宮原知子が現役引退を発表。「新しい世界を切り開いていけるように、頑張っていきたい」2022/04/08
24歳の誕生日を迎えた3月26日、自身のブログで現役引退を発表した女子シングルの宮原知子さんが、「スターズ・オン・アイス2022」のリハーサルが行われた4月1日に、リモートで会見を行いました。
会見冒頭、宮原さんは「これまでたくさんサポートをしてくださったコーチの方々、日本スケート連盟の方々、木下グループをはじめとするスポンサーの方々、そして、家族、友達、すべての関係する方々、ファンの皆さんのたくさんの応援に感謝しています」とお礼を述べました。
続いて「4歳からスケートを始めて、ただただ無心に滑ってきたんですけれど、気付ば競技者として本格的にスケートをしていて、ノービスからジュニアに上がって…。楽しく滑れていた時期もありましたし、だんだんと修業のように自分を追い詰めてしまう時期もあったかもしれませんが、『自分のスケートを試合でしっかりと見せる』ことや『いい結果を出す』ということは最大の目標で、自分に絶大な達成感をもたらしてくれるものでしたので、それを目指して毎日頑張ることができました。最後のシーズンは『これでだめだったら辞めよう』という気持ちで自分と向き合って、毎日毎日、自分のできることをこれ以上できないと思うくらい練習して、シーズンを過ごしました。最後まで充実したスケート競技人生を送れたと思っています」と振り返りました。
また、会見後には宇野昌磨選手が登場し、宮原さんへ花束をプレゼント。宇野選手は「小さい頃から知子ちゃんを見ていて、早くシニアに上がって知子ちゃんと同じような舞台で戦えるようになりたいと思っていました。また家族ぐるみで知子ちゃんのことを応援していました」と思い出を話し、「僕には分からないこともあると思いますが、知子ちゃんが満足いく終わり方ができていたらうれしいです。これからもたくさん大変なこともあると思いますが、スケーター全員が『知子ちゃんならどんなことがあっても絶対できる』と言い切れると思いますし、僕もその1人なので、これからも頑張ってください」と温かいエールを送りました。
「これから自分の目標はまだまだたくさん見つけていけると思います。新しい世界を切り開いていけるように、頑張っていきたいと思います」と今後の決意を語った宮原さん。医学の道へ進むという夢もあり、「どう携わっていくかは、これから考えたいと思います」と笑顔を見せました。
また、会見翌日の4月2日には「スターズ・オン・アイス2022」の大阪公演でプロスケーターデビュー。さらに、同アイスショーのカナダツアーに日本人としては初となる全公演の出演も決まっています。新たな夢へと向かって進む宮原さんを、今後も応援しましょう!
【番組情報】
「生中継!フィギュアスケート スターズ・オン・アイス ジャパンツアー2022 東京公演」
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4月8日 午後1:55~4:30(生中継)
4月9日 午後0:55~3:30(生中継)
4月10日 午後0:55~3:30 (生中継)
※放送時間変更の場合あり 。
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