ドラマ8「ジャンヌの裁き」2024/03/09
番組情報
キャラクター紹介
- 越前剛太郎(玉木宏)
“さんぷう・みなみ”というペンネームの、そこそこ人気の少女漫画家。世間的には女性と思われているが、その正体は2人の子を持つちょっと優柔不断なシングルファーザー。検察審査員に任命され、審議を進行する審査会長に選ばれてしまう。やがて、事件の裏にある人々の思いや、理不尽に隠された真実を知ることに。 - 近藤ふみ(桜井ユキ)
審査補助員として剛太郎をサポートしていく生真面目な弁護士。 - 寿就一(音尾琢真)
剛太郎の小学校時代の同級生。現在は刑事。 - 草壁佐和子(優香)
剛太郎の元妻で、新聞記者。 - 甲野美弥(高岡早紀)
検察審査会の一員で、ネイルサロンを経営する高飛車な女性。 - 桧山卯之助(田中直樹)
東京地検特捜部長。裏でいろいろと画策し、検察という国家権力を私物化している。
出演者
玉木宏/桜井ユキ/音尾琢真/優香/高岡早紀/田中直樹 ほか
スタッフ・音楽
脚本:泉澤陽子/脚本:大北はるか/脚本:いとう菜のは/演出:西浦正記/演出:池辺安智/演出:三木茂/チーフプロデューサー:濱谷晃一/プロデューサー:北川俊樹/プロデューサー:中島叶/プロデューサー:平部隆明
主題歌:ケツメイシ「We GO」
概要
玉木宏ら11人の検察審査員が隠された真実に迫っていく“エンタメ司法ドラマ”
検察による不起訴処分の審議を行う検察審査員たちが革命を起こす姿を描く“エンタメ司法ドラマ”。圧倒的強者である検察に、国民の中からランダムに選ばれた弱者である一般人の寄せ集め=検察審査会の面々が、ジャンヌ・ダルクのように立ち向かい、事件に隠された巨悪の存在に迫っていく。ある日突然、審査員に任命される少女漫画家で、シングルファーザーの主人公・越前剛太郎に扮するのは玉木宏。彼が、個性豊かな審査会メンバーのまとめ役として悪戦苦闘していく中で、事件の裏にある人々の思いや、検察によって理不尽に隠された真実に迫る内に、徐々に審査会の重要性を認識していく。
記者会見情報
テレ東系で放送するドラマ8「ジャンヌの裁き」の記者会見が行われ、主演の玉木宏と、共演の桜井ユキ、音尾琢真、優香、高岡早紀、田中直樹(ココリコ)が登壇した。日本国民の中からランダムに選ばれた11人の検察審査員が、事件の裏側にある人々の思いや、理不尽に隠された真実を知るうちに、強者である検察と対立し巨悪の存在へと迫っていくエンタメ司法ドラマである本作。玉木は、検察審査員に任命される、少女漫画家でシングルファーザーの主人公を演じる。役どころについて、玉木は「最初は自分とはあまり関係がないという客観的姿勢で入っていくんです。でも行き場を失った人たちに対して、客観的だった目線を変えて戦うためにはどうしたらいいのかと考えていくようになっていきます」と語り、「その気持ちが視聴者の皆さまにきちんと伝わったとしたら、見終わった時にきっと優しい気持ちになれる瞬間があるんじゃないか」と視聴者へ呼び掛けた。
僕自身が疑問に思うことは、役の上でも疑問に感じているんです(玉木宏/越前剛太郎)
まず、検察審査会というものに焦点を当てた作品はそんなに多くないと思うので、僕自身も「こういうものなんだな」って知りながら台本を読むことができた作品です。司法ドラマというくくりではあるんですけれども、非常に個性豊かな検察審査員の面々が登場しますので、スッと入ってくるような内容になっているんじゃないかなと思います。内容が難しいということはないと思うんですけど、ト書きが多いとか、セリフの掛け合いでたくさんしゃべる台本だなという印象があったんです。あとは検察側ではなくて、普通の一民間人が検察審査員になっているので、知識としてはまだ素人なんですね。だから僕自身が疑問に思うことは、役の上でも疑問に感じているんです。そういところで自分と役とがリンクしていたりするので、演じる上でそこまでの難しさはないように感じました。
決めたことを絶対に成し遂げてやるという気持ちは共感できます(桜井ユキ/近藤ふみ)
