ミス・ターゲット2024/06/17

記者会見情報

テレビ朝日系の連続ドラマ「ミス・ターゲット」の制作発表会見が開催され、主演の松本まりか、共演の上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎、八嶋智人、筒井真理子、沢村一樹が登壇した。松本は本作の魅力を「脚本の政池洋佑さんの描く大人の純愛キラキラ青春詐欺物語です」とアピール。また、「15歳でこの仕事を始めて25年目なんですけど、あの頃、ゴールデン・プライム帯の主演をやれるようになりたいなと思っていたのですが、その頃の現実のお仕事とその夢とはかけ離れていました。それから四半世紀がたって、気付いたら今そこに立てているという夢みたいな経験をさせていただいています」と長年の夢をかなえた喜びを語った。そして、「この会見のような空気そのままに、楽しく面白い生き生きとしたドラマが描かれていると思いますので、この作品で日曜の夜を締めくくっていただければと思います」と会見を締めくくった。

大人の純愛キラキラ青春詐欺物語です（松本まりか／朝倉すみれ）

この作品の魅力は、まずは何といっても脚本の政池洋佑さんの描く大人の純愛キラキラ青春詐欺物語です。昨今珍しい王道ラブストーリーになっています。大人が真正面に純愛をしてみたらどうなるんだろうという、ありそうでなかった切り口です。私は偏った恋愛の役をやってきたものですから、初めて純愛ドラマをやるという期待があり、それを皆さんにもすごく楽しんでもらえたらと思います。あと、本当に私事なのですが、15歳でこの仕事を始めて25年目で、あの頃、ゴールデン・プライム帯の主演をやれるようになりたいなと思っていたのですが、その頃の現実のお仕事とその夢とはかけ離れていました。それから四半世紀がたって、気付いたら今そこに立てているという夢みたいな経験をさせていただいています。上杉くんは「こんなにかわいらしい人だったんだ」という、今まで見たことのない姿が見ていただけると思います。本当にとてもかわいいんですよ。この会見のような空気そのままに、楽しく面白い生き生きとしたドラマが描かれていると思いますので、日曜の夜を締めくくっていただければと思います。

上目遣いに心をつかまれました（上杉柊平／村松宗春）

松本さんとは今回が初共演なのですが、初めてお会いした時は、とても柔らかい方だなと。目を見てしっかりお話してくださり、偽りなく気持ちを伝えてくださる方だなと思いました。お芝居をしていく中で、この作品をどう良くしていこうと考えられていて、それを率先して体現してくださるので、その空気に引っ張っていただいています。松本さんとのシーンでは、台本上でテクニックのようなものが書かれていて、その中に上目遣いで目を見て話してくるシーンがあって、それは心をつかまれました。

「お姉さま」と呼びたくなっちゃいます（鈴木愛理／玉木萌）

私は序盤、まりかさん演じるすみれさんと、筒井さん演じる弥生さんとの共演が多く、スナックで会話をするシーンが多いんですけど、アドリブの飛び交う現場で楽しかったです。結構カットされていましたけど（笑）。役柄的に私は後輩ですけど、役を抜きにしても、まりかさんは本当に尊敬する女性だと思っていて「お姉さま」と呼びたくなっちゃいます。

上杉くんは子犬のように懐いてくれます（川西賢志郎／稲垣謙）

（上杉演じる）宗春の幼なじみで親友、居酒屋の店主をやっております。本当に居酒屋のシーンばかりで会う方も限られているので、八嶋さんなんかは今日初めましてで。新鮮な現場を楽しみたいと思います。上杉くんは見た目がシャープな顔立ちだしスラッとしてスマートなので、勝手にクールな人だとイメージしていたんですけど、かわいいんですよ。ちょっと話題を振ったら、子犬みたいに尻尾をブンブン振っているんだろうなと思えるぐらい懐いてしゃべってくれます。

スタッフや脇役のことも分かってくれるいい座長（八嶋智人／轟武蔵）

前半の撮影ではまりかちゃんとしかお会いしないので、ほかのメンバーに会う機会がなく新鮮な気分です。最終的には怒濤の展開になっていきますので、全員で殺し合うシーンも…ないですか。楽しいドラマになっていると思います。まりかちゃんとはお仕事で共演するのは初めてなのですが、実は10代の頃に僕の妻と共演をしていて、そこからご飯を食べたりということはありました。さまざまなキャリアを経験して今回の主演なので、連れてこられた感もなく、しっかりスタッフや僕たちみたいな脇役のことも分かってくれるいい座長だなという感じがします。ただ、しゃべるスピードはちょっと遅い（笑）。

アドリブを放送で見るのを楽しみにしていたら…（筒井真理子／馬淵弥生）

スナックの中の撮影が多く、まりかちゃん、愛理ちゃんと基本的には撮影しているんですけど、ここは唯一まりかちゃん演じるすみれが本音でしゃべれる場所なんです。だからリラックスできるのか、アドリブが長くなって、それを楽しみにオンエアを見たいなと思ったらほとんどカットされていて…。監督ともお話して、社会の隅っこで肩を寄せ合って、はしゃがないと生きていけないという、そういう切なさが伝わればいいなと思って演じています。

親子のシーンは温かい空気になっている（沢村一樹／村松竜太郎）

宗春の父親役で、訳ありのようです。ネタバレになっちゃうのでそこまでしか言えませんが。僕はみんなとはちょっと違う立ち位置にいるので、コミカルなシーンやラブラブなシーンの空気をピリッと変えられたらと思って、現場に行っています。そんな中で、親子のシーンは温かい雰囲気をつくれているんじゃないかなと。僕自身、息子が3人いて、上杉くんと同じぐらいの年頃なので、素のような感じで演じていました。本当にかわいいんですよ、上杉くんが。今後もいろいろな展開が待っているので、ひっかき回したいと思います。