《「RIZIN」インタビュー》瀧澤謙太「やることはやった、あとは戦うだけ」。独占写真もたっぷり公開!2021/12/30
フジテレビの年末といえば「RIZIN」! 今年も12月31日に「大晦日はRIZIN」として放送される。
昨日(12月29日)には試合前インタビューが行われ、今年の「RIZIN」でデビュー戦に挑む三浦孝太選手らが登場し、それぞれ試合前の心境などを明かした。
今回、TVガイドwebでは試合前インタビュー会見前後の朝倉未来選手、バンタム級トーナメントに参戦する朝倉海選手、井上直樹選手、扇久保博正選手、瀧澤謙太選手を直撃。独占写真をたっぷり公開するほか、「RIZIN」の魅力や自身の強さなどを聞いた。すでに紹介した未来選手(https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-1307156/)、海選手(https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-1307382/)に続き、ここでは瀧澤選手の熱い思いをお届けする。なお、扇久保選手は12月30日午後4:00、井上選手は午後6:00に記事を公開する。
瀧澤選手のオフィシャル撮影現場にも密着させてもらうことに。今回の撮影ももちろん、あの縁の下の力持ちで「RIZIN」公式カメラマンの保高幸子さんだ。
保高さんからの的確な指示に素早く対応する瀧澤選手。ここでは“瀧澤ダンス”やとびっきりの笑顔は見れなかったが、バッチバチに火花が飛び散りそうなクールな表情などがうかがえた。
今年で2度目の大みそか登場を果たす瀧澤選手は「大みそかは一番盛り上がるし、注目される。そこに出られるのはうれしい。やることはやった、あとはやるだけ」と気合十分。
対決するのはあの朝倉海選手だが…「強い選手。爆発力があって打撃が強いし、しとめる武器も多い。(海選手も)強いが、何もさせずに勝つことを目標に作戦を組んでいる」と闘志を燃やしていた。
僕にとって「RIZIN」は日本の格闘技のビッグイベント
瀧澤選手にとって「RIZIN」は格闘技のビッグイベントだという。「(『RIZIN』は)やっぱり強い選手はもちろん、キャラクターとして魅力のある選手がたくさんいる。日本の格闘技のビッグイベントだと思う」。
また、自身の強みを聞くと「僕の強みは、打撃のKO率と威力。理想は(出る)2試合ともKO」とのこと。
負けを喫してから1年間、得意なことにフォーカスを当ててトレーニング
大みそか初出場となった昨年の大会では負けを喫した。「去年の大みそかで負けてから1年間、心を入れ替えて格闘技と自分に向き合って頑張ってきた。大みそかに勝つためにやって来たと思っている。集大成だと思って全力でやりたい」とコメント。
どんなふうに向き合ってきたか聞くと「昨年と比べて倍くらいキツいメニューをこなして、フィジカル面を特に鍛えた。得意なことを伸ばした年だった。自分自身がどういう人間なのか、試合をするたび分かるようになって…自分の得意なこととか、自分がどういうメンタリティーで戦えばいいのか理解できるようになった」と告白。続けて、「これまでは穴(自分の苦手な部分)をなくすようなトレーニングにフォーカスを当てていたが、自分の好きな方にフォーカスを当てることによって、より格闘技が好きに。ポジティブな発想が生まれて、技の武器を増やしていけた」と胸の内を明かした。
どの業界にも“絶対”は存在しない。負けた者だけが知る悔しさをばねに強くなる。勝ち続ける瀧澤選手の姿が見れる日も近いのかもしれない。
格闘家として応援してくれるファンが増えた
また、先日中川翔子さんからも話が出ていたが(https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-1302707/)、瀧澤選手といえば“瀧澤ダンス”が注目されている。「最近まで瀧澤ダンスのイメージしかなかった。『(瀧澤選手)ふざけてるな』とか、『面白いキャラクターだな』と思ってくれているファンの方もいると思う。でも、1日密着とか試合を見て、チャラついてるだけじゃないんだと分かってもらえるようになってきた。キャラクターだけではなく、格闘家として応援してくれるファンが増えたのかな」とうれしさをにじませていた。
最後に、「試合が終わったら1カ月くらいゆっくりする。いつも応援してくれる人と食事に行ったり、旅行に行ったりするのが好き。それが楽しみ」と試合後の楽しみを教えてくれた瀧澤選手だった。
オフィシャル撮影現場ではこんなオフショットも! おちゃめな瀧澤選手なのであった。
【番組情報】
「大晦日はRIZIN」
フジテレビ系
12月31日 金曜 午後6:00~11:45 ※一部生中継
取材・文/Y・O(フジテレビ担当)、撮影/蓮尾美智子
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