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岸優太が憧れる伊藤英明の“大人の恋“とは? 「密会レストラン」第6弾!  2022/03/14

岸優太が憧れる伊藤英明の“大人の恋“とは? 「密会レストラン」第6弾!  

 ゲストが恋愛話を赤裸々に告白する大人のトークバラエティー「密会レストラン」(NHK総合)の第6弾の放送が3月17日に決定しました! 今回は普段あまりバラエティー番組に出演されない伊藤英明さん、坂本冬美さん、JUJUさんが登場し、“恋バナ”に花を咲かせます。

 収録を終えたMCの3人、マダム役の寺島しのぶさん、ギャルソン役の岸優太さん、先輩ギャルソン役の吉村崇さんが今回もインタビューに応じてくださいました!

――早速ですが、収録はいかがでしたか?

寺島 「伊藤さんには(出演を)絶対に断られるだろうなと思っていたから、話を聞けたのは本当によかった! 見たことないでしょ!?」

吉村 「トーク番組はあまり見たことなかったですね。あのトーンで面白いことを言うから、向いていますよね」

寺島 「向いているよね。以前共演したドラマ『女系家族』(テレビ朝日系)の撮影の合間に聞いた話があまりに面白すぎて、出てほしいなと思ったの」

岸優太が憧れる伊藤英明の“大人の恋“とは? 「密会レストラン」第6弾!  

――かなり赤裸々にお話しされていましたよね。

寺島 「みんな、聞き入っちゃって。初めてカンペが出なかったんですよ」

吉村&岸 「確かに」

吉村 「伊藤さんのエピソードはまだまだありそうですよね。バラエティーにはあまり出ていないから新鮮で…。これはいい人を見つけましたよ!」

寺島 「伊藤さんが宮沢(りえ)さんのことを好きだったのは、本当に知らなかった」

吉村 「あれは、相当(好き)ですよ!」

寺島 「宮沢さんも共演していた『女系家族』の撮影の時は分からなくて、後から聞いて『えっ! 好きだったの?』って」

岸 「へー!」

吉村 「もし好きな感じが出ていたら、いいか悪いか分からないけど、撮影の現場の雰囲気もちょっと変わっていたでしょうね」

寺島 「そうだね。ビックリしたな」

吉村 「JUJUさんは想像していたイメージとは真逆でした。JUJUさんからはフランス人男性の特色を学べて、そういうことかと納得できたことがありました」

 「僕は坂本さんの手編みの腹巻きをプレゼントしたエピソードが衝撃的でした。実際、そういう腹巻きの世界があったんだって…」

吉村 「腹巻きの世界って…(笑)」

 「言われてみれば、1980年代にブームになった“なめ猫”の映像(腹巻きをした猫?)で見たことがあります!」

吉村 「(首をかしげながら)あれ、腹巻きだったかな?」

岸優太が憧れる伊藤英明の“大人の恋“とは? 「密会レストラン」第6弾!  
岸優太が憧れる伊藤英明の“大人の恋“とは? 「密会レストラン」第6弾!  

――さらに、今回は“大人の恋”がテーマのように感じましたが、ゲストの皆さんの“大人の恋”のエピソードを聞いて感じたことや、“大人の恋”の印象を教えてください。

 「“大人の恋”だなと思ったのは、伊藤さんが年上の彼女さんと付き合っていた時に、車で迎えに来てもらっていたことですね。別れることになってしまった時の別れ方も大人だなと感じました。ドラマで見るような理想的な恋だったので、一度はしてみたいと感じた憧れの恋でした」

吉村 「僕は年を重ねる度、大人の恋はこういうものだろうといろいろ考えて行動してきましたが、結局、子どもの頃の恋の延長上でしたね。格好つけていろいろやったけれど、向いてなかった(笑)」

寺島 「私は結婚生活の話になるけど、干渉しないで一緒にいられるというのが一番いい“大人の恋”なんじゃないかなと。お互い好きなことをやって、一緒にいるというのが楽でいいなと感じています」

――2019年から始まった「密会レストラン」も今回で6回目となります。変化したことやお互いの印象で変わった点はありますか?

寺島 「コロナ禍になってからだいぶスタイルが変わっちゃったんです。1回目、2回目の時は、人が自由に出入りしたり、誰かが残ったりして。密会部屋があったことで盛り上がることもありました」

吉村 「岸さんをはじめ、みんないい方向に変わっていると思いますよ。そういえば、マダム(寺島さん)とはここでは仲良くお仕事をさせていただいているのですが、ほかの局の現場で会った時にどう話し掛けていいのか…。周りの人に『おいおい、何だ?』って怪訝(けげん)に思われるんじゃないかと心配で…」

 「確かにそうですね」

寺島 「全然ならないよ!」

吉村 「だから、もうちょっとバラエティーに出てください! そしたら僕もほぐれますから」

寺島 「いやいや…。今はもう家族みたいになってきましたからね。常連客役のミッツ(・マングローブ)さんも含めてね」

岸優太が憧れる伊藤英明の“大人の恋“とは? 「密会レストラン」第6弾!  

――最初の頃、岸さんはゲストのラブヒストリーを伝えるところでよくかんでいましたが、今日は大丈夫だったんじゃないですか?

