【「もしイケ」リレーインタビュー第1回】藤枝喜輝「絶対に負けたくないという気持ちが沸々と湧き上がってきます」2022/01/10
「あなたの番です」(日本テレビ系)や「共演NG」(テレビ東京系)など、話題のドラマを次々と生み出している秋元康さんが新たに企画・原作を務める、テレビ朝日系の1月期土曜ナイトドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」。
生徒のイケメン率が異常に高い「私立美南学園」を舞台に、ひょんなことから奇跡的に入学した平凡な主人公・池田龍馬(細田佳央太)が、周りの個性的なイケメンに戸惑いながらも自らのアイデアを武器に競い合い、「全国選抜高等学校イケメン大会」、通称「選抜イケメン大会」の代表メンバーを目指していく、新感覚の学園コメディードラマです。
TVガイドwebでは、「もしも、イケメンだけの高校があったら」(以下「もしイケ」)のメインキャスト6人に取材を敢行。本日、1月10日からドラマ初回放送の1月15日まで、毎日1人ずつインタビューをお届けしていきます。
トップバッターは、地方から越境入学してきたワイルド系イケメン・宇治原修を演じる藤枝喜輝さん。“念願の学園ドラマ”と語る作品への熱い思いから、高校時代に打ち込んでいた“あること”について伺いました!
――「もしイケ」の出演が決まった際に、藤枝さんがInstagramで「念願の学園ドラマ」とコメントされているのを拝見しました。学園ドラマに対する思いは人一倍強いのかなと感じたのですが、あらためて出演が決まった時の気持ちを教えてください。
「もともと、学園ドラマにすごく出演したかったんです。念願かなって出演が決まり、だんだんと出演できることに対してのうれしさや緊張感を感じてきています」
――学園ドラマの中でも「もしイケ」は少し特殊なコメディー作品だと思います。台本を読んでみて、どのようなことを感じましたか?
「第1話は、それぞれのキャラクターの登場の仕方に個性があって。第一印象で『こういうキャラクター』というのが一目で分かるという、そこが面白いなと思いましたね」
――本作では同世代の方々との共演が多くあると思いますが、実際に撮影で顔を合わせて湧き上がってくる思いなどはありましたか?
「やっぱり同世代の役者の方々は、戦友というかライバルでもあるので、絶対に負けたくないという気持ちは一緒にお芝居をしていても沸々と湧き上がってきます。まだ撮影が始まったばかりですが、他の方のお芝居を見ていると、“同世代の方々にこんなにもうまい人たちがたくさんいるんだ”というリスペクトが常にあります。僕も負けたくないと思いました」
――ドラマでも「選抜イケメン大会」という一つの目標に向かって、切磋琢磨(せっさたくま)していく高校生活が描かれます。ちなみに、藤枝さんはどんな高校生でしたか?
「僕は小学1年生から高校2年生の夏まで野球をやっていたんですけど、何か一つのことに打ち込めたのは青春だったなと思います。今やろうと思ってもできないことですし、そこで学んだ仲間とのチームワークは、今になっても生きているなと思います」
――学生野球というと、やっぱり夏の甲子園などがありますよね。今でもそういったものを見ると「あの時頑張ってたな」といった気持ちになることはありますか?
「あります。近所に小学校があるんですけど、少年野球チームが学校の周りをランニングとかしている時に掛け声が聞こえてくるんですよ。それを聞くと、“僕もよくやってたなー!”とか“あの時は若かったなー!”って思います(笑)」
――藤枝さんが演じられる宇治原修は、どんなキャラクターだとご自身で捉えていますか?
