夜ドラ「ユーミンストーリーズ」2024/03/22
番組情報
キャラクター紹介
- 菓子(夏帆)
第1週「青春のリグレット」
結婚して4年で夫に浮気され、夫婦関係が破綻しかけている。まだやり直せると、夫を旅行に誘う。 - 藤田朋己(麻生久美子)
第2週「冬の終り」
スーパーマーケットのパート従業員。新しく入ったパートの真帆と全く会話が続かず気まずい思いを募らせる。 - カナコ(宮﨑あおい)
第3週「春よ、来い」
一族が持つ“あれ”の力を授かった女性。同じ“あれ”の力を授かった雄大と、生きづらさを感じる中学生の多英と見えない糸で導かれていく。
出演者
夏帆/麻生久美子/宮﨑あおい ほか
スタッフ・音楽
原作:綿矢りさ、柚木麻子、川上弘美 「Yuming Tribute Stories」より/脚本:岨手由貴子/脚本:ねじめ彩木/脚本:澤井香織/演出:菊地健雄/演出:箱田優子/演出:奥山大史/制作統括:遠藤日登思/制作統括:神林伸太郎/制作統括:藤並英樹
概要
松任谷由実の名曲を夏帆、麻生久美子、宮﨑あおいの主演でオムニバスドラマ化
松任谷由実の名曲からインスピレーションを得て3人の小説家が生み出した三つの物語を、3人の監督、3人の気鋭脚本家、豪華出演者たちが集結して、3週にわたるオムニバスドラマとして描く。綿矢りさ原作の第1週「青春のリグレット」では夏帆が主演を務め、夫に浮気され、夫婦関係が破綻しかけている菓子を演じる。柚木麻子が原作を務めた第2週「冬の終り」で主人公・藤田朋己を演じるのは麻生久美子。スーパーマーケットでパートとして働く朋己とその仲間たちの友情の物語を紡ぐ。川上弘美が原作を担当した第3週「春よ、来い」で主演を務める宮﨑あおいは、一族が持つ“あれ”の力を授かったカナコに扮する。
記者会見情報
NHK総合ほかで3月4日から3週にわたって放送される夜ドラ「ユーミンストーリーズ」の試写会が行われ、各週で主演を務める、夏帆、麻生久美子、宮﨑あおいと、制作統括の神林伸太郎氏が出席した。“ユーミン”こと松任谷由実の名曲から着想を得た小説のドラマ化となるが、「ユーミンさんの曲は気が付いたら身近にある音楽で、曲を聴くだけで情景や匂い、湿度が伝わってくるからすごい。母とドライブした時に、好きな曲や歌詞の世界観について話したりして。世代を超えて愛されてきた音楽だと実感しました」(夏帆)、「どの年代の曲を聴いても、今っぽいというか、古さを全然感じさせないところが魅力」(麻生)、「自分の子どもも『魔女の宅急便』を見て『ルージュの伝言』を聴いたり、世代を問わず、今の曲として聴けるのはすごい。今回、ライブを拝見したり、ドラマで演じたことで、ますますファンになりました」(宮﨑)とそれぞれ魅力を語った。
“私を許さないで憎んでも覚えてて”という歌詞が印象的(【青春のリグレット】夏帆/菓子)
麻生久美子さんと宮﨑あおいさんの作品をずっと見てきたので、同じシーンはありませんでしたが、お二人の横にいられることに舞い上がっています。スタッフ陣のお名前を見た時に、こんなに好きが詰まった作品があるんだと心が震えて参加させていただきました。撮影期間は2週間もありませんでしたが、毎日本当に濃密な時間を過ごしました。数カ月間この作品に参加しているのではないかというぐらい、達成感と充実感がある作品で、「青春のリグレット」の世界観に魅了されながらお芝居をさせていただきました。演じた菓子は説明するのが難しい役。その説明し切れない部分がこの役の魅力かなと思います。彼女はきっと本気で人と向き合うことも、大きな挫折もしたことがない人。そんな彼女が夫から離婚を切り出されたことで、自分の過ちに気付いていく成長物語だと思います。「青春のリグレット」の“私を許さないで憎んでも覚えてて”という歌詞が印象的で、ドラマの核になっています。ドラマを見る前に聴いてから見ていただきたいです。演じていても不思議な気分になるというか、ユーミンの歌詞に出てくるシーンもあるので、歌の世界に入り込めているような喜びがありました。
「冬の終り」の小説・脚本は着想の自由さがいい(【冬の終り】麻生久美子/藤田朋己)
オファーをいただいて、企画が面白いと思ったこと、同じお話ではないですが、お二人と一緒に作品を作れることに魅力を感じました。そして、箱田(優子)監督と長い作品でご一緒したいなという思いがあったので、今回やらせていただけていい経験になりました。ユーミンさんの曲から始まり、今ここに私がいることがすごく不思議。縁を感じています。朋己は普通の主婦なのですが、人と関わるのがすごく苦手で、生きづらさを抱えています。同じ職場で働く同僚のことを、ユーミンさんのある曲がきっかけで気になり出し、2人の距離感が少しずつ縮まっていく、そんな姿が描かれています。「冬の終り」は、歌詞の内容から高校生が主役なのかなと思って聴いていたので、小説になった段階で、スーパーマーケットで働く女性が主役になるなんて驚きました。その着想が自由だなと思いましたし、脚本になった時もまた違う印象を受けて、その自由さがいいなと思いました。ユーミンさんの好きな曲は「真夏の夜の夢」。エキゾチックでノリノリなところが好きで、高校時代によくカラオケで歌いました。今は娘が「やさしさに包まれたなら」とかを聴いていて、携帯のカラオケで歌ったりしています。
ライブで感じた楽曲のパワーをドラマで表現できたら(【春よ、来い】宮﨑あおい/永井カナコ)
お二人がお話されたように、この作品の一員になりたいなと思いました。3人で集まってみて、楽しいな、ワクワクするなという感じがあって、今は緊張より楽しいが勝っています。衣装合わせをして、監督さんとお話したり、事前に役者さんたちと台本の読み合わせをしたのですが、その時間があったことで、カナコのイメージをつかむことができました。彼女は自身の境遇から、自分からは他人との距離を縮めようとしない人かなとか、ゆっくり話す人なのかなと想像していました。監督が丁寧に演出してくださる方で、監督が思い描くカナコに近づけるように毎日楽しくお芝居させていただきました。撮影前からユーミンさんの曲を聴いたり、いろいろなところで耳に入るようにしたり、ライブにも行きました。そのライブで「春よ、来い」を歌ってくださっていたので、そこで感じた楽曲のパワーを、勝手に役者としてバトンを受け取ったような気持ちで、ドラマの中で表現できたらいいなと思いました。ユーミンさんは母が大ファンで、コンサートのチケットを取って行っていたので、ドラマのお話をいただいて、一番に母が喜んでくれるかもしれないと思いました。実際にすごく喜んでくれました。
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