連続ドラマW ギバーテイカー2023/02/13
番組情報
キャラクター紹介
- 倉澤樹(中谷美紀)
神奈川県都筑中央署の刑事。元小学校教諭。12年前、当時12歳の教え子・ルオトに愛する娘を惨殺された過去がある。普段は冷静を保っているが、時に自身の危険を顧みずに行動する。ルオトが医療少年院を退院することを知ったある日、不審なメッセージが届く。 - 貴志ルオト(菊池風磨)
倉澤の元教え子で彼女の娘を殺害した猟奇殺人犯。計り知れぬ“狂気”を宿し、医療少年院にて更生したとされるが、「幸せは奪うもの」という異常な価値観と倉澤への執着は変わらず、医療少年院を退院する。 - 椿理子(深川麻衣)
神奈川県都筑中央署・生活安全課少年係の警察官。倉澤の警察学校の同期で親友。犯罪歴を持つ少年少女の更生を信じる、実直でたくましい女性。純粋な性格があだとなり、ルオトに利用され事件に巻き込まれてしまう。 - 津山聡美(馬場ふみか)
医療少年院を退院後、ルオトが就職するパン店「幸せの穂」の従業員。中学生の時に、父親が母親を殺害した罪で逮捕された。その後、児童養護施設で生活していたが、施設に出入りしていたパン店店主と出会い養子になる。養父との間に問題を抱えており、そのことがきっかけで、ルオトに心酔し洗脳状態に陥っていく。 - 小野塚優一(吉沢悠)
倉澤の元夫。倉澤とは12年前の事件をきっかけに離婚した。 - 貴志茉莉絵(斉藤由貴)
ルオトの母。12年前の事件後、その衝撃的な出来事により、当時の記憶が抜け落ちている。息子であるルオトの存在を認識しているのかも曖昧。倉澤が新たに起きた事件の捜査に当たる中、再会する。 - 今井要(池内博之)
神奈川県都筑中央署の刑事。倉澤に、時には厳しく接し、時には支える唯一の理解者として、事件を追っていく。
出演者
中谷美紀/菊池風磨/深川麻衣/馬場ふみか/吉沢悠/斉藤由貴/池内博之 ほか
スタッフ・音楽
原作:すえのぶけいこ「ライフ2 ギバーテイカー」(講談社アフタヌーンKC)/脚本:小峯裕之/監督:鈴木浩介/チーフプロデューサー:青木泰憲/プロデューサー:小林祐介/プロデューサー:黒沢淳/プロデューサー:雫石瑞穂
概要
中谷美紀が娘を殺した元教え子との死闘に挑む本格クライムサスペンス
すえのぶけいこによる漫画「ライフ2 ギバーテイカー」を、中谷美紀の主演で連続ドラマ化した本格クライムサスペンス。小学校教諭時代、娘を教え子に惨殺され、その経験から刑事になった倉澤樹を中谷、倉澤の元教え子で、事件当時12歳で彼女の娘を殺害した貴志ルオトを菊池風磨が演じ、その2人が繰り広げる死闘を描く。時に危険を顧みずに行動してしまう倉澤とバディを組む刑事・今井要に池内博之、倉澤の警察学校の同期で親友の椿理子に深川麻衣が扮するほか、ルオトに心酔するパン店の従業員・津山聡美役を馬場ふみか、ルオトの母・貴志茉莉絵役を斉藤由貴、倉澤の元夫・小野塚優一役を吉沢悠が務める。
記者会見情報

