１８／４０～ふたりなら夢も恋も～2023/09/13

記者会見情報

TBS系の連続ドラマ「１８／４０～ふたりなら夢も恋も～」の記者会見が行われ、ダブル主演を務める福原遥と深田恭子のほか、共演の鈴鹿央士、上杉柊平、安田顕が参加した。同作は、18歳の妊婦・仲川有栖（福原）と、ビジネスパーソン・成瀬瞳子（深田）の生き方が異なる2人の女性が、年の差を超えたシスターフッド（＝女性の絆）を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。既に主演2人の絆は深まっているようで、福原が「小さい頃からお姉ちゃんが欲しいと思っていたので、今回こうやって深田さんと姉妹のような関係で撮影できることがすごく楽しいですし、たくさん支えていただいています」とほほ笑むと、深田は「実際にも妹がいるので、遥ちゃんを構いたくなっちゃう。かわいらしくて、『こっち来て座ろう』とか声をかけちゃう。遥ちゃんが（現場に）来ると癒やしになって、自然と笑顔になるんです」と福原のことがかわいくてしかたない様子だった。

現場では安田さんが笑わせてくださいます（福原遥／仲川有栖）

まさかこんな大役をいただけると思っていなかったので、本当にうれしいですし、いいものを皆さんと一緒に作れるように頑張りたいなと思っています。演じる有栖は、学芸員になるという夢を持っており、一生懸命で努力家な女の子ですが、18歳で予期せぬ妊娠が発覚して、これからどういう選択をして、どう生きていくか、壁にぶち当たっている女の子です。現場では、（父親役の）安田さんが皆さんを笑わせてくださいますし、そのおかげで笑いが絶えない。アドリブがとても面白くて、次、何が来るんだろうと楽しみにしています。日々過ごしていると、いろんなことが起きて、いろんな選択肢が出てくる人生だと思いますが、私自身、この作品の台本を読んで、何かを選択をする時や壁にぶち当たった時に、背中を押してもらえる、本当に勇気をもらえるような作品です。皆さんにとっても、人生についてすごく考えさせられる作品でもあると思いますし、少しでも皆さまの勇気や、最初の一歩を踏み出せる力になるような作品にできればいいなと思います。

遥ちゃんが来ると癒やしになって、自然と笑顔になる（深田恭子／成瀬瞳子）

これまでアートにはあまり触れてきていなかったので、今回の役を演じるにあたり、勉強しながら役柄に臨んでいます。（同枠への出演は4度目となるが）火曜ドラマはすごく人を明るくさせてくれる。ドラマの中で、深刻なシーンはありますが、いろんな年齢の方に刺さるドラマになっていると思いますし、皆さんに楽しくご覧いただけたらいいなと思います。私が演じる瞳子はおせっかいな役なんですが、実際にも妹がいるので、遥ちゃんを構いたくなっちゃう。とてもかわいらしくて、「こっち来て座ろう」とか声をかけちゃうんです。遥ちゃんが（現場に）来ると癒やしになって、自然と笑顔になるんです。遥ちゃんが演じる有栖と私が演じる瞳子が最初は反発しながらも、年齢の離れた2人が友情とはまた違う形で絆を作っていく姿を皆さんに見守っていただけたらうれしいです。

人生初ダンスに挑戦中（鈴鹿央士／黒澤祐馬）

（ダンスに初挑戦し）人生初ダンスだったので、レッスンが始まったばかりの頃は、これを世の中に出しちゃいけないなと思いながら、ちゃんとドラマで使えるぐらいにしないとなと、今もレッスンを頑張っている最中です。今日、控室で皆さんとお話した時に、第1話の中でもダンスシーンがあるんですが、「すごかったね」と言っていただけて照れて返せなかったですけど、ありがとうございます。（福原と深田が）和気あいあいとして楽しそうだなと思って、その輪に入れてもらったりしているんです。僕が踊っていた時に、2人がそれをまねして踊ってくれたりして優しいなと思いました。（福原、深田と3人でふざけて踊っていたら、鈴鹿がイヤリングを落として怒られてしまい、そのことを謝罪した深田に対して恐縮しながら）いやいや、うれしくなってテンションが上がりすぎてしまって、落としてしまったんです。温かな気持ちになる作品だと思いますし、前向きな気持ちで生きていこうって思っていただける物語で、祐馬と有栖の恋模様を含めいろんな要素が詰まった作品です。よろしくお願いします。

深田さんがロケ先のお母さんとすぐに仲良くなっていました（上杉柊平／加瀬息吹）

演じる加瀬は、いろんなことを諦めてきて、意識が内側に向いているような人間なんですが、瞳子との出会いによって、意識が前向きになっていくキャラクターです。（金沢で撮影し）奇麗な街並みで（瞳子と加瀬が）出会うというのは、すごく印象的な映像になっているなと思いましたし、撮影している時点でもすごくすてきな場所だなと。金沢には初めてうかがって、ロケに協力してくださった方々もすてきで。深田さんはロケに協力してくださったお店のお母さんとすぐに仲良くなって、お話をされていました。お菓子もたくさんいただいたり、恋愛について質問されたり（笑）、思い出深いですね。日々過ごしている中で、気付かないうちに誰かに支えてもらったり、自分が気付かないうちに誰かのことを支えたり、そんなことに気付けるような作品になっているのかなと思います。加瀬の不器用さもかわいいと思って応援してもらえたらうれしいです。

福原さんから“癒やしミスト”が出ている（安田顕／仲川市郎）

第1話を見て、とても丁寧に作られていてびっくりしました。主演のお二人をはじめ、登場人物が生き生きと描かれていて、こういう作品に出演できて光栄です。福原さんとあいさつをした時に、「実は初めてじゃないんです」と言われて。「小学校1年生の時に『エジソンの母』（同系）ですごく優しくしてもらって。私のお父さん役をやってくれてありがとうごさいます」と言ってくれたんです。それを聞いて何でもしようと思ったね。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」みたいなもので、優しくしておいてよかった。嫌われたくないので（笑）。時間をかけて行われる撮影では、スタッフ陣にも疲れが見えることがありますが、「おはようございます」と福原さんが来ると“癒やしミスト”が出ていて、貧乏ゆすりがピタッと止まるんです。現場の雰囲気が明るくなるんです。作品を見た時に、主演のお二人、18歳と40歳の女性。そしておっさん、若者それぞれの立場で、いろいろな辞めるところがたくさんあります。日々悩みがありますが、一つ頑張っていこうかなと、次の日に思えるドラマだと思っています。