ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と2023/06/24
番組情報
キャラクター紹介
- 萱島直哉(山田裕貴)
メディアでも活躍するカリスマ美容師。仕事柄、コミュニケーション能力は高いが、どこか捉えどころがなく、何を考えているか分からない危険な色気を併せ持つ。複雑な過去から、どこか心を閉ざし、表面上の明るさと冗舌さで日々をやり過ごしている。 - 白浜優斗(赤楚衛二)
消防士。心根が真っすぐな熱血漢。リーダー格として乗客たちをまとめ、1人でも多くの命を助けようと奔走する。正反対の性格の直哉とはぶつかりながらも次第に信頼関係を築いていく。 - 畑野紗枝(上白石萌歌)
高校の体育教師。心根が優しく感情を内に秘めているが、いざという時に周りがビックリするような決断をする一面がある。以前から優斗に好意を寄せており、そんな彼女の思いに直哉が気付く。 - 田中弥一(杉本哲太)
職場でも家族の中でも取り残されて居場所を失くしているさえない会社員。タイムスリップした乗客の中では年長者。自分の主張を自由にできることに快感を覚えて、乗客たちを仕切ろうとして大きな混乱を巻き起こす。 - 寺崎佳代子(松雪泰子)
人材派遣会社社長。一人娘の母。会社の経営はまだまだ楽ではなく、足りないものにばかり目がいって焦っているが、娘のママ友やかつての同級生たちには虚勢を張り、SNSで「リア充」ぶりをアピール。一見、絵に描いたような幸せを取り繕っている。出張帰りにたまたまこの電車に乗り合わせる。
出演者
山田裕貴/赤楚衛二/上白石萌歌/杉本哲太/松雪泰子 ほか
スタッフ・音楽
脚本:金子ありさ/演出:田中健太/演出:岡本伸吾/演出:加藤尚樹/プロデューサー:宮﨑真佐子/プロデューサー:丸山いづみ
主題歌:Official髭男dism「TATTOO」
概要
一両の車両が荒廃した未来へ…山田裕貴主演で描くヒューマンエンターテインメント
突如、未来の荒廃した世界にワープしてしまった電車に乗り合わせた乗客たちが、極限下を生き、元の世界に戻ろうとする姿を描くオリジナル・ヒューマンエンターテインメント。金子ありさが脚本を手掛け、ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演に挑む山田裕貴が、複雑な過去から表面上の明るさでやり過ごすカリスマ美容師・萱島直哉の葛藤と成長を表現する。その直哉とバディを組むことになる正義感あふれる消防士・白浜優斗に赤楚衛二、心根は優しいが驚くような決断もする高校の体育教師・畑野紗枝に上白石萌歌が扮する。電車の乗客役として、井之脇海、古川琴音、なにわ男子・藤原丈一郎、日向亘、片岡凜、杉本哲太、松雪泰子が出演する。
記者会見情報
TBS系の連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」の制作発表会見が行われ、主演を務める山田裕貴、共演の赤楚衛二、上白石萌歌、井之脇海、古川琴音、なにわ男子・藤原丈一郎、日向亘が登壇した。山田は「ようやく見てもらえるということで、本当に本当に楽しみ。見てもらったら広まっていくんだろうなっていう作品になったような気がしています」と期待を伝え、「僕が世の中に伝えたいことがあって。表に立てる人たちって、いろんな人からコミュニケーションを取ってもらえたり、その人のことを知ろう、理解しようとしてくれる世の中だと思うんですよ。でも、そういう人たちじゃなくて、本当に現実がつらいなとか、こんな人生嫌だなみたいな、そうやって生きてきた人たちをも救えるドラマになったらいいなって思っているんです。萱島直哉は、その代弁者というか、そんなキャラクターになればいいなと思っています」とアピールした。
僕にとって祈りのような作品(山田裕貴/萱島直哉)
