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今夜ついに決着! 特命係が権力に潜む真実を暴く――「相棒season20」第3話2021/10/27

今夜ついに決着! 特命係が権力に潜む真実を暴く――「相棒season20」第3話

 2000年に「土曜ワイド劇場」の1作として誕生して以来、数々の“伝説”を打ち立て、国民的ドラマとしての地位を揺るぎないものにした「相棒」(テレビ朝日系)。記念すべき20作目となる今作では、シーズン19(20〜21年放送)の第1話で起きた白バイ隊員襲撃事件、男性の転落死事件で、その被疑者たちを“金の力”により支配していたIT長者・加西周明(石丸幹二)、内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)を使って加西の暗殺を主導した内閣官房長官にして最大の敵・鶴田翁助(相島一之)をめぐって、特命係の警部・杉下右京(水谷豊)と巡査・冠城亘(反町隆史)が、すべての真相を明らかにすべく奔走しています。

 10月20放送・第2話では、突如「自殺」と公表された庸子について調査していた元弁護士・中郷都々子(織田梨沙)が遺体となって発見。都々子の死は何者かによる殺人だと見て捜査しようとした右京と亘でしたが、特命係を統括する長官官房付・甲斐峯秋(石坂浩二)がマスコミに糾弾されるなど、外部からの圧力が掛かったことで、捜査を慎むことに。右京たちは圧力の背後に官房長官・鶴田の暗躍があるとにらむも、その証拠を押さえることができず、そればかりかこれまでの行動をとがめられ、副総監・布笠藤治(杉本哲太)らから「これ以上捜査を続ければ、甲斐は懲戒免職になる」と言われてしまったのです。

 甲斐の免職を避けるべく穏便に済ませようと、広報課長・社美彌子(仲間由紀恵)は、加西が一棟買いした「幽霊ビル」入り口とビル内の部屋の鍵、そして内閣情報官・栗橋東一郎(陰山泰)と秘密裏につながっていた鷲見三乘(味方良介)の身柄を、“返却”することを右京と亘に提示。要求を受け入れるしかなかった特命係の2人は、何もできず万事休す…かと思いきや! サイバーセキュリティ対策本部の青木年男(浅利陽介)が、2人と幽霊ビルに訪れた際に見つけた部屋のパソコンにバックドアを仕込んで遠隔操作を可能にしていたことが判明します。 

 加西が残した“鍵”に鶴田の弱点が隠れており、それこそがすべての真相解明の糸口になると推理した右京たちは、青木を連れて鍵が示すVR(バーチャルリアリティー)空間「加西周明の館」へと足を踏み入れます。果たして、右京と亘は事件解決の手掛かりを見つけることができるのか…!? 今夜、特命係が驚がくの真相に迫ります!

再び仮想世界へ! そこで右京たちを待ち受けるのは?

今夜ついに決着! 特命係が権力に潜む真実を暴く――「相棒season20」第3話

 青木の細工により、VR空間「加西周明の館」に入ることに成功した右京と亘。思えば加西の生前にも、白バイ隊員襲撃事件や男性転落死事件を解決すべく、加西が作り上げた仮想国家「ネオ・ジパング」に入って捜査をしていましたが、再び仮想世界に入って捜査をするとは思いもしませんでしたよね。早速、「加西周明の館」に入ってみると、ナビゲーター役の執事となった加西が彼らの前に現れます。アバターとなった3人は、案内に従ってさらに進んでいくきますが…事態は急転! なんと加西が仕掛けた罠が、右京たちを待ち構えていたのです。一体どうなってしまうのでしょう…。

今夜ついに決着! 特命係が権力に潜む真実を暴く――「相棒season20」第3話

 一方、都々子や庸子の死に関わる重要参考人として栗橋を連行し、その口から重要な証言を得るために事情聴取を開始した捜査一課・伊丹憲一(川原和久)たち。しかし、庸子の死、そして鷲見に関しては完全黙秘。自身も白バイ隊員だった時に被害者となっていた出雲麗音(篠原ゆき子)は熱くなりますが、それでも栗橋は口を開こうとはしません。伊丹たちから栗橋の様子を聞いた右京は、この黙秘こそが“鶴田翁助の最大の弱点”と踏んで、加西が作ったVR世界へ三度向かいます。

今夜ついに決着! 特命係が権力に潜む真実を暴く――「相棒season20」第3話

 右京や伊丹らが捜査に苦戦する中、警視庁でも異例の事態が発生。広報課長を務める美彌子に辞令が下り、思わぬポストに異動することに! 背後には美彌子の思惑、そして鶴田が掲げる権力の影響がありそうですが…。これには特命係をはじめ、甲斐らからも驚きの声が上がります。そんな、警視庁内部がざわついている折に、鶴田も「加西周明の館」の存在にたどり着きます。加西が握っていたと思われる、自身の“弱点”を潰しに掛かろうと、鶴田もVR世界に入りますが、そこで思いもよらぬ人物と遭遇することに!

今夜ついに決着! 特命係が権力に潜む真実を暴く――「相棒season20」第3話

 動かぬ証拠が次々とそろっていき、トカゲの尻尾切りのように逃げ続ける鶴田を、右京と亘はついに追い詰めます。加西が殺害され、庸子を逮捕した後に自らの口で「われわれは必ず、あなたの悪事を暴いてみせます」と鶴田に宣戦布告していた右京たち。加西がVRの世界に残した“切り札”の正体とは一体何なのか。そしてこれで、特命係と鶴田との戦いに終止符が打たれるのか⁉︎ 今夜9時から放送の「相棒season20」第3話、お見逃しなく!

第3話「復活~最終決戦」あらすじ(10月27日放送)

 特命係の右京と亘は、サイバーセキュリティ対策本部の青木がひそかに仕込んでおいた入り口から、IT長者・加西が残したVR空間に入り込むことに成功。「加西周明の館」と名づけられたそのVR空間にはナビゲーター役の執事がおり、アバターとなった3人は案内に従って歩みを進めていく。ところが、突如、視界が暗転。3人は、加西が張りめぐらせていた罠に突き落とされてしまい…!?

 その頃、捜査一課の取り調べを受けていた内閣情報官・栗橋は、庸子の自殺に関することのみ、かたくなに黙秘を貫いていた。関与していたことは確実であるにもかかわらず、固く口を閉ざす彼の様子に、右京は庸子の一件こそ、すべての“黒幕”内閣官房長官・鶴田の弱点に違いないと確信。しかし、栗橋を切り捨てた鶴田は、ある行動に出て自らの権力をこれみよがしに誇示する。

 その矢先、ついに「加西周明の館」の存在にたどり着いた鶴田が、VR空間に出現する。だが、鶴田はそこで予想だにしない光景に遭遇することになる。

【番組情報】

「相棒 season20」
テレビ朝日系
水曜 午後9:00〜9:54

テレビ朝日担当 S・H



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