ系＝関西テレビ制作）。4月18日の初回放送に向けて、主演の広瀬アリスさんら、豪華キャストが勢ぞろいした制作発表が行われました！

　「“本気の恋”なんていらない」と考える27歳の女性たちに、不確かな、だけど運命的な出会いが訪れてしまい――6人の男女が人生最大の本気の恋に落ちる姿が描かれる“恋マジ”。それぞれの役の衣装に身を包んだ皆さんが登場すると、大きな拍手とカメラのシャッターを切る音が絶えず、作品への期待値の高さが伺えます。主人公・桜沢純を演じる広瀬さんの「今日この制作発表で、恋マジの面白さをしっかり伝えられたらいいなと思います」というあいさつから、会見はスタート。

　すでに撮影はクランクアップ。純の親友で専業主婦・清宮響子役の西野七瀬さんは「この6人で集まったのが久しぶりで。でも…集まるのもこれで最後だと思うので、さっきみんなで写真を撮りました」と、うれしくもどこか寂しそうな表情を浮かべます。

　ドラマのタイトルにちなみ、「最近、本気で挑戦したことは？」という質問が上がると、フレンチビストロのギャルソン兼見習い料理人・長峰柊磨役の松村北斗さんは「ちょっと前なんですけど、連休があったタイミングで、数年ぶりにゲームを買ったんです。心底そのゲームにほれて、ぶっ続けでやり通したら、3日でエンドロールにたどりついて。ずっとゲームをやってこなかった人間なので、それが早いのか遅いのか分からないんですけど、僕としては『こんなに面白いゲームだから、CM狙いたい！』って思ったんです。そしたら次の日、ポチってテレビつけたら、この人（広瀬さん）がCMに出てて！（笑）」と、悔しそうな顔で広瀬さんに視線を注いでいました。

　ネガティブなコンビニ店員・内村克巳役の岡山天音さんは、質問に対し「読書です」と即答。「最近アクション映画を撮影してまして。ケガをする出演者が出た時のためにトレーナーの方がついてくださってるんですが、みんながアクションで負傷して施術を受けている中、僕だけ読書のしすぎで首を痛めて、首の施術を受けました。読書も本気ですると、首を痛めるんですよ（笑）。地方での撮影だったんですけど、ホテルのフロントでずっと読書をしていると、翌日現場で『ずっと本読んでるやつがフロントにいる』ってうわさになってたらしくて。それが自分だと思われてなかったみたいです（笑）」と明かし、「読書にハマったきっかけは？」という質問には「………友達があんまりいないからです（笑）」とボソッと。

　撮影中は和気あいあいとした雰囲気だったようで、西野さんは、“パパ活”にいそしむアパレル店員・真山アリサ役の飯豊まりえさんから「外を走りに行かない？」と誘われたエピソードを披露。「どうしよっかなって思ったんですけど、まりえちゃんがぱーって行っちゃって。そしたら天音くんも一緒に来てくれて、夜にスタジオの外周を1周しました。それがすごく楽しくて、印象に残っています」と西野さんが話すと、「それに便乗して…」と続ける松村さん。

　「飯豊さんが人を巻き込むのがすごく上手で、ある日『踊りましょう！』ってみんなにお誘いをかけていたんです。古風なお誘いですよね、すごく。そういう時、1回『いやいや…』って断っちゃったら、もう踊れないじゃないですか。だから1回目のお誘いで『いいですよ』なんて言って一緒に踊ったりしましたね。西野さんも入って、3人で踊った時間もありました」とエピソードを話すと、飯豊さんは「私が幼稚園の頃にお遊戯会で踊ったダンスをもう1回踊りたいなと思って、家で踊っていたんです。それを見てもらおうと思って…（笑）。すみません、アイドルのお二人の間で踊らせていただいて…」と謙虚な発言。ちなみに岡山さんはかたくなに拒んでいたらしいのですが、20分ほど熱心なお誘いを受け、ついに踊ってくれたとのこと。「その後、誰も見てないのに、ずっとダンスのグルーヴが体に残っちゃったみたいで、（1人で）踊っていました」と、松村さんから目撃情報も飛び出しました。

　そんな撮影中の仲良しエピソードがあふれる中、松村さん演じる柊磨が働くフレンチビストロのシェフ・岩橋要役の藤木直人さんは「みんな、めちゃくちゃ仲良さそうでしたね…」とぽつり。「1人だけ昭和の人間が入ってますから。たぶんみんなのお父さん、お母さんと同じ年代なので、『仲良さそうだな…』ってずっと見守ってました」と少し寂しそうに話すと、松村さんは「藤木さんを中心にルービックキューブで触れ合った時間がありましたよね」と。

　松村さんによると、藤木さんから「（ルービックキューブを）やってごらん」と声を掛けてもらったとのことですが、藤木さんは「やってごらんなんて一言も言ってないよ!?（笑）」と抗議（!?）。「陰でこっそりやってたんです。『もし興味を持ってくれてるなら教えるよ』というスタンスだった」そうで、「クランクインは1人（のシーン）で、その時はスタッフさんたちが『どうやってやるの!?』ってすごく食いついてくれたんですが、みんなと一緒のシーンになると、平成の子たちにはルービックキューブは響かなかったみたいです。『ふぅん…』みたいな目で見られました」と苦笑いする藤木さんでした。

　春ドラマにふさわしい、ドキドキが満載のラブストーリー「恋なんて、本気でやってどうするの？」は、4月18日スタート、初回は15分拡大で放送です。