浜辺美波、柄本佑ら、豪華キャストが集結! 「ドクターホワイト」取材会リポート2022/01/14
記憶喪失で社会性が皆無の謎に包まれた女性が「それ、誤診です!」と医師の誤診を正し、患者の命を救っていく新感覚の医療ミステリードラマ「ドクターホワイト」(フジテレビ系=関西テレビ制作)。1月17日の初回放送に向けて、主演の浜辺美波さんら、豪華レギュラーキャストが勢ぞろいした取材会が行われました!
本作の舞台は総合病院。白衣をまとい胸には職員証も付けるなど、劇中での衣装に身を包んだ皆さんが登場すると、大きな拍手が上がります。豊富な医療知識を持つ、正体不明の主人公・雪村白夜(びゃくや)を演じる浜辺さんの「撮影も順調に進んでおり、本日皆さんと一緒にこの場所に立てることをとてもうれしく思います。本日はよろしくお願いします」というあいさつから、取材会はスタート。
第1話の完パケ映像を見たばかりだという浜辺さんが「1話にして、皆さんの存在感が強くて! 登場の仕方も面白くなっています。個性豊かで魅力あふれるお医者さんと、出演者の皆さんの癖の強さがなんだか相性が良くて、既に作品としては出来上がっているんじゃないかなという感覚があります」と話すと、「月刊メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴役の柄本佑さんも「台本を読んだ時、登場人物の個性がガンガン前に出ていて『ドロドロの濃厚豚骨スープだな』と思ったんです(笑)。でも完パケを見ると、皆さんがとにかく役に入りこんで演じていらっしゃって、役者さん一人一人を楽しめる作品でもあるなと。医療ドラマと銘打っていますが、今後ロマンス的な部分も出てきたりと、いろんなジャンルを含んだ王道エンターテインメントだなと思いました」と、手応えを感じた様子。
内科医、皮膚科医、脳神経外科医、精神科医など、各科を横断し、知識を集結させたチーム・CDT(総合診断協議チーム)のメンバーはチームワークも抜群のようで、脳神経外科医・仙道直樹役の高橋努さんが「先日座長の美波ちゃんが、3ページくらいにわたるすべての医療用語のセリフをものの見事に話していて、この座長に一生ついていこうと思いました! 僕はというと、監督陣に『仙道は、ルパン三世でいう石川五ェ門だ』と言われていて。大体僕は目をつぶってあぐらをかいているので、そこは見どころなんじゃないかと思います。………あれ、全然ウケない(苦笑)」と笑いを誘うと、浜辺さんが「そんなことない! 記者の皆さん、マスクの下で笑ってます」とすかさずフォローする場面も。
一方、取材会冒頭で「えー、高森総合病院外科部長の真壁仁です。昨年の夏、某ドラマで麻酔科医を演じていたんですけども、このたび外科医に転職いたしました。CDTに敵対する役ということで、どういびってやろうかと、いろいろ作戦を練っております。精いっぱいいびって、視聴者の皆さんのヘイトを集めたいと思います」とユーモアたっぷりに自己紹介をしていた、院長の座を狙う外科部長・真壁仁役の小手伸也さんは、「CDTの皆さんと反発しているので、アットホームな雰囲気はあまり感じることができていない」とどこか寂しそうな表情。
さらに「僕がしゃべると、勝地(涼)さんや片桐(仁)さんが耳打ちするように近寄って。それを次は瀧本(美織)さんに伝えて、なんかクスクスしてるんですよ。別のシーンの時も、浜辺さんと柄本さんがなんか…。笑ってましたよね? 僕のこと…」と2人の方をチラッ。すると柄本さんが立ち上がり、「小手さんの後ろ姿が奇麗すぎて、笑っちゃったんですよ。シルエットが左右対称すぎて、真ん中で折ったらピッタリ合いそうだよねって。そしたら佐久間先生(高橋文哉)が、『フィギュアみたいですね』って…(笑)」と弁解!?
また、白夜が天才的な診断能力を持つことにちなみ「これだけは誰にも負けないという、秀でた能力はありますか?」と質問が上がると、研修医・佐久間新平役の高橋文哉さんは「僕、見たい夢を操って見ることができるんです」と回答。精神科医・西島耕助役の片桐仁さんが「えー! どうやって手に入れたの?」と興味津々で尋ねると、「教えましょうか?」と高橋さん。「夢って、幻想とか思いこみじゃないですか。思いこんで寝ることによって、その世界に自分が入れるんです。今は役として夢を見るので、自分は佐久間で、皆さんもそこにいて。本編でそういう描写はないのに、役と役がデートに行ってたりすることもありますよ。夢を見ている最中に『これは夢だ』って分かるし、もう1回寝て、続きを見ることもできます」と明かし、キャストの皆さんを驚かせていました。
最後に、浜辺さんの「医療ドラマでは、難しい手術を天才的な執刀医が執刀し成功するといったものが多いと思うんですけど、今回は、高森麻里亜さん(瀧本美織)率いるCDTという総合診断協議チーム、そして、記憶はないけれど、豊富な医療知識と偏見がないからこそお医者さんが見抜けない病気を見抜く“白夜”という少女が病気を診断するという、診断に焦点を当てた医療ミステリーとなっています。白夜の記憶がないという大きなミステリーにこれからつながっていくのですが、まずその新しい医療ミステリーというところがこのドラマの見どころかなと思っています。これからどうぞよろしくお願いいたします!」と丁寧でありながらも力強さの伝わってくる言葉で、取材会は締めくくられました。
2021年12月にクランクインしたばかりにもかかわらず、既にチームワーク抜群の「ドクターホワイト」チーム。1月17日午後10:00スタート、初回は15分拡大です!
【番組情報】
「ドクターホワイト」
1月17日スタート
フジテレビ系
月曜 午後10:00~10:54 ※初回は午後10:00~11:09
取材・文・撮影/宮下毬菜(フジテレビ・関西テレビ担当)
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