鎌苅健太×石渡真修×大矢剛康×梶田冬磨×植村颯太~「猫のひたいほどワイド」クロストーク火曜編2022/01/25
オールメンズでおくるテレビ神奈川(tvk)の情報番組「猫のひたいほどワイド」(月~木曜午後0:00。テレ玉・チバテレでも放送)。番組では、2021年12月20~23日にかけて“放送1000回ウイーク”として各曜日メンバー全員が出演する公開生放送を行った。
TVガイドwebでは、公開生放送終了後に岡村帆奈美アナウンサーを交えた曜日別クロストークを実施。火曜からはMCの鎌苅健太、“猫の手も借り隊”の石渡真修、大矢剛康、梶田冬磨、植村颯太が登場する。
――本日は現在の火曜メンバーでは初の公開生放送でしたが、いかがでしたか?
鎌苅 「最近は『猫ひた』に限らず、エンタメの中でお客さんと時間を共有する機会がなかなかなかったので、貴重な回でした。火曜メンバー全員も集まれましたし、お客さんと楽しい時間を過ごすこともできたので、めちゃくちゃよかったです」
――借り隊の中で公開生放送が初めてだったのは植村さんですね。
植村 「はい。緊張しましたが、お客さんがいると楽しいなと思いました。笑ってくださった時はうれしかったです。お客さんのリアクションが本当の意見だと思うので、面白い時も、しけた時も…」
大矢 「お客さんの反応は伝わってくるからね」
鎌苅 「お客さんから反応をいただけると、自信もつくしね。あと、『しけた』って『しらけた』の関西弁やからね。インタビューで『しけた』っていう子、初めてだわ。颯太はおもろいな(笑)」
石渡 「『しけた』って関東ではあまり聞かないですね」
梶田 「『しけた』は関西弁ですね。あと、関西だと『横着する』って普通に使いますよね」
鎌苅・岡村 「使うね」
梶田 「横着って関西以外だと、あまり使わないみたいですよ」
鎌苅 「一つ言っていい? この話は楽屋でやろ(笑)。インタビュー中だから。すみません、火曜はずっとこんな感じなんですよ(笑)」
――いえいえ(笑)。(着席順に左から)岡村さんと鎌苅さんが大阪出身、石渡さんと大矢さんが神奈川出身、梶田さんと植村さんが大阪出身なんですよね。
大矢 「大阪に囲まれてるんです」
鎌苅 「大矢と真修は“オセロ”でいうたら、(大阪に囲まれて)ひっくり返されそうな状態です(笑)」
石渡 「もう、大阪に染まっています(笑)」
大矢 「いや、染まらないように頑張ろうよ。綾瀬の誇りを持てよ!」
石渡 「なんか、大矢くんがプロレスしようとしてきます」
鎌苅 「プロレス拒否が一番寂しいな、大矢(笑)」
――借り隊の皆さんから見て、MCの鎌苅さんはどんな方ですか?
