斎藤工「思い入れのある特別な作品でした」――「漂着者」今夜最終回！ヘミングウェイが選ぶ未来とは？2021/09/24

　ある海岸に突如、正体不明の男性（斎藤工）が漂着。彼は、撮影された動画内で自身が発した言葉から“ヘミングウェイ”と呼ばれ、世間からあがめられるように。そんな中、彼の周りではさまざまな事件が発生。その事件をヘミングウェイが持つ不思議な力で解決しながら物語が進むという、謎が謎を呼ぶドラマ「漂着者」（テレビ朝日系）。

　先週放送の第8話では、解決が見えない女児連続殺人事件を執念で捜査し続ける刑事・柴田俊哉（生瀬勝久）が、捜査で訪れた和菓子店「嘴屋（くちばしや）」の大おかみ・関川ふみに刺されて重体に…。さらに、日本に潜伏し、大規模テロを企てている某国の工作員の存在が浮上するなど、結末がどうなるか全く先が読めない展開が続いています。そんな本作もいよいよ最終話！　柴田の安否、そして日本の未来はどうなるのでしょうか!?

すべての謎が明らかに！ヘミングウェイが選ぶ“未来”とは…？

　滅亡の危機にひんした日本の未来を、総理大臣臨時代理・藤沼恵美子（峯村リエ）から託されたヘミングウェイ。未来を変える力によって、“もう一つの未来”を求めて頭に浮かんだ絵を描き続けるヘミングウェイですが、平和な日本の未来が見えず、もがき続けます。そんな苦しみ続ける彼を見た新聞記者・新谷詠美（白石麻衣）はある行動に。これまで幾度となくヘミングウェイを支えてきた詠美は、いったい何をするのでしょうか…？

　そんな中、ついにヘミングウェイが“預言者”に正式就任する日がやってきます。しかし、その“最初の鐘を鳴らす日”にも、一筋縄ではいかない出来事が起こります。ヘミングウェイは無事に“預言者”になれるのか、そして平和な未来を描き、日本を救うことができるのでしょうか…!?　これまでの物語に散りばめられた謎も明らかとなり、一瞬も目が離せません！

番組からの熱烈オファーを受け、シソンヌ・じろうのゲスト出演が実現！

　本日放送の最終回には、シソンヌ・じろうさんがゲスト出演！　ドラマに出演していないにもかかわらず、SNSに“ヘミポーズ”をアップしていたじろうさん。その投稿を見て、撮影現場は毎回大盛り上がり！　斎藤さんもSNSに「出てほしいな…」と書き込むなど、キャスト・スタッフともに大喜びしていました。そこで、俳優としても活躍しているじろうさんに番組から熱烈オファー！　そしてついに最終回で、ゲスト出演が実現しました。

　じろうさんが扮（ふん）するのは…ズバリ警察官！　柴田が女児連続殺人事件の容疑者として注視してきた雲行寺の住職・深見龍之介（リリー・フランキー）も登場する“ある”重要なシーンに登場します。物語の行方と合わせて、その出演シーンにもご注目ください！

　主演を務めた斎藤さんが「最後の撮影の前日は、一睡もできなかったほど、思い入れのある特別な作品でした」と語る「漂着者」は、ついに今夜完結！　その結末を見届けてください。

最終話あらすじ（9月24日放送）

　和菓子店「嘴屋（くちばしや）」の大おかみ・ふみに刺された刑事の柴田（生瀬）が、病院に緊急搬送される。刺された傷はかなり深く、危険な状態となり、ペアを組む部下の野間（戸塚純貴）や詠美（白石）は、柴田の無事を祈り続ける。

　その頃、新潟県警では捜査一課長・佐々木文雄（岩谷健司）が、ふみの取り調べをしていた。ふみはのらりくらりと追及をかわすが、もう一人の共犯者について話が及んだ途端、すべての女児連続誘拐殺人事件は自分が起こしたと自供し始める。また、柴田を刺した理由について問われると、雲行寺の住職・深見（リリー）のことを悪く言ったからだと、うっとりした表情を浮かべて…？

　一方、総理大臣臨時代理・藤沼（峯村）は、大規模テロを企てている某国の工作員を特定。公安が監視を続ける中、ヘミングウェイ（斎藤）に“未来を選ぶ能力”で、日本を危機から救ってほしいと懇願する。NPO法人「しあわせの鐘の家」の代表・ローゼン岸本（野間口徹）らが、彼が描く未来についてひそかに準備を進める中、ヘミングウェイは、未来を変えようと一心不乱に絵を描き続けるのだが…!?　そんな彼の姿を見た詠美は、日本が滅亡の危機にひんしていること、彼が違う未来を描こうとしていることを知る。そして、どうしても“もう一つの未来”のイメージが湧いてこないと嘆くヘミングウェイに詠美は…？

　そんな中、ヘミングウェイが“預言者”に正式就任する“最初の鐘を鳴らす日”が訪れる。果たして、ヘミングウェイは日本を救うことができるのか…？　そして、彼が選んだ未来とは…？　いよいよ最終回！　あなたは衝撃の結末を目撃する――。