すえのぶけいこによる話題の漫画を連ドラ化し、WOWOWプライムで放送する「連続ドラマW ギバーテイカー」の完成披露試写会に中谷美紀、Sexy Zoneの菊池風磨、池内博之が参加した。娘を殺害された刑事・倉澤樹(中谷)と、その娘を殺した猟奇殺人犯・貴志ルオト(菊池)の死闘を描く。脚本を読んで涙を流したという中谷は「自分が出演しているということを忘れて、夢中になってしまいました。続きが気になって仕方がなくなる、手に汗握るクライムサスペンスに仕上げていただいたなと思いました」と手応えを明かす。菊池は「全5話を一気見してしまいました。ヒヤッとしたり、ドキッとしたりというシーンが断続的に続くので、本当に続きが気になって仕方がなくなると思います」と予告。池内も「後半にかけて、どんどんスリリングな展開になっていきますし、クライマックスのお二人(中谷、菊池)の対峙シーンには期待してほしい」と呼び掛けた。
台本を読んだ段階で涙が止まりませんでした(中谷美紀/倉澤樹)

自分が出演していることを忘れて、夢中になってしまいました。続きが気になって仕方がなくなる、手に汗握るクライムサスペンスに仕上げていただいたなと思います。自分自身を痛めつけなければできない役柄であることは想像ができたので、正直なところ、最初にオファーをいただいた際は、出演をためらってしまいました。読み応えのある原作に並んで、台本が本当に素晴らしく、読んだ段階で涙が止まりませんでした。涙が流れたことによって感情移入できると思えて、オファーをお引き受けさせていただきました。菊池さんは数多く明るい役柄を演じられてきたと思うのですが、おそらく道化を演じられるということは、人の心の機微が分かっていらっしゃるということだと思うんです。初めてお会いした時から既にルオトとしてそこに立っていらっしゃって、菊池さんの演技に期待を抱いて、共演シーンに臨ませていただきました。私がご一緒した菊池さんは、寡黙でシャイ、役柄に没頭されているとても真摯な役者さんという印象です。池内さんと私は同世代で、すてきな年の重ね方をされて、役者としていい人生を歩んでいらっしゃったんだなと思いました。
感情移入が難しくずっと手探りでした(菊池風磨/貴志ルオト)

感情移入することが本当に難しい役柄で、どのように演じたらいいのかずっと手探りでした。とにかく想像を重ね、考えをたくさん巡らせて、自分なりの答えを出しました。劇中で印象的なルオトの笑みについては、気味の悪さを出せたらいいなと思って、鏡の前で気味の悪い笑顔の練習をしました。中谷さんは、もう本当に美しすぎて自然と背筋が伸びてしまいました。設定上、今回お話する機会が少なかったのですが、仲がいい役での共演だったとしても、緊張して話せなかったと思います。あるシーンで(中谷が)一筋の涙を流すシーンがあるのですが、美しすぎてちょっと引いてしまいました。本当にすごすぎて、どう頑張ってもこれはできないなと。勉強させていただく点が多くて、とにかく日々ドキドキしていましたし、今日もちょっとドキドキしています。池内さんには初対面の時に思わず「『GTO』(フジテレビ系)見てました!」とお伝えしました(笑)。僕も後の「GTO」に出演させていただいたので、先輩・後輩というところで、共演がうれしかったです。
漫画原作を越えなければと責任を感じていました(池内博之/今井要)

漫画原作の作品は、いつも怖いなと思うんです。原作ファンの方々のイメージだったり、思いというのはやはり強いので、それに応えなければ、越えなければならないと責任を感じていました。役作りについては、特殊なことは特別しませんでしたが、シーンごとのその瞬間瞬間の感情や、倉澤を今井はどのようにサポートしていくのかという点については難しい部分があったので、監督と相談しながら大事に今井像を作っていきました。さまざまな作品を拝見させていただいてきて、中谷さんのことを勝手に近づきがたいオーラのある方だと思い込んでいたのですが、そんなこと全くなく、とても自然体な方なんです。中谷さんが自然体でいてくださったので、リラックスしてお芝居をご一緒させていただくことができました。(菊池には)「もう完全に貴志ルオトですね」と共演初日に思わず言ってしまいました。本当に素晴らしくて、ルオトそのものでした。
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