鎌苅 「怖いなー(笑)」
植村 「先日、鎌苅さんの舞台も見させていただいたのですが、俳優としての姿にも影響を受けました。『猫ひた』の時は本当に頼れる先輩で、番組をまとめるのが、ね」
石渡 「なめらかだよね」
植村 「はい。なめらかです。鎌苅さんは生放送で失敗もなくて、尊敬しています」
鎌苅 「いやいや、失敗してるよ(笑)」
植村 「はっちゃけても、拾ってくださるので、MCが鎌苅さんで、火曜メンバーの一員で本当によかったです」
鎌苅 「うれしいね」
大矢 「僕たちも鎌苅さんとは今年度が初めてだったので、最初は不安でした。でも、『不安もあるだろうけれど、とりあえず全部投げてこい。全部受け止めてやるから』という言葉を鎌苅さんがかけてくださって、緊張や不安がすべて取り除かれたんです。頼りになる先輩だなと感じました」
鎌苅 「いや、最初だから言えたんですよ。今、大矢に全力でぶつかってこられたら、ちゃんと『ごめんなさい』って言うから(笑)」
大矢 「今は断られちゃったよ(笑)」
鎌苅 「いえいえ、こちらこそ頼りにしてますよ」
石渡 「けんけんさん(鎌苅)は、最初から『来い!』ってスタンスでやってくれて、俺らのやりやすい環境を作ってくれました。あと、話していると、『そんなところも見てるんだ』っていう部分もあって、視野の広さには驚きます。けんけんさん最初のMC回は颯太と俺だったんですけど、とても安心できるなと思いました」
鎌苅 「ちょっと、財布とってきて」
石渡 「お金もらえる?」
梶田 「ありがとうございます」
石渡 「梶はどう?」
梶田 「皆さんも言っている通りなのですが、けんけんさんは優しいです。生放送なので、借り隊がミスしたり、変なこと言ったりする時もあるのですが、けんけんさんはそれらを悪い印象で終わらせないようにしてくれるんです。絶対に『そうやな』って受け止めてフォローしてくれるところが優しいと思います」
石渡 「けんけんさんはポジティブだよね」
梶田 「プライベートでも、僕は子どもが生まれたのですが、周りに父親としての先輩がなかなかいない中で、けんけんさんとの出会いは大きかったです。いろいろなことを聞いても何でも丁寧に教えてくれるし、本当に自分の親にどうしたらいいのって聞いているような感覚で、俺のお父さんみたいです。ううっ、すみません」
鎌苅 「ちょっとやめろや」
梶田・石渡 「(涙を拭うふり)」
大矢 「泣いとらん!」
石渡 「全然、出てないですか? おかしいな(笑)」
鎌苅 「これで颯太が泣いてたら、めっちゃおもろいな」
植村 「えっと、自分が初めての生放送の時は緊張しかなかったんです。でも、鎌苅さんは本当に、その声のトーンから安心感があって。鎌苅さんのおかげでいつも安心して生放送に臨めています」
鎌苅 「ちょっと、颯太やめろや。そんなこと言われたらうれしいやん」
岡村 「うふふ、あれ?」
梶田 「あれ? 出てないな」
石渡 「(小声で)颯太、今泣け、今泣け」
鎌苅 「颯太は颯太のままでいいんやで」
大矢 「みんな、すごい顔。スタッフさん、この顔の写真押さえといてくださいね」
植村 「(頑張って続けようとする)『猫ひた』の先輩だけでなく、もう人間(として)…」
鎌苅・石渡・大矢・梶田・岡村 「(大爆笑)」
大矢 「壮大なスケール」
石渡 「止まらんな」
植村 「本当にリスペクトさせていただいています」
鎌苅 「ありがとう、颯太」
石渡 「最高だよ。みんな颯太のこと、好きだから」
大矢 「本当にピュア」
――岡村さんは鎌苅さんとの火曜はいかがですか?
岡村 「鎌苅さんはミスがあったとしても、『大丈夫、気にしないで』という感じで現場を引っ張ってくれる“よき兄貴”という感じです。共演者だけでなく、スタッフさんのことも気遣ってくれるんです。私も最初は不安だったのですが、今は『鎌苅さんとだったら大丈夫だな』と思っています。とても頼れる存在です。いつもありがとうございます」
鎌苅 「また(『きょうのおやつ』のビジュアルの)ハートの中に一緒に入りましょ(笑)」
石渡 「やめとけ!(笑)」
――火曜といえば、初代MCの小林且弥さんの存在が大きかったと思いますが、鎌苅さんはMCを引き継がれるにあたって、どのような思いがあったのでしょうか?
