バイきんぐ小峠が多忙すぎて…MC不在で三四郎、ゆりやんらひな壇だけ先に収録「群を抜いてしんどかった」2021/11/25
フジテレビの若手ディレクターやプロデューサーが「フジテレビらしい」「置きに行かない」「新しい笑いを追求」するチャレンジ枠「水曜NEXT!」。11月24日には、入社2年目の原田和実ディレクターが企画・演出を手掛けた「ここにタイトルを入力」が放送された。
この番組は、MCのバイきんぐ・小峠英二と、三四郎・小宮浩信&相田周二、シソンヌ・長谷川忍、3時のヒロイン・福田麻貴、ゆりやんレトリィバァの人気芸人5人が、深夜に超グダグダな気分でゆるーく語り合うトークバラエティー……のはずだったが、小峠が多忙すぎたため、「ひな壇の部分だけ先に撮っちゃった」というのである。
小峠の部分の収録の5日前、三四郎ら5人はMC不在の状態で収録を実施。台本と想像を頼りに小峠がその場にいるつもりでひな壇の部分のみを先撮りし、小峠の収録日にはその映像をひな壇実寸大のモニターに流すというのだ。MC部分の収録前、小峠に状況を説明すると「無理だと思うけどな…」と納得のいっていない様子。一方、ディレクターは「台本通りだから大丈夫」と飄々(ひょうひょう)としているが…。
たった1人でスタジオに立つ小峠の「バイきんぐ小峠の今夜もグダグダ気分~!」という元気なタイトルコールから収録はスタート。早速一つ目のお題「わたくしごとニュース」へ。まずは小峠が威勢よく福田を指名すると、「ちょっと待ってください…」と悩んだ末、福田は小峠に逆指名。先が思いやられる…と思いきや、「眠くなっちゃった…」と言う長谷川に、小峠が「長谷川、この野郎!」とツッコむと、まるで同じ空間にいるかのようにベストタイミングで「おおっ!」と飛び起きる長谷川。
一瞬「案外、大丈夫かも?」という空気が流れ、続いて相田が「ファンに手を出した話」をし始める。生々しい話は止まらず、それを聞いていた小宮は「まさか、しおりさん!?」と心当たりがある様子。同じ人だと発覚するが、小峠は置いてけぼり…。
ボケ続けるゆりやんはなぜかピストルを隠し持っているし、なぜか何度も「アルパカか!」とツッコむ小宮はスタジオにスマホを持ち込み、頻繁に電話をしているという状況のまま、収録は進んでいく。そして最後のコーナー「クイズ気分」へ。分かった人から手を挙げて、小峠の耳元でクイズに解答するというルールだが、小峠の耳元には絶対に接近できない5人。
1問目は「CMとは何の略?」。挙手した後、小峠の元へ駆け寄る長谷川はモニターの枠外へ。姿が見えないまま解答したようだが、スタジオに届いた声は「耳クサッ!」。続いて小宮は「クサッ! 首もクサい」、ゆりやんは「うぷっ…」と自分の席に帰る途中で倒れてしまう事態に。再び長谷川が挙手し、何事もなかったかのように「コマーシャルメッセージです」と正解するが、モニターの枠外から戻ってきたのはバイきんぐ・西村瑞樹。「おい! オッサン! オッサン引っ込め! 長谷川出せよ!」という小峠の叫びも届かず、そのまま居座る西村。
2問目のクイズでは相田が淡々と正解し、最後は相田と長谷川によるサドンデス「フリースロー対決」。交互に1本ずつシュートを打ち、先にゴールを決めた方が勝利というルールだ。しかしバスケットのリング部分はモニターの枠外のため、シュートが入ったかどうかが分からない小峠。加えて無表情の相田&長谷川に「感情を出せ! 抜け殻なんだよ!」と訴えるが、もちろん声が届くはずもなく…。結果は2本目のシュートで相田が成功し、見事勝利! やっとエンディングへ…。
「終わりよければすべてよし」というように、元気にエンディングを進めようとする小峠。「深夜にね、こんなメンバーでゆるくやってきましたけども…」と話を振ろうとするや否や、「バイバ~イ!」とそそくさと帰っていく5人。小峠が「終われるか、こんなんで!!」と声を荒げるも、スタジオには無情にも「OKでーす!」と切り上げるディレクターの声が響く。最後まで踏んだり蹴ったりな収録となった。
収録後、小峠は「ここ最近の収録で群を抜いてしんどかったです。この世の終わりのような収録でした」と漏らしていたそうだ。次週12月1日の「水曜NEXT!」は、バカリズムがMCの恋愛お悩み相談番組を放送予定。
【番組情報】
水曜NEXT!「ここにタイトルを入力」
11月24日 深夜0:25~0:55
※TVerで見逃し配信予定
文/宮下毬菜(フジテレビ担当)
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