清純派・朝倉あきがボディコンスーツ姿で歌舞伎町を闊歩!?「これを着ないと戦えない」2019/04/13
歌舞伎町を舞台に、美人弁護士の活躍を描く「歌舞伎町弁護人 凛花」(BSテレ東)が4月13日からスタート。ボディコンスーツに身を包み、勝ち気な態度でトラブルをスカッと解決していく主人公・美鈴凛花を演じるのは、本作が民放の連続ドラマ初主演となる朝倉あき。ギャグあり、お色気ありの爽快な弁護士ドラマで、今までにない魅力を見せてくれる朝倉に、作品に懸ける思いを聞いた。
──凛花は、美人で勝ち気で正義感あふれる弁護士です。清楚で上品なイメージの朝倉さんですが、演じてみていかがですか?
「今まで演じたことがないような役なので、最初は“私に務まるかな?”って思ったんです。特に“すごく美人で、本人もそこに自信を持っている”という設定に戸惑いがあって…(笑)。でも、作品の中で描かれているのは、凛花の“弱い人を助けたい”というシンプルな思い。彼女が自分と戦う姿や、知らなかったことを発見していく姿にはすごく共感できるので、今は楽しんで演じています」
──巻き髪&ボディコンスーツが凛花のトレードマークですが、衣装を着た感触は?
「最初はビックリしました。今の時代、ここまでのボディコンを着ている人ってなかなかいないですから(笑)。私自身も体のラインを見せることに自信がないので、大丈夫かなっていう気持ちもありました。でも、いざ着てみたら、背筋が伸びて自信が持てるようになって。今は“これを着ないと戦えない”って思うようになりました」
──普段の朝倉さんとは全く違うファッションですか?
「全然違います(笑)。私自身はめちゃめちゃカジュアルで、デニムやワンピースみたいなラクな服ばかりなんです。でも、監督から『そういう格好をするな』って怒られてしまって(笑)。最近は凛花の服装も気分的にフィットしてきているので、これからはプライベートでも、ちょっとヒールをはいてみようかなと思いました」
──歌舞伎町でのロケはいかがですか?
「今まで歌舞伎町にあまりなじみがなかったので、未知の世界に驚いています。実際のキャバクラやラウンジをお借りして撮影すると、なんでこんなにキラキラしてるんだろう!って(笑)。でも、店の裏手のトイレに入ってみると、働いている人に向けた注意書きがあったりして、“同じ人間なんだな”って思うんですよね。全然違う世界だと思っていたけど、私と同じくらいの年齢の女の子や、普通の人たちもあがきながら生活しているんだなって。そういう感覚を、お芝居する時にも忘れないでいたいと思っています」
──困っている依頼人のために、全力で戦う凛花はカッコいいですよね。
「クライアントの敵を思いっきりやっつけるシーンは、演じていて楽しいです。美と、自信と、理論で追い詰めていく感じが(笑)。凛花は心の底から“困っている人たちを守ろう”という気持ちがあって、それを原動力に戦っているので、いつも全力。なので、戦い終わった後は疲労感がありますけど、気持ちいいんです。特に「法廷でお会いしましょう」っていう決めゼリフを言った後は、“キマった!”っていう気持ちになりますね(笑)」
──決めゼリフの言い方は、どんなふうに?
「いろんなパターンを考えていて、毎回、模索しながら演じているところなんです。回を追うごとに変わっていくかもしれないので、注目していただけたらうれしいです」
──凛花がアロマエステを受けながら、事件解決のヒントを思いつくシーンも面白いです。コミカルで、ちょっとしたお色気(?)もあって。
「現場でも、みんなでアイデアを出し合いながら撮っているんです。“もうちょっとこうしてみようか?”“それはやり過ぎじゃない?”って(笑)。おかげで、毎回とっても面白いことになっています」
──撮影に入る前、「凛花と自分の共通点は“負けず嫌い”なところ」だと話していましたよね。朝倉さんは、どんな時に負けず嫌いになりますか?
「一番多いのは、自分で納得できないお芝居をしてしまった時です。それが今の自分の実力だし、自分でコントロールできるのはここまでなんだって思うと、本当に悔しくて。でも、そこで諦めてしまったら終わりなので、自分でコンロトールできる範囲を、ちょっとだけ出てみようって思います。そうすると、現段階より少し前進できる。それで周りの方に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれませんが、自分を超える気持ちは忘れず、結果にはちゃんと責任を持ちたいと思っています」
──正義感の強い凛花は、権力者や利害関係のある相手にも、臆することなく闘いを挑みます。ご自身は正義感が強い方ですか?
「強くありたいですけど、私は凛花ほどハッキリものを言えないので、彼女に憧れます。凛花の正義感の強さは、守りたいものを守る力があるっていう自信の現れ。なので、私も何かを守りたいと思った時に、それを守れるだけの力をつけなきゃいけないと思いました。ただ、凛花にも弱い部分や欠点はあって、徐々に自分の内面と向き合っていく姿が描かれるので、きっと見ている方も共感できると思います。カッコいい凛花にスカッとしつつ、その成長を見ていただきたいです」
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