鎌苅 「この中にいるみんなが小林且弥のことが大好きだと思うんですね。いまだに出演者、スタッフさん関係なく彼の話が出ます。僕もそれと同じくらい、それ以上に小林且弥のことが好きです。大好きなんで。その気持ちは大きかったですね」
――すてきですね。
鎌苅 「僕は借り隊のメンバーとは『好きにやっていいよ!』という関係で始めましたが、もしかしたら、岡村さんは当初、僕との勝手が分からなかったかもしれません。そんな中で、岡村さんは、こうしてくれたり、あーしてくれたりして(笑)、『この子はどこが気持ちええんやろ』、いや違うな(笑)、『どこが安心するんやろ』と探ってくれました。本当の大黒柱は僕じゃなくて岡村さんです」
岡村 「いえいえ、皆さんのおかげで成り立っている番組です」
大矢 「すごいな。全員そろってこんな会話するの初めてだね」
鎌苅 「そうやね。コロナ禍でご飯に行けないからね」
――いい話の中で、すみません。さっきから、大矢さんがこちらに向ける視線がすごくて(笑)。
鎌苅 「気付かれちゃいました?」
石渡 「大矢くんはバラエティーモンスターなんで」
岡村 「俺に振ってくれ!と(笑)」
大矢 「違うんです! ちょっと言い方、言い方!」
――先日の「猫ひたRADIO」では、大矢さんのギャグ「おーや、どーや、うざいや!」が「猫ひた」での流行語大賞に輝いたということで、おめでとうございます。
大矢 「ありがとうございます。イレギュラーな感じでしたけど。(得意顔で)で、まとめちゃうけどいい?」
石渡 「さすがだな」
大矢 「今年度は借り隊の出演が毎回2人になったので、火曜では、鎌苅さんとおかむー(岡村)と借り隊との4人の空間をどんな感じに作っていくかについて頑張って考えてきました。放送前からメンバー同士でリモートで打ち合わせして…」
梶田 「(にやにや笑っている)」
大矢 「ちょっと、何で笑うんだよ!」
梶田 「だって、岡村さんが『何、言ってるんだ』って顔してるから(笑)」
岡村 「いや、違いますって(笑)」
大矢 「もう! ちゃんと聞いてくれる? 僕らは火曜としてここまで頑張ってきて、今日みんなで話して、残りの2021年度も頑張っていければなとあらためて思いました」
鎌苅 「いやいや、大矢さんはね、ここでは一番お兄さんなので。いじられてくれるのも、こちらとしては楽ですよ」
大矢 「(唐突に)『おーや、どーや、うざいや!』」
――(とりあえず、拍手)
鎌苅 「あっ、いいですよ。拍手する労力がもったいないんで」
――石渡さんはどうですか? 大矢さんとはずっと一緒ですよね。
石渡 「どうですかね(笑)。面白い人ですよね、俺、それしかないな」
鎌苅 「大矢をずっと見て笑っている真修のこと見るの、俺は結構好きなんだよね」
岡村 「2人で“老舗コンビ”って言われてるんだよね」
石渡 「そんなふうに呼ばれてるの? 僕は一度番組を卒業して、1年空いて戻ってきたのですが、大矢はその1年間でいろいろ経験して、役割も得ていたので、すごい変わっているんだろうなと思っていました。それは少し寂しいなという気持ちもあったのですが、結局は全く変わっていなくて(笑)。彼は彼のままで安心しました」
鎌苅 「成長痛なしだもんね」
石渡 「オスグッドなし。それがいいところで、大矢にはずっとこのままでいてほしいというか、変にできるようになっちゃうと(できるんですけどね)寂しいですね」
鎌苅 「大矢は今年度はどうなん? 且ちゃん(小林且弥)もそうやし、初年度に一緒に入った、たっくん(山形匠)や、りっきー(谷水力)もみんな、(昨年度の)3月に卒業したじゃない」
大矢 「同期が卒業していく中で、自分には番組から求められている何かがあるのだと思って、今年度はいろいろ考えて試行錯誤しながらやってましたね。で、その結果、考えすぎて11月に知恵熱を出してしまって…」
鎌苅 「ひたすら、悩んでるの?」
岡村 「確かに、いつも悩んでるんですよ」
梶田 「前のリモート会議の時も、最後は大矢くんの悩みを聞いてましたもん」
石渡 「大矢くんは、悩みたいんですよ」
大矢 「やだよ! 違うよ」
石渡 「お前はそうだよ(笑)。出会ってからずっとそうだもん」
――石渡さんは大矢さんのことを和らげてくれる存在のようですね。これからも仲良くしてください(笑)。
石渡 「和らげる? 俺、クッションなの?」
鎌苅 「石渡・クッション・真修(笑)」
――植村さんは火曜メンバーでやってみたいことはありますか?