萱島直哉は、カリスマ美容師で、一見ちょっと近寄りがたくチャラそうな雰囲気も持っているんですが、過去に苦労して育った人生の道のりがあって、そんな中で、少し心を閉ざしながら人と接してしまう、そんなキャラクターです。主人公っぽくない主人公です。日本に、砂丘はあると知っていたけれど、砂漠もあるのかと驚きました。ドローンが2台飛んでいたり、普通の現場ではありえない、日本のドラマもやれるんだなって、そう思わせてくれるようなスケールの大きな作品だなと、ロケ地にいて感じています。SNS社会の今、僕はイメージだけでその人を判断せずに、心でコミュニケーションを取っていくような、そんな人が増えていく世の中になったらいいなと思っています。いろんな感想があると思うのですが、僕にとってはそんな祈りのような作品です。そういった目線も持ちながら、もちろんサバイバルとしてどうなっていくのかという部分も楽しんでいただきつつ、僕だけじゃなく、いろんなキャラクターたちの人生が同じ電車に乗り合わせた結果、どうなっていくのかっていうのを見守りながら、楽しんでいただけたらと思います。
撮影は本当にハードで、全部見てほしい!(赤楚衛二/白浜優斗)
完成した第1話を見させていただいたんですが、リアルな心情が描かれていて、かつペンディングされた世界っていうところがものすごく自然に描かれていて、ここからどうなるんだろうとワクワクしましたし、どういうジャンル分けになるんだろうと不思議な感覚になりました。僕の演じる白浜は本当に熱い男なんですが、過去のある事件によって、みんなを助けたいっていう気持ちが強い男になっています。撮影は、樹海や崖に行ったり、本当にハード。地面が真っすぐな場所がないっていうところが多いので、キャスト、スタッフともに体を張ってやっていますので、全部見てほしいです! 劇中での推しのキャラクターは直哉です。直哉の魅力は、こういうキャラクターだってひとくくりにできないんですよ。寄り添ったと思ったらちょっと離れていくみたいな、距離感も絶妙ですし。みんなのことを助けたいのか助けたくないのか、1人になりたいのかなりたくないのか、本当に心の奥の底が見づらいキャラクター。どこか哀愁が漂っているからこそ、見ていたくなるようなキャラクターだと感じます。
役と同じ状態でいられるようにストイックにやっています(上白石萌歌/畑野紗枝)
第1話を現場で全員で囲んで見たんですが、その雰囲気が温かくて、私はこの方たちと一緒にいいものを作っているんだなって、すごく思いました。演じる紗枝は、高校の体育教師として生徒と向き合おうとするんですが、空回りをしてしまう。生徒との関係に悩んでいる人物です。感情を内に秘めがちで、自分の弱さとか自分の気持ちを伝えるのが苦手なキャラクターなんですが、サバイバル生活の中で、いろんな人と関わる中でどういうふうに彼女が変わっていくのか、注目していただきたいです。明日を頑張って生きようとか、日々大切に思うこととか、なんで自分だけこんな思いをしなきゃいけないんだと思うことって誰しもあると思うんですが、明日の活力になるような作品が出来上がったので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。ロケ地のスケールに負けないように、私たちもなるべく役と同じような精神状態や体の状態でいられるよう、例えば、お水を飲めない状況だったら、そのシーンの前は喉を乾かせてとか、おなかいっぱいではお芝居をしないようにしたり、演じるというより、一緒に体験できるようにしています。ストイックにやっているので、臨場感を感じてもらえると思います。
丈一郎くんが演じることで米澤がすごくチャーミングになっている(井之脇海/加藤祥大)
