「DCU」第8話で阿部寛が田辺誠一＆島崎遥香と対峙！横浜流星は徐々に過去の記憶を取り戻し…2022/03/13

　TBS系で放送中の日曜劇場「DCU」。主演に阿部寛さんを迎え、水中の捜査に特化した架空の組織・DCUを舞台に描くオリジナルドラマです。

　ドラマの舞台となるのは、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団「Deep Crime Unit（潜水特殊捜査隊）」。DCUの略称で呼ばれるの彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく、警察の捜査では困難な危険極まりない日本全国の河川や湖など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を捜し事件を解決していくこと。TBSがハリウッド大手制作プロダクションと手を組み、壮大な“ウオーターミステリー”を繰り広げています。

　水族館で起きた殺人事件の全容が解明されたのもつかの間、先週放送の第7話では水族館で爆破事件が起こり、事件はさらなる混迷を極めました。ついに動きだした成合淳（吉川晃司）の動向も気になるところですが、DCUメンバーたちがこの事件をどうひもといていくのかにも注目が集まっています。さらに、徐々に色濃くなっていく、15年前に起きた爆破事故の真相。新名正義（阿部）が西野斗真（高橋光臣）や神田瑠璃（趣里）の協力を得ながら決死の覚悟で成合を追う一方で、当の成合は瀬能陽生（横浜流星）に接触を図りました。

　3月13日放送の第8話の舞台は、三重県の総合レジャー施設・ナガシマリゾート。成合が潜伏しているという情報を得た新名は、黒江真子（市川実日子）との新婚旅行を装いナガシマリゾートのホテル花水木を訪れることに。しかし、ひそかに捜査をしていた西野が浴場で何者かに襲われてしまいます。誰が西野を襲ったのか。そして新名は成合を追い詰めることができるのか。さまざまな思惑と真実が交錯し、終盤に向けて加速する予感。

　第8話の予告で、温泉施設にいる新名の姿を見た視聴者からは、阿部さんが主演を務めた映画「テルマエ・ロマエ」（2012年、14年）が頭によぎったという声が多数見られました。さらに第8話には、ゲストとして田辺誠一さんと島崎遥香さんが出演。田辺さんは瀬能の父を知るホテル支配人・戸塚明男を、島崎さんはそんな明男を笑顔で支える娘・明美を演じます。

　田辺さんにとって阿部さんは俳優として直属の先輩ですが、映像作品での共演は今回が初めてとのこと。出演にあたり、「阿部さんの主演作に参加できて光栄です。僕が演じる戸塚の持つ過去、抱えている秘密。そして家族を守ろうとする男の弱くも強い心を見守っていただければ」とコメントを寄せています。島崎さんは、以前から日曜劇場への出演に憧れがあったとのことで、「普段はあまり緊張しないタイプなのですが、憧れの現場ということもあり、現場に入った瞬間とてつもない緊張感に包まれ、頭が真っ白になってしまう場面もありました…」と現場でのエピソードを明かしています。新名と明男の対峙（たいじ）はもちろん、明男と明美の親子の絆にも注目です。

第8話（3月13日放送）あらすじ

　自分の父・陽一（西尾浩行）がテロリストの一味かもしれないと知り動揺する瀬能（横浜）の傍ら、新名（阿部）たちは成合（吉川）がある総合レジャー施設に潜伏していることを突き止めます。新名は真子（市川）との新婚旅行を装い、捜査のために先に現地入りしていた西野（髙橋）と合流。そしてホテルを営んでいる支配人の戸塚（田辺）が、かつて東都重工で陽一の助手をしていたことを知ります。新名が戸塚に研究データの横流しについて尋ねると、戸塚は明らかに動揺した様子。その直後、西野が何者かに襲われる事件が発生します。同じ頃、瀬能は新名が持っていた陽一の鍵が何かを調べるため実家に帰省。そして1枚の写真からある店に目星をつけます。そして調べていくうちに、瀬能は徐々に過去の記憶を思い出していきます。