緊急取調室2021/09/10
番組情報
キャラクター紹介
- 真壁有希子(天海祐希)
警視庁捜査一課・緊急事案対応取調班(通称・キントリ)の刑事。女性初の捜査一課特殊班・SITの長として活躍するも、ある事件で犯人との交渉に失敗し、キントリに配属された。以前は一匹狼タイプだったが、キントリの面々との連帯感を覚え、チームとしての役割を大切にするようになる。犯罪を強く憎んでおり、被疑者を「マル裸にする」ことを信条に、取り調べに臨んでいる。 - 梶山勝利(田中哲司)
警視庁捜査一課・緊急事案対応取調班の管理官。警察組織の階級主義や、縄張り争いなどのしがらみに苦慮する一方で、出世ももくろむ中間管理職。冷徹な判断力と要領の良さで出世を重ねてきた。有希子とは旧知の仲で、彼女の交渉能力に目を付けキントリに抜てきした。メンバーには絶大な信頼を寄せている。 - 渡辺鉄次(速水もこみち)
警視庁捜査一課一係殺人捜査第一係の刑事。係長の監物とコンビを組んでおり、周囲から「もつなべコンビ」と呼ばれている。恐怖心や駆け引きの機微というものを持たない怪力男。監物の命令であればどんなことでも従順に従う。一方で、キントリとの関係をうまく利用するという合理的な面も垣間見える優秀な刑事。 - 監物大二郎(鈴木浩介)
警視庁捜査一課殺人捜査第一係長。自分たちが検挙した犯人を横取りしていくキントリを敵対視している。すぐ物に当たる、度量の小さい男。徐々にキントリの実力を認めつつあるが、相変わらず「俺たちはパシリじゃねぇ」が口癖。 - 山上善春(工藤阿須加)
警視庁の警乗警察官。強い正義感と冷静さを併せ持ち、洞察力にも非常に優れている。偶然にも有希子と出会い、キントリの捜査に協力していくことに。キントリとは“意外な接点”があるようで、有希子に対して屈折した部分も垣間見える。 - 玉垣松夫(塚地武雅)
警視庁・サイバー犯罪対策室の刑事。退職したキントリの刑事・中田善次郎の穴を埋める形で、キントリにも一時在籍していた。画像から人の心理状態なども瞬時に読み取ることができる“画像解析のエキスパート”。サイバー犯罪対策室に復帰した今も、キントリの目となり耳となり、捜査を支えている。 - 北斗偉(池田成志)
警視庁刑事部部長。警視庁公安部出身。上司の靴をなめるようにして、絶対的縦社会の警察組織を生き抜き、現在の地位まで上り詰めた。組織の決定事項と上下関係を重んじ、真相解明のためなら組織のルールや決定も無視するキントリを敵視。中でも、有希子のことを目の敵にする。 - 菱本進(でんでん)
警視庁捜査一課・緊急事案対応取調班の刑事。刑事人生の大半が暴力団担当(マル暴)だったためか、風貌も物言いもまるでヤクザ。おだてたり、脅したり取引を持ち掛けたりと、海千山千の経験で被疑者を落とす。有希子のことを「おばはん」とやゆしたりもするが、その能力は認めている。 - 小石川春夫(小日向文世)
警視庁捜査一課・緊急事案対応取調班の刑事。公安部出身で、キントリきっての頭脳派。被疑者にはソフトに対応するものの、徹底した洞察力を武器に追い込んでいく。いつも笑顔だが、誰も本当に笑っているとは思っていない。有希子をからかったり、皮肉を言ったりすることもあるが、有能な同僚として認めている。
出演者
天海祐希/田中哲司/速水もこみち/鈴木浩介/工藤阿須加/塚地武雅/池田成志/でんでん/小日向文世 ほか
スタッフ・音楽
脚本:井上由美子/演出:常廣丈太/プロデューサー:三輪祐見子/プロデューサー:都築歩/プロデューサー:残間理央/プロデューサー:松野千鶴子
主題歌:緑黄色社会「LITMUS」
概要
天海祐希主演の人気作第4弾。100日後にはチーム解散、史上最大の危機に直面!?