吉村 「かんでいましたよ(笑)」

 「多少…(笑)。まだ、むらがあります」

寺島 「このまま、むらがあってほしい!」

吉村 「もっと勇気をもって昔の感じで」

 「ほんとですか?」

吉村 「佐久間宣行さんが配信されているYouTubeのある企画で、僕が王将になって、芸能界で天下を取るために必要な人々を将棋の駒に例えて選ぶ『吉村キングダム』というコーナーがあった時に、岸くんを飛車にしたの。それくらい期待をかけている方ですから、もっと堂々とやってほしい」

 「そうなんですか? 飛車はうれしいですね」

寺島 「ほかの撮影現場では『もっとうまくやれ』とか『ちゃんとやれ』と言われるかもしれないけど、ここは吉村さんもいらっしゃるからね」

 「僕の悩みは、毎回必ず共演者に大御所がいらっしゃるので、萎縮しちゃうことなんですよ」

吉村 「しかも大抵、大御所の隣の位置だからね」

 「そうなんですよ。本気で飛車みたいになりたいです」

――紹介する時にどんな言葉が難しいですか?

 「基本、読みにくいのは接続詞です」

寺島 「あははは(笑)」

吉村 「接続詞が苦手?」

 「はい。普段から使い方を間違えるし、読み方も勝手に自分で変換しちゃって…。たまにカンペ通りにいきたくないから、アドリブで言おうとするとかんじゃうんです」

吉村 「かんじゃうし、元に戻れなくなって、何を言っているのか分からなくなるんだ?」

 「そうなんですよ! それに、雰囲気を出そうとしているからなおさらで」

吉村 「岸さんはカンペに画数の多い漢字が増えると、そこに向かって徐々に(話すスピードが)ゆっくりになります」

 「そうです(笑)」

吉村 「いいんだよ! もっと突き進んでくれよ!」

 「本当ですか? 頑張ります!」

岸優太が憧れる伊藤英明の“大人の恋“とは? 「密会レストラン」第6弾!  

――この番組は愛を語るトークバラエティーですが、最近感じた愛があれば教えてください!

吉村 「愛って確かに存在するんだと思ったのは、黒のロングコートで黒シャツ、黒いマスクという殺し屋みたいな格好をしてエレベーターを待っていたら、エレベーターの扉が開いた瞬間に、乗っていた親子のお母さんが俺の姿を見て危険だと思ったのか、すぐお子さんを抱えて…。愛だなと思いました。冬の格好は選ばないといけないですね」

 「僕は風邪をひいて休んだ時に、いろんな方から連絡をいただいて、愛されているなと実感しました」

吉村 「誰から来たの?」

 「先輩やKing & Princeのメンバー、身内からも来ました。うれしかったです」

寺島 「今日の伊藤さんかな。ドラマで伊藤さんと私が恋愛関係にある役だったので『宮沢さんの方がよかったんじゃない?』と言ったら、『恋愛をするなら寺島さんだ』と言ってくれた社交辞令が愛だなと思った(笑)」

吉村 「ああいう愛もありますね」

寺島 「うん。優しいなと思った」

吉村 「マダムはお芝居を愛していますよね。トークにグッと肩が入るというか。お芝居や映画などの作品について語る時にスイッチ入るんですよね。俺、お笑いをあんなに熱く語れないですもん」

 「えーっ」

寺島 「あははは(笑)」

――いつか恋バナを聞いてみたい人はいらっしゃいますか?

 「恋バナを聞いてみたい人たくさんいます!」

寺島 「例えば誰?」

 「例えば…。同世代のめちゃくちゃ人気がある人の恋愛を聞いてみたいですね!」

吉村 「大変そう…(笑)」

寺島 「東山(紀之)さんはどう?」

 「先輩の話は聞いてみたいです!」

寺島 「堂本(光一)さんは前に出演してもらったもんね」

 「そうですね!」

寺島 「吉村さんは?」

吉村 「僕は芸人とは話すので、芸人以外の方がいいかなと。今まで俳優さんやアーティストの方と結構、心を開いてお話しできて楽しかったんですけれども、ワンチャンスで小泉純一郎さんを…」

 「おお!」

寺島 「いいこと言うね! 私、ちょっとだけ(小泉さんを)知っているよ!」

 「ええっ!(驚きの表情)」

吉村 「あの時の外交で実は…など、いろんな話を聞きたいなと。ワンチャンス…」

寺島 「私はスポーツ選手。(スキージャンプ選手の)葛西(紀明)さんとかね」

吉村 「レジェンドですね! それもいいですね!」

岸優太が憧れる伊藤英明の“大人の恋“とは? 「密会レストラン」第6弾!  

――最後に、テレビであまり恋愛トークをしたことがないゲストのお三方が出演される今回の見どころをお願いします!

寺島 「今回のゲストは特に三者三様、『こんな一面があるの?』と新しい発見があると思います」

吉村 「皆さん、たくさんお話してくださったのでぜひ見てほしいですね」

 「僕はお三方のイメージがいい意味で変わりました。視聴者の皆さんももっとお三方を好きになると思います」

寺島 「本当は6時間くらいとって、ダラダラしゃべりたい!」

吉村 「話が広がりすぎちゃって、テーマを全部消化できなかったですもんね」

――ありがとうございました!

 6回目ともなるともはや家族のような雰囲気なんですね。どのゲストの話も気になりますが、伊藤さんが思いを寄せた宮沢さんのエピソードが気になるところです。そちらもお楽しみに!

【番組情報】

「密会レストラン」
NHK総合
3月17日 午後10:30~11:15

NHK担当 K・H



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