最初に台本を読ませていただいた時、検察審査会っていうカテゴリーだけを聞くと、固くて重厚感のある作品なのかなという印象は受けていたんです。でも、第1話の完成を見た時に、いい意味で裏切られました。11人の検察審査会の方たちのキャラクターが個性的で、テンポもすごく心地いいと感じたんです。台本を読んだ時の印象と全然違う仕上がりになっていましたね。監督の西浦正記さんの手にかかるとこうなるんだ、ってびっくりしました。台本を読んでいたにもかかわらず、完成したドラマを見て純粋に、また一から楽しめてうれしかったです。私の演じるふみの、真っすぐさというか、決めたことを絶対に成し遂げてやるぞっていう気持ちはすごく共感できます。ただ、会話のシャッターを下ろすのがすごく早いんです。人と話している時、一言二言話した後にその余韻を楽しむ時間っていうのがゼロで。用件を伝えて終わりっていうのは、人としてどうなのかなっていう部分がありまして…。そこはちょっと共感できないかな(笑)。
普通の方が誰かのために何かを成し遂げるような話が大好きです(音尾琢真/寿就一)
ごく普通の一般の方が検察審査会に参加するんですが、 最初のうちはそれほどそこで扱う事柄に興味がないのに、時間がたつにつれて少しずつそれにのめり込んでいく、というお話になっているんです。私自身がそういう、普通の方が自分の中にある何かをプッシュして誰かのために何かを成し遂げるみたいな話が大好きだったんです。もう本当に大好きなんですよ。だから、第1話の台本を読み終えた直後からウルッときてしまったし、もう気持ちが盛り上がっちゃって、その日はそこら中に落ちているゴミを拾って家に持って帰るくらいでした(笑)。この第1話が放送された後には、日本中が奇麗になっていることでしょうね(笑)。
こんなすてきな剛太郎と、どうして離婚したんだろう(笑)(優香/草壁佐和子)
全体が漫画チックだったりシリアスだったりして、台本で読んでいた時とは印象が全く違うドラマだなと思いました。もちろん、グッとくるところもすごく丁寧に描かれているんです。審査員11人のキャラクターがまたそれぞれ個性があって、見ているだけでワクワクします。皆さんのお気に入りを見つけるのも楽しいんじゃないかなと思います。あと、登場する子どもたちもとってもかわいいんです。私もすっかり癒やされています。佐和子は、すごく真面目で真っすぐで正義感も強くて憧れますね。こういう人だったらいいな、すごくすてきだなって思います。共感できない点は、こんなすてきな剛太郎と、どうして離婚したんだろうっていうところですね(笑)。
分からなくても大丈夫っていうところから丁寧に説明してくれています(高岡早紀/甲野美弥)
今回のドラマは司法ドラマで、検察審査会というあまり耳慣れない会のお話だったので、難しいドラマなのかな、読むのが大変なんじゃないかな、ちょっと嫌だなと思っていたぐらいだったんです(笑)。でも、市民の中から検察審査会に選ばれるところから始まり、私を含めたメンバーは何も分からない中からスタートしていて、分からなくても大丈夫っていうところから丁寧に説明してくれているんです。なので、心配していたより優しくて楽しく演じられました。登場する検察審査会のメンバーは、本当に個性豊かでそれぞれのキャラクターを立てるように台本も仕上がっているんです。どんなメンバーが集まるんだろうって想像しながら読んでいましたが、まさに書いてある人物がそのままそろいましたので、皆さんも楽しんで見ていただけると思います。
僕が演じる桧山という人物が想像以上に嫌な人でした(笑)(田中直樹/桧山卯之助)
事件や事故を扱うんですけど、集まったメンバーの皆さんがとてもユーモラスに個性豊かに描かれています。後半になるにつれてどんどん真相が分かっていくんですが、それがすごく感動的といいますか、胸に刺さるような苦しくなるシーンもあるんです。その前半と後半のメリハリが見事な作品だなって思いました。審査会に集まる皆さんが一般の方で、専門的な知識もない方々だからこそ、自分の意見をそのまま真っすぐに忖度なくぶつけることによって生まれるメリハリでもあるなと思いました。個人的なことで言うと、僕が演じる桧山という人物が想像以上に嫌な人でした(笑)。本当に僕が思っていたよりもはるか上をいくような嫌な人で(笑)。でもそういう人間がいることで作品が面白くなっていけばいいなって、現場に入って思い直しました。
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