天海祐希演じるたたき上げの取調官・真壁有希子が警視庁捜査一課・緊急事案対応取調班(通称・キントリ)のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる刑事ドラマの第4シーズン。田中哲司、でんでん、小日向文世が演じるキントリメンバーが再集結し、第3シーズンでチームに加わった玉垣松夫(塚地武雅)もサイバー犯罪対策室に復帰しながらも、キントリと連携していく。今作では冒頭に「キントリが9月末で解散すること」が判明。その“部署消失”を言い渡す警視庁公安部出身の刑事部長・北斗偉役で池田成志、今作の“第一の事件”で有希子と出会い、キントリに協力していく警視庁の警乗警察官・山上善春役で工藤阿須加が加入する。
記者会見情報
テレビ朝日系の連続ドラマ「緊急取調室」のリモート会見が行われ、主演の天海祐希ほか豪華共演陣が登壇した。天海は第1話ゲストの桃井かおりとの共演に、「最後の取り調べのシーンはスタッフに私たちのわがままを聞いていただいて、一発撮りで長回しでできたので、思い切りやり合えました」と興奮の面持ち。また、2年ぶりとなる続編について「皆さまのおかげでシーズン4まで続けることができております。世の中は大変な日々が続いていますが、少しでも皆さまの気持ちを明るくできるよう、力を合わせて作っております。どうぞ皆さん元気でいらしてください、私たちも元気に頑張ります」と感謝の言葉を述べた。また会見では、速水もこみちお手製のドーナツが振る舞われたほか、七夕にちなみ、キャスト陣が願い事を披露する一幕も。でんでんと小日向文世の願い事はほぼ完全に一致するなど、変わらぬ結束力の高さを披露した。
桃井かおりさんとの共演は濃密な時間でした(天海祐希/真壁有希子)
今回、桃井かおりさんがご出演くださるということで、それだけでも衝撃でしたし、思い入れのある出来事でした。桃井さんを落とす最後の取り調べのシーンが強烈に印象に残っていて。スタッフに私たちのわがままを聞いていただいて、一発撮りで長回しでできたので、思い切りやり合えました。なんともすごい経験をさせていただきました。濃密な時間でした。(撮影直前まで盛り上がる男性陣に対し)盛り上がっていただいて全然構わないんです。失敗しなきゃ格好いいんですよ! でも、盛り上がった後に絶対に誰かが失敗するんです。失敗しちゃうくらいなら、そこで盛り上がり過ぎるなよってことです(笑)。とはいえ、私もやっちゃっているんですけどね(笑)。皆さまのおかげでシーズン4まで続けることができております。世の中は大変な日々が続いていますが、少しでも皆さまの気持ちを明るくできるよう、力を合わせて作っております。どうぞ皆さん元気でいらしてください、私たちも元気に頑張ります。
雑談がお墓の話から仏壇になりました(笑)(田中哲司/梶山勝利)
2年ぶりですが、ちょっと休んでたぐらいの感覚で変わらないですね。ただ、年齢層が高いので、雑談の中で以前はお墓の話とかをしていたのですが、今回は仏壇の話になりました(笑)。(七夕の短冊に「飼っているカブトムシが全員元気に成虫になれますように」と書き)最近幼虫を5匹入手しまして。今日2匹が羽化してたんです。あとの3匹が心配で心配で願い事にしました(笑)。できればオスが多めに生まれてほしいなと思っています。ツノが格好いいので…(笑)。
雰囲気が前回に比べてさらに自由になっています(速水もこみち/渡辺鉄次)
2年ぶりの撮影ですが、雰囲気は前回に比べてさらに自由になっています。皆さん本番ギリギリまで本当に楽しそうにお話していますね。そのため、切り替えるのが大変な時があります。前回と違うことといえば、このご時世でおうち時間が増えたためか、今回の現場ではYouTubeの話で盛り上がっていることに驚きました。(天海のリクエストで作ったドーナツについて)軽食ということで何を作るかすごく迷いました。でも、作品の中で、キントリチームと桃井かおりさんをつなぐアイテムとしてドーナツが出てくるんですよ。そこでドーナツにしました。フレーバーについて最初はキントリらしく格好いい感じでいこうと思ったんですけど、見た目が重くなっちゃうと思い、女性である天海さんをイメージし、ピンクのルビーチョコレートにしました。