このお話をいただいて台本を読んだ時に、どんな作品になるんだろうかと見当もつかなくて。今まで自分が携わってきた作品以上の世界観を求められるような作品だなと思いながら撮影をしています。実際、みんなで第1話を見たら、想像していた以上の世界がドラマの中に広がっていて、これをゴールデンタイムのドラマで挑戦できていることはすごいことだなと思います。多くの方に楽しんでもらえるんじゃないかなと、早く見てもらいたくてワクワクしています。演じる加藤は大学院の博士課程で生物科学を研究している、植物とか生物のオタクの男の子なんですが、オタクの半面、人と関わることがちょっと苦手だったり、人との距離の詰め方が分からなかったりするので、そんな加藤が乗り合わせたメンバーと、どういうふうに距離を縮めていくのかを考えながら、楽しみながら演じています。推しキャラクターはよねちゃん(米澤)。明るくてみんなを和ませて、ちゃめっ気があって。ああいう人がいてくれたら本当に助かるよなと思いますし、何より、(藤原)丈一郎くんが演じることですごくチャーミングになっています。本当に現場で僕の心の支え、癒やしです。
物語と同じように撮影もサバイバル(古川琴音/渡部玲奈)
物語通りにアドベンチャーでサバイバルな撮影をしていて、その中で毎日本当に必死で何が出来上がっているんだ、何が積み重なっているんだろうって思っていたんですが、第1話を見て、みんなでこれを作っていたんだなっていう感動と、心にグッとくるものがあって。これからもみんなで頑張っていきたいなっていう気持ちが湧くような第1話でした。演じる玲奈の職業はネイリストなんですが、本当に非常識で協調性がなくて、この人がいると、何か問題が起きるトラブルメーカー。最初のうちは理解されないことが多いんじゃないかなと思うんですが、物語が進んでいくうちに、みんなが抱えたことのあるような、そんなコンプレックスを持った人間だと分かるので、長い目で見て、見守っていただけるとうれしいなと思います。撮影の待ち時間に車の中で赤楚くんと一緒に待機していた時に、前の席に座っていた赤楚くんの席から「う、うん」と声が聞こえたので、のぞいてみたら寝言だったようでした。
語弊しかない言い方をすると、赤楚さんに肩をシバかれました(笑)(藤原丈一郎/米澤大地)
僕が演じる米澤は、専門学生で関西出身なので、この作品の中で唯一、関西弁をしゃべる役。どんな状況下になるか分からない時でも常に明るいキャラクターで、みんなを違う雰囲気にもっていったり、常にみんなのことを考えながら、愛されるキャラだなと思っています。周りからは「よねちゃん」って呼ばれているので、皆さんもぜひ「よねちゃん」で覚えてください。赤楚さんとのエピソードを“語弊しかない言い方”で話しますが、でっかい虫が僕の肩に止まったんです。その時に赤楚さんが助けてくれるのかなと思ったら、まず写真を撮ったんですよ。1枚かなと思ったら3枚ぐらい撮って。その後、虫を払うと、もしかしたら衣装が汚れちゃうので、ペットボトルでバーンとやったら見事に外して、ただただ肩をシバかれました。(赤楚から「藤原くんにも、藤原くんを応援している皆さまにも申し訳なかったです」と言われ)やめてください。そんなおおごとにしないでください。たかがペットボトルなんで!(笑)。
古川さんが演じるから玲奈は愛嬌があって推しです(日向亘/江口和真)
電車の乗客役ということもあって、世代も性別も演じる職業も全然違う中で、個性あふれる現場なんですが、皆さんのキャラクターが撮影を進めていくうちに分かってきて、本当に温かい現場だなと思います。空き時間には、赤楚さんが準備してくれた心理テストやなぞなぞをしたり、丈一郎くんとは、しりとりで会話をして過ごしています。演じる江口和真は、大人に対する不信感が強い高校生。医者志望の受験生を演じさせていただいているんですが、時に、皆さんをぶった切るような正論とかも言って、大人をハッとさせるような、起爆剤のようなポジションになれればいいなと思っています。同時に、ペンディングされた世界でサバイバル生活を送る中で、和真がどう成長していくのかも、一緒に見ていただけたら。僕の推しキャラクターは玲奈。トラブルメーカーで、悪びれずにみんなのものを一番先に取ったりするんですが、あそこまでいくと逆にすがすがしいっていうぐらい、嫌なキャラクター。でも、それを古川さんが演じられるからこそ愛嬌があるように見えるし、嫌みすぎないように見えるのがすごいなって思います。
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