「部長と社畜の恋はもどかしい」竹財輝之助が語る堤司の印象「見た目はスーパーマン、恋愛に関しては中学生（笑）」2022/02/02

　テレビ東京系にて放送中のドラマParavi「部長と社畜の恋はもどかしい」。志茂さんの同名漫画を原作に、仕事が大好きな社畜会社員・丸山真由美（中村ゆりか）と、「定時に仕事を終える」がモットーの総務部長・堤司治（竹財輝之助）という、仕事への姿勢や考え方が正反対の2人の恋を描くじれったいラブコメディーです。

　今回、TVガイドwebでは堤司を演じる竹財輝之助さんに直撃取材。役の印象や作品の見どころを語っていただきました。

――台本を読まれた時の作品と堤司の第一印象を教えてください。

「台本を読んだ時、普段あまり演じない役柄だったので少し不安に思いました。でも、コミカルな心の声をどのように演じていこうかという、楽しみの方が強かったですね。考えていることと、顔の表情がだいぶ違うので、少し苦労しています（笑）。堤司はパッと見た感じスーパーマンのような人なのですが、恋愛面では中学生レベルですよね（笑）。その見た目と内面のギャップを魅力的に表現していくというのが難しくもあり、楽しくもあります」

――主演の中村さんと、中村さん演じる真由美の印象をお聞かせください。

「中村さんの第一印象は、思っていたより身長が小さいんだなと思いましたね。テレビなどで拝見させていただいていた時は、すらっとしていて身長の高い印象だったので、実際会ってみると小柄な方だなと（笑）。中村さんが演じるまるちゃん（真由美の愛称）はとてもパワフルな女性ですね。周りを明るくしてくれるようなパワーの塊だなと思います」

――作品の面白いと思う部分はどんなところですか？

「堤司の外見のスマートさと内面の未熟さ、考えていることと表情の差が面白いなと思いますね。作品を通して面白いと思うのは、堤司が言葉足らずなせいで、まるちゃんが全然別の方向に猪突猛進してしまったりして、なかなかお互いの思うように事が進まないじれったさですかね（笑）」

――堤司とご自身の共通点はありますか？

「堤司の恋愛が中学生みたいだと言ってしまったのですが、僕も実際恋愛をするとなると、大人ではいられないかもしれないです（笑）。少し子どもっぽいと言いますか、気持ちを上手に伝えきれずにもたもたしてしまったり、自分が言葉足らずなのに相手に『僕のこと分かってよ！』って思ってしまったり。男性はもしかしたら、好きな人の前ではみんなそうなのかもしれないですね（笑）。そういった点は少し共感できるなと思います」

――本作の見どころを教えてください！

「2人のうまくいかない恋愛を見て、すれ違うさまを楽しんでいただけたら（笑）。また、この作品は恋愛だけではなく、自分の働き方を見直す機会を得られる作品だとも思います。その点もぜひ注目していただければ！」

　第4話では、真由美を食事に誘うもあっさり断られてしまい、堤司はもやもや。一方の真由美は、堤司との関係をあらためるため自分磨きに力を入れようと一念発起しました。ところが、いざ趣味は何かと考えてみると、自分から仕事を取ったら何もないことに気が付いてしまい…。そんな折、真由美に見知らぬ男性が声を掛けてきて…!?　2人のすれ違いのじれったさや、ドキドキの展開から目が離せません。

　本日、2月2日放送の第5話では、堤司と真由美が雑貨店へ。堤司の「付き合って」という言葉は、買い物に付き合うという意味だった…!?　果たして2人の関係は進展するのでしょうか。ぜひご覧ください！