遺留捜査2021/03/12
番組情報
キャラクター紹介
- 糸村聡(上川隆也)
京都府警捜査一課特別捜査対策室刑事。鋭い鑑識眼と偏執的ともいえるこだわりを持ち、事件現場に残された“遺留品”や被害者が残した“被害品”をもとに、事件を徹底的に追及する。遺留品からくみ取った、容疑者の動機や被害者の最期の思いを浮き彫りにする。空気を読まないマイペースな性格で、周囲から変人扱いされている。 - 神崎莉緒(栗山千明)
京都府警捜査一課特別捜査対策室刑事。糸村とバディを組まされ、そのマイペースぶりにうんざりしながらも、遺留品にこだわる彼の信念を認めるようになってきた。スリムなスタイルからは想像もできないほどの大食い。最近は仕事の合間を縫って婚活に精を出している。 - 雨宮宏(永井大)
京都府警捜査一課特別捜査対策室刑事。文武両道を地で行くタイプで、特に身体能力は高く、逮捕術では京都府警でも随一の実力を持つ。一見完璧だが、本番に弱い。一歩引いた距離感で糸村を観察するが、その空気を読まないマイペースぶりに、いつの間にか巻き込まれることも。 - 沖田悟(戸塚純貴)
所轄署から京都府警本部に異動してきた若手刑事。特別捜査対策室の仕事を前に意気込み十分だが、現代っ子ゆえか、その気合が全く表に出てこない。仕事を器用にこなすスマートさはあるが、実力以上に自己評価が高く、自分が考えた効率的な捜査方法を先輩たちにさらっと提案したりする。糸村の度を超したマイペースぶりに率直な疑問をぶつけるも、いつもスルーされている。 - 滝沢綾子(宮崎香蓮)
京都府警の科捜研研究員。糸村に振り回されてばかりの村木のせいで、なかなか自分の仕事が進められず困っている。 - 岩田信之(梶原善)
京都府警捜査一課特別捜査対策室刑事。仕事一筋、猪突猛進タイプで、捜査一課から特対に引き抜かれた。刑事のスキルに自信を持っており、“落としの岩田”“張り込みの鬼”など七つの通り名を持っていると自称するが、真偽のほどは定かではない。 - 村木繁(甲本雅裕)
糸村と腐れ縁の警視庁科学捜査研究所係官。どんなに仕事が立て込んでいても、平然と別の鑑定を依頼してくる糸村にあきれながらも応じてしまう。1年の期限で京都府警に交換留学に来ていたはずが、今年も残留することに。 - 佐倉路花(戸田恵子)
京都府警捜査一課特別捜査対策室・室長代理。京都生まれの京都育ち。父は太秦で有名な大部屋俳優で、“人たらし”と呼ばれた人物。その血を受け継いだのか、人の懐にスッと入り込む術を持ち、処世術や人間観察力に長けている。
出演者
上川隆也/栗山千明/永井大/戸塚純貴/宮崎香蓮/梶原善/甲本雅裕/戸田恵子 ほか
スタッフ・音楽
脚本:大石哲也/演出:長谷川康/演出:濱龍也/演出:兼崎涼介/プロデューサー:三輪祐見子/プロデューサー:佐藤凉一/プロデューサー:藤崎絵三/プロデューサー:丸山真哉/プロデューサー:大西文二
主題歌:小田和正「風を待って」
概要
上川隆也の“風変わり刑事”が冬の京都で事件の真相に迫る!