植村 「偶数なんで、この6人でジェットコースター乗りたいです!」
岡村 「偶数(笑)。そうだね」
石渡 「数なんだ。前に感謝祭の“ご褒美ロケ”で富士急ハイランドに行ったから、今度の感謝祭でも頑張れば行けるかもよ」
鎌苅 「罰ゲームじゃん」
石渡 「ジェットコースターだめなんですか?」
鎌苅 「嫌だね」
石渡 「行こう、行こう! 絶対に取りに行こう」
鎌苅 「嫌だよ、もっと違うご褒美がいいよ~」
――今日見ていて、火曜の団結力はやっぱりすごいなと思ったので、感謝祭が楽しみです。
石渡・大矢・梶田 「ありがとうございます!」
梶田 「もう、暴れまくってぶっ壊しますよ!」
鎌苅 「どういう、こっちゃ」
――では、最後に鎌苅さんから番組サポーターの皆さまにメッセージをお願いします。
「『猫ひた』は情報の地産地消をテーマに神奈川県に密着したtvkさんでしかできない番組です。火曜は僕らの色でやっていますけれど、全曜日にそれぞれの色があることも注目です。皆さんに愛されている歴史ある番組ですので、僕らはもっともっと味わいある番組にしていきたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします」
――ありがとうございました。
この日もバラエティーに全力な姿勢で楽しませてくれた火曜メンバーの皆さん。生放送後のインタビューでも、ボケとツッコみを忘れずに盛り上げてくれました。関西弁で気さくに話を回してくださった鎌苅さんを中心としたクロストークは、関西地方にいとこがいる筆者にとって、親戚の集まりに参加したような空間でした(笑)。
【プロフィール】
鎌苅健太(かまかり けんた)
1984年2月17日生まれ。大阪府出身。「猫のひたいほどワイド」火曜MC。出演作に、ミュージカル「テニスの王子様」「憂国のモリアーティ」シリーズ、ハイパープロジェクション演劇 「ハイキュー!!」、舞台「蜜蜂のクビレ」、朗読劇「5 years after」など。現在、ドラマ「ワカコ酒 Season6」(BSテレ東)にも出演中。
石渡真修(いしわたり ましゅう)
1993年1月7日生まれ。神奈川県出身。「猫のひたいほどワイド」火曜レッド。出演作に、ミュージカル「テニスの王子様」「メサイア」シリーズ、2.5 次元ダンスライブ「ALIVESTAGE」シリーズ、舞台「錆色のアーマ」、映画「劇場版SOARA LET IT BE ‐君が君らしくあるように‐」など。2月2日に自身の作詞楽曲を含む全6曲入りのデビューミニアルバム「Flavor」が発売。
大矢剛康(おおや たかやす)
1992年5月28日生まれ。神奈川県出身。「猫のひたいほどワイド」火曜ブルー。ミュージカル「未完の贈り物」、バラエティー番組「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」(フジテレビ系)、「笑う大晦日2021」(日本テレビ系)、「ものまね芸人151人がガチで選んだ いま本当にスゴい!ものまねランキング2022」(テレビ東京系)などに出演。
梶田冬磨(かじた とうま)
2000年2月17日生まれ。大阪府出身。猫のひたいほどワイド火曜イエロー、清川村PR大使。恋愛リアリティーショー「恋する週末ホームステイ」(ABEMA)、ドラマ「ラハイナ・ヌーン」(YouTube)、バラエティー番組「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)、ミュージックビデオ「だって仕様がない」(最終定理論者)などに出演。映画「虹が落ちる前に」が22年春公開。
植村颯太(うえむら そうた)
2002年11月26日生まれ。大阪府出身。「猫のひたいほどワイド」火曜グリーン。恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」のソウル編、グアム編(ABEMA)、映画「自由を我が手に」、ドラマ「顔だけ先生」(フジテレビ系)、バラエティー番組「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)、「沼にハマってきいてみた」(NHKEテレ)などに出演。
【番組情報】
「猫のひたいほどワイド」
テレビ神奈川(tvk)
月~木曜 午後0:00~1:30 (午後0:00~0:30はテレ玉、チバテレも放送)
取材・文/大山敬仁
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