「花嫁未満エスケープ」主演・岡崎紗絵が語る、大切な人と長続きするコツ「お互いを尊重して、踏み込み過ぎないこと」2022/04/14
テレビ東京系で放送されている木ドラ24「花嫁未満エスケープ」。小川まるにさんの同名漫画を原作に、結婚適齢期を迎えたアラサー女性のリアルな心情を描くトライアングル・ラブストーリーです。主人公の柏崎ゆう(岡崎紗絵)と松下尚紀(中川大輔)は付き合って7年、同棲5年目のカップル。マンネリ気味の日々を過ごしている中、尚紀に誕生日を忘れられたことをきっかけに、ゆうは家を飛び出してしまいます。そんなゆうの前に偶然現れたのは、高校時代の元カレ・深見一(浅香航大)で…。
今回、TVガイドwebでは主演の岡崎紗絵さんを直撃取材。役の印象や、岡崎さんご自身の恋愛観などを語っていただきました。
――まず作品の印象をお聞かせください。
「この話をいただいた時に、結婚をゴールに置いている女性の役をいただくような年齢になったのだな…と思いました(笑)。原作がとても面白く、続きがすぐに読みたくなりました! ストーリーが奇麗すぎないと言いますか、30歳目前の女性がリアルに描かれていて、共感する部分も多かったです。自分だったらどうするか考えながら原作を読んでいたので、読者としては早く続きが読みたかったのですが、演じる役者としては1シーンずつ立ち止まって思考する時間が長かったです」
――尚紀に対する岡崎さんの印象はいかがですか?
「誕生日は絶対忘れないでほしいですね!(笑)。あのエピソードは、ゆうの我慢が爆発してしまうトリガーになっても仕方のない出来事だったと思います。ゆうが何でもできてしまうので、尽くし過ぎていたところもあると思うのですが、それでもお母さんのような存在としてではなく、女性として見続けてほしいと思います」
――尚紀と深見、岡崎さんならどちらを選びますか?
「尚くんはちょっと幼いので嫌ですね、誕生日も忘れるし(笑)。もう少し自立してほしいかなと思います。でも深見くんは深見くんで、ゆうを優先し過ぎているところがあると思うんです。選ぶなら、“フラットに接することができる深見くん”がいいですね」
――岡崎さんが考える、大切な人と長続きする方法があれば教えてください。
「尊敬の気持ちがあるといいと思いますね。相手を尊重して、踏み込み過ぎないとか。相手を信頼していれば、いい距離感で過ごせるので長くお付き合いできると思います」
――岡崎さんが思う理想の誕生日の祝われ方を教えてください。
「そんなに派手にお祝いしてくれる必要はないんですけど、普段言わないような言葉を伝えてくれたりしたらうれしいですね。『誕生日だからこうしてほしい』みたいにこちらから押し付けるようなことはしたくないので、自然に応えてくれる方が相手だといいなと思います」
――思い出に残っている誕生日などありますでしょうか?
「学生の頃の誕生日で、当日に雨が降っていたんですけど、突然家に友人が来て雨がっぱを渡され『これを着て〇時に公園に集合!』とだけ言って、走り去っていったんです。指定された時間に雨がっぱを着て公園に行ったら、公園が装飾されていて! その場で友人たちが作ったお祝い動画も見せてくれて、すごくうれしかったです。それをしてくれた友人の誕生日には、私が撮った写真をたくさんコルクボードに貼ってプレゼントしました。学生時代は友達とアルバムを作ってプレゼントし合ったり、サプライズプレゼントを贈ったりしていました」
岡崎さんご自身の尚紀と深見へのリアルな思いや作品への意気込みを伺って、ますますドラマが楽しみになりました! 第2話では、深見から合鍵を渡されたゆうが、職場の同僚に相談して尚紀との関係を変える決心をします。そんなゆうの元に、深見から電話が…。一方で尚紀は同僚との飲み会でゆうの話をしていたところ、母親との話を聞いているようだと言われ…。徐々に変化していく3人の関係から目が離せません! ぜひご覧ください。
【番組情報】
木ドラ24「花嫁未満エスケープ」
テレビ東京系
木曜 深夜0:30~1:00
取材・文/テレビ東京担当 N・S
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