現場でメダカの引き渡しが行われているんです(鈴木浩介/監物大二郎)
現場で驚いたのが、ロケ終わりにテーブルの上に水の入った容器が置いてあったんです。何が入っているのかと思ったら、それを田中さんが持ち帰ると言うんですね。「何ですか?」って聞いたら、「メダカだよ」と。撮影現場で普通に、コヒさん(小日向)から育ったメダカをいただいて、また育てるというメダカの引き渡しが行われているんです。縁日みたいな感じ。コヒさんはメダカを大事に育てられていて、田中さんだけでなく、工藤さんにも譲っていました。メダカの輪が広がってます(笑)。
小日向さんと都市伝説の話をしています(工藤阿須加/山上善春)
新しいメンバーに加えていただき、本当に光栄です。先輩方の胸を思いっきり借りております。最後まで頑張りたいと思います。現場はすごくすてきな雰囲気で、緊張感はあるんですけど居心地が良いです。小日向さんとは以前ご一緒させていただいたんですけど、現場では都市伝説のお話をよくしています。(七夕の願い事に「家族と僕と関わっている人たちに、小さな幸せがたくさんありますように」と書き)小学生の時から変わらずこれを願っているんです。小さな幸せのありがたみを感じることがたくさんあって、それをたくさん見つけていくことで大きな幸せにつながると信じています。
天海さんと桃井さんのシーンは鳥肌モノ(塚地武雅/玉垣松夫)
とにかくみんな、おしゃべりなんですよ。本番直前までしゃべっていて、男性陣が天海さんに「ちょっと! 撮影始めるよ!」って怒られています。今回の撮影で驚いたのが、メークさんと再会した時に「2年ぶりですね。僕、もう49歳ですよ」みたいな話をしていたら、隣にいた小日向さんが「若っ!」と、平成生まれの子にするようなリアクションをされたんです。僕なんて、まだまだなんだなと実感しました。ここは諸先輩方がいらっしゃるので、いろいろなことを勉強できますし、シーンにも重厚感が出ています。特に、天海さんと桃井かおりさんとのシーンなんて、楽屋のモニターで見ていたら鳥肌モノでした。2人とも完全に役柄そのもので。僕が撮ったわけではないですけど、早く視聴者の方々に見ていただきたいなと思うくらい伝説のシーンになったと思います。
海外に行ったら「大谷翔平と同じ日本人」だと威張ろうかな(笑)(でんでん/菱本進)
定年間近のベテラン刑事・菱本進役のでんでんです。役者仲間が出たくてたまらない作品に出演できて、とてもうれしいです。この2年間は待ちに待った2年間ではあったんですが、コロナ禍になる前までは会食とかもしていたので、そんなに間が空いている感じはしていないですね。(七夕の願い事に「キントリ好視聴率/大谷翔平ホームラン王」と記し)この現場は楽しいですが、やはり視聴率が低くなると現場に暗い空気が流れたりしてしまうので、高くなくてもいいので、好い視聴率ということで、書かせていただきました。もう一つは大谷翔平選手のホームラン王。海外に行くことはあまりないのですが、もし行くことがあったら、「大谷翔平と同じ日本人」だと威張ろうかなと思っています(笑)。
七夕の願い事がでんでんさんとかぶって気持ち悪いですね(笑)(小日向文世/小石川春夫)
またこのチームに戻ってこられて幸せな気持ちでいっぱいです。先日、シュレッダーを買ったので、いろいろなものを処理していたのですが、その時に「緊急取調室」の制作発表の原稿が出てきまして。どうしようかなと思ったのですが、シュレッダーにかけました(笑)。でも、あれから8年近くの時間がたったと思うと「あっという間だったな」と、いろいろな感情が湧いてきました。(七夕の願い事は「キントリ高視聴率! 大谷翔平ホームラン王!」で)でんでんさんと全く同じでかぶってしまって気持ち悪いですね(笑)。びっくりです。7年も一緒にやっていると、こういうことになるのかな。とにかく今暗いニュースが多い中、大谷さんのニュースは明るい話題だと思っています。ぜひホームラン王を取ってほしいですね。
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