「宇治原は、家庭があまり裕福でなくて家族を養うために『選抜イケメン大会』で活躍し、大学の推薦を得ようとするんですけど、彼は必要以上にそれを背負っているんです。逃げ道を探したりせずに、宇治原はばか正直というか本当に純粋で、何に対しても一生懸命で真面目で熱くなれる、そんなキャラクターだと思います」
――藤枝さんは宇治原と実年齢が近いからこそ、等身大の姿を体現しやすいのかなと思うのですが、役づくりでこだわっていきたい点を教えてください。
「彼の生い立ちや生活環境をイメージさせられるようなしゃべり方や、しぐさができたらいいなと思います。宇治原は一人暮らしなので料理をするシーンがあるんですけど、そこで手際の良さや料理の腕前も披露できたらなと。今プライベートでも料理に挑戦しているので、料理姿が少しでも自然に見えているといいんですけど…」
――どういった料理に挑戦されているか、教えていただいても…?
「この間は、おでん風の角煮みたいなものを作りました。意外と難しかったです(笑)。父がよく作ってくれていた料理だったんですけど、僕も自分1人で作ってみようと思って」
――お父さまの影響だったんですね。実は、番組の公式Instagramで「(藤枝さんが)父から自粛期間中にギターを教わった」という投稿も拝見したのですが、普段からお父さまとは仲がいいんですか?
「高校に上がってから仲良くなった気がします。それまで、父は僕を厳しく育ててくれていたので、父には逆らえないみたいな思いがあったんです。高校生になってだんだんそれが解けてきて、ギターを教えてもらったり、僕の趣味でもある釣りに一緒に連れて行ってもらったり、それこそ父は料理も上手なので、父から教えてもらったりしています」
――お父さまから吸収している部分もたくさんありそうですね。
「そうですね。僕も父もコツコツと地道に努力を続けていくタイプなんですけど、そういう姿勢は父から教わって、僕もそれを意識するようにしています。料理もまだ全然うまくないですけど、これからも地道に続けていって、ドラマでも表現できるようになったらなと思います」
――では最後に、ドラマの見どころを宇治原の推しポイントとあわせて教えてください。
「今の時代って、イケメンの定義が定かではないというか、それぞれの好みやその人間らしさだったり、イケメンの種類っていろいろあると思うんです。『選抜イケメン大会』の代表メンバーの候補者が20人いるんですけど、その中でそれぞれの推しを見つけてもらうのもドラマの一つの楽しみ方なのかなと思います。あと僕は、宇治原が人前だと自分をさらけ出すのが怖いと感じていると思っているんです。これから物語が進んでいく中で、宇治原も自分らしく、自分自身をさらけ出していけたらなと思っています。視聴者の皆さんにもこのドラマとともに、登場人物それぞれの“イケメンの形”を見つけてほしいなと思います」
――ありがとうございました!
インタビュー終了後、クランクインしたばかりの現場の雰囲気についてチラッと伺ってみると、「まだみんなちょっと緊張している部分とかもありますけど、あと1週間ぐらいすればもう大丈夫です!(笑)」という返答が! 撮影現場は和やかでありながらも一致団結しているようです。取材では、終始このドラマにかける藤枝さんの熱い思いがヒシヒシと伝わってきました。藤枝さん演じる宇治原が物語にどう関わってくるのか、見逃せませんね。
「もしイケ」放送まであと5日! 明日は金髪がトレードマークの長身イケメン・一ノ瀬塁を演じる内藤秀一郎さんが登場します。お楽しみに!
【プロフィール】
藤枝喜輝(ふじえだ よしき)
2002年6月11日生まれ。神奈川県出身。双子座。B型。恋愛リアリティー番組「オオカミくんには騙されない」(AbemaTV)、ドラマ「あのときキスしておけば」(テレビ朝日系)、映画「キャラクター」(21年)などに出演。1月10日より放送のドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)に出演予定。
【番組情報】
土曜ナイトドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」
1月15日スタート
テレビ朝日系
土曜 午後11:00〜11:30
「美南学園イケメン選抜ランキングバトル」も開催中
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【締切】2022年2月6日(日)正午
取材・文/平川秋胡(テレビ朝日担当) 撮影/蓮尾美智子
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