上川隆也演じる“風変わり刑事”糸村聡が、遺留品に込められた最期のメッセージに耳を傾け、被害者の思いと事件の真相に迫る人気ミステリーの第6シーズン。作品の核である人間ドラマと京都のノスタルジックな情景を融合させたことで大きな反響を得ている。連ドラとして約2年半ぶりとなる今作には、京都府警捜査一課特別捜査対策室、通称・特対の若手刑事・沖田悟役で戸塚純貴が加入。一番の若手ながらどこか偉そうな態度で、これまで特対にはいなかったキャラクターを演じる。そのほか、栗山千明、戸田恵子、永井大、梶原善ら特対メンバーと甲本雅裕ら科捜研も再集結。シリーズ初の冬の京都を舞台に彼らの活躍を描く。
記者会見情報
テレビ朝日系で放送される「遺留捜査」第6シーズンのスタートに先駆け、“10周年記念トークイベント”の収録が行われ、主演の上川隆也、共演の栗山千明、甲本雅裕が作品への思いや撮影秘話を明かした。10年の中で印象に残っているシーンを聞かれた上川は、甲本演じる村木繁が銃で撃たれたシーン(スペシャル第9弾)を挙げ、「あんな面持ちになる糸村はこれまでにもありませんでしたし、糸村にもそれなりの出来事があったんだな、ということが分かる一幕だったと思います」と振り返った。一方の甲本も「脚本を読む前に、マネジャーから『次の脚本送りました。追伸、撃たれます』ってメールに書いてあって。一番気になったのは、村木が撃たれたら糸村さんはどうするんだろうということ。すごくドキドキしたことを覚えています」と同じシーンを挙げ、当時の心境を語った。
この冬は手袋とマフラーでは太刀打ちできないかも(上川隆也/糸村聡)
作品が始まった当初は、これだけ長く続けられること自体、想定すらしておりませんでしたので、今とても不思議な感慨でいます。ただ、「遺留捜査」は10周年といっても、シリーズとしては6作目。その間に計10本のスペシャルドラマを挟みながらお届けしてきた作品ですので、“シリーズとして10年間続けてこられた”という感慨よりも、むしろ“一本一本を重ねてきて、ここにたどり着いた”という感覚の方が強いような気がするんです。一度、冬のスペシャルを収録した際にはいつものいでたちに加え、手袋とマフラーを着けて臨んだのですが、どうやらこの冬はそれでは太刀打ちできなさそうな予感がしておりまして…。糸村の身が心配ですので、彼に成り代わりまして今、上川が上層部に直談判をしているところです(笑)。バックに“10”をかたどった竹のオブジェを飾っていただきましたが、「遺留捜査」も一作一作、節を重ねて成長し、成長させていただいてきた作品だと思っています。またここから上へ上へ、竹のように真っすぐ伸びていきながら、新しい、そしていつもと変わらない「遺留捜査」をお届けしていきたいと思っております。
寒さにみんなで耐えながら一丸となって撮影しています(栗山千明/神崎莉緒)
正直、寒い中、撮影を頑張っております(笑)。京都はとても街並みが美しいのですが、寒さはひとしおで…。みんなで耐えながら、一丸となって撮影しています。中には、あまり言い慣れない難しいセリフもあり、寒いとどうしても口がうまく回らないのでNGを出してしまうのではないかなと心配しています。私が演じる神崎莉緒は、過去の回想などでプライベートの部分がちょこちょこ見える回が多いので、仕事以外のシーンが増えても楽しいかなと思っています。糸村さん(上川)と村木さん(甲本)のシーンは特にアドリブが多く、最初の頃は「台本と違うことになっている!」とビックリしました。初めは付いていくのに必死でしたが、「今回も始まっていくんだろうな…」と理解してからは、私もお二人の掛け合いを楽しく見させていただいています。放送は寒い時期になりますが、「遺留捜査」を見て温かい気持ちになっていただけたらと思います。
冬の撮影と聞いて、真っ先にスタッフに「糸村さんは大丈夫?」と聞いたんです(甲本雅裕/村木繁)
(10周年で)特別何かが変わるわけではないのですが、毎回、作品が続くこと自体が奇跡だなと思っているので、今回も同じだけの奇跡を感じながら新鮮に臨んでいます。続けているという感覚よりも、そこに生まれたものに毎回向かっていくだけなので、毎回新鮮に演じられているような気がします。冬の撮影と聞いた瞬間、僕、真っ先にスタッフに「糸村さんは大丈夫?」と聞いたんですよ。糸村という役柄を崩さず、でも何か羽織らないと心配だなと、一番に思ったので…。村木は科捜研から外に出たとしても、自家発電のようにテンションを上げれば寒くないので、僕は大丈夫です(笑)。(上川とのアドリブは)現場で突然始めています。そこが10年目ということなのかもしれません。どちらかがポーンと始めると、いつの間にか相手がついてくるという形になっていて自然体でやっています。脚本があってこそそれができるということが大前提ではあるのですが、脚本を変えたならその上をいかないと必要ない存在となってしまう。だから1発目からドキドキです。今回は今回がすべてと思って、またテンション高く頑張りますので、ぜひ見てください!
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