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「僕ドラ」町田啓太が俳優業を超えてドラマ制作に携わる思い…「ものづくりは大変ですが、その分の楽しさや喜びを味わえて本当に幸せだなと」2022/01/26

「僕ドラ」町田啓太が俳優業を超えてドラマ制作に携わる思い…「ものづくりは大変ですが、その分の楽しさや喜びを味わえて本当に幸せだなと」

 テレビ東京と「めちゃコミック」が開催した漫画化とドラマ化の作品を同時に選ぶ合同プロジェクトの模様をおくる「僕を主人公にした漫画を描いてください!それをさらにドラマ化もしちゃいます!!」(テレビ東京ほか)。

 1月19日放送の第3話では、原作漫画をもとにしたドラマのクランクインまでの様子に密着しました。ドラマの主演を務める町田啓太さんとスタッフの方々が、衣装や楽曲、台本に関して熱心に打ち合わせを重ねる姿はなかなか見ることができないとても貴重な場面でしたね。特に、町田さんと共演者の宮崎美子さんのセリフの読み合わせのシーンでは、お互いの役を入れ替わる設定のため、苦戦している様子も印象的でした。

 漫画がドラマになるまでの裏側に迫るドキュメンタリーパートもいよいよ1月26日放送の第4話で最終回。ということで、本プロジェクトの審査委員長も務めた町田さんに、あらためて漫画からどんな影響を受けてきたのか、またドラマ制作に携わることで変わった価値観についてお伺いしてみました。

――町田さんご自身もこれまで漫画を読まれてきて、いろんな影響を受けてきたということですが、どんな作品にどのように影響を受けてこられたのでしょうか?

「ジャンルを問わずいろんな漫画を読ませてもらっていたんですが、時代劇の漫画を読んで剣道を始めてみたり、スポーツ漫画を読んでそのスポーツをやってみたりしましたね。あとは、メンタルの部分でもいろんな刺激や影響を受けてきたなと思います。一漫画ファンとしてこういう企画に参加できるのは、とても光栄でありがたいです。それだけでなく、さらに、僕をもとに漫画を描いていただけるなんて…本当に夢のようだなと感じています」

「僕ドラ」町田啓太が俳優業を超えてドラマ制作に携わる思い…「ものづくりは大変ですが、その分の楽しさや喜びを味わえて本当に幸せだなと」

――ドラマの制作にあたり、最初の段階から携わることはなかなかないかと思うのですが、俳優としての考え方に変化はありましたか?

「たくさんありますね。僕はもともと、企画の段階から作品作りに関わってみたいと考えていたので、こんなにすてきな企画で声を掛けていただけて本当にうれしかったです。実際にやってみたら、楽しさや新たな発見もあるんですが、作品に深く関われることが本当にうれしいし、自分の意見を皆さんが聞いてくださるのもありがたくて。ものづくりはすごく大変ですが、その分の楽しさや喜びをたくさん味わえて本当に幸せだなとあらためて思えるような時間を過ごさせてもらっていますね。通常の俳優業は、ある程度作品の方向性が決まっている状態で参加させてもらう受け身な立場だと考えているので、その過程を始めから踏めているのはすごく勉強になっています」

 町田さんにとって、漫画がかけがえのないものだということが分かりました。また、今まで俳優としてドラマ制作に参加されていた町田さんが、その枠を超えて作品に携われることへの喜びも伝わってきましたね。

 第4話ではついにドラマの撮影が始まりますが、撮影期間は年末年始を挟んだ3週間とタイトな上、地方ロケも多いようで…。田町(町田)とカツヨ(宮崎)は入れ替わりの演技に不安を持ったままですが、現場ではスタッフがさまざまな工夫を凝らしながら撮影に挑戦します。漫画が生まれドラマになっていく過程を1年かけて追いかけたドキュメンタリーの集大成を、お見逃しなく!

「僕ドラ」町田啓太が俳優業を超えてドラマ制作に携わる思い…「ものづくりは大変ですが、その分の楽しさや喜びを味わえて本当に幸せだなと」

【番組情報】

水ドラ25「僕を主人公にした漫画を描いてください!それをさらにドラマ化もしちゃいます!!」
テレビ東京ほか 
水曜 深夜1:00~1:30

取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)



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