日曜の夜ぐらいは. . .2023/07/03
番組情報
キャラクター紹介
- 岸田サチ(清野菜名)
アルバイトで生計を立てる20代の女性。足が不自由なため車椅子生活をする母親と2人暮らし。自分の感情を表現することが苦手で不器用。あるラジオ番組をきっかけに翔子、若葉と運命的な出会いを果たす。 - 野田翔子(岸井ゆきの)
タクシー運転手。元ヤンキーで、ノリの軽さや粗野な面がある一方で、家族から縁を切られ、表には出さない人恋しさを心の奥底に抱え込んでいる。 - 樋口若葉(生見愛瑠)
ちくわぶ工場で働く女性。両親との縁が浅く、かつての裕福な暮らしから没落し、同じ工場で働く祖母と借家暮らしをしている。「母親に似てきた」が祖母との共通認識の悪口という複雑な家庭環境の中、今の暮らしから抜け出したいと思いつつ、手掛かりをつかめないでいる。 - 市川みね(岡山天音)
サチ、翔子、若葉が聞いているラジオ番組のベテランリスナー。いちリスナーながら番組の旅行企画で世話役を務めたことで、サチたち3人組結成の立役者となる。心優しく穏やか、かつ控えめな性格。 - 住田賢太(川村壱馬)
サチの家の近所にオープンしたカフェのスタッフ。カフェ・プロデュース会社に勤務し、生き生きと好きなことに打ち込んでいる。無機質な生活を送るサチですら、思わずあいさつを返してしまう好青年。 - 岸田邦子(和久井映見)
ある時から車椅子生活を送るサチの母。サチ以外の人との交流がなく、留守がちなサチがいる時にはつい絡んだり、むくれたりしてしまうおちゃめな一面がある。 - 樋口富士子(宮本信子)
若葉の祖母。裕福な暮らしから没落し、小さな借家で若葉と2人暮らしをしている。ちくわぶ工場勤務。趣味は運転。
出演者
清野菜名/岸井ゆきの/生見愛瑠/岡山天音/川村壱馬/和久井映見/宮本信子 ほか
スタッフ・音楽
脚本:岡田惠和/演出:新城毅彦/企画・プロデュース:清水一幸
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」
概要
岡田惠和×清野菜名が初タッグ! ABCテレビが日曜夜に全国ネット連ドラ枠を新設
ABCテレビが日曜午後10時に新設する、全国ネット連続ドラマ枠の第1弾。岡田惠和によるオリジナルストーリーで、離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人の女性が、あるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たし、戸惑いながらも心を通わせていく姿をハートフルに描く。清野菜名が主演を務め、車椅子生活をする母親との2人暮らしを支えるため、休みなくアルバイトを続ける岸田サチを演じる。サチと友人になるキャストとして、家族に縁を切られ心の奥底に人恋しさを抱える元ヤンキーのタクシー運転手・野田翔子役を岸井ゆきの、両親との縁が浅く、借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける樋口若葉役を生見愛瑠が務める。
記者会見情報
テレビ朝日系の連続ドラマ「日曜の夜ぐらいは. . .」の制作発表会見が行われ、主演の清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠、岡山天音、川村壱馬、和久井映見、宮本信子が登壇した。印象的な出来事として、清野は高速道路を走る観光バスの中での撮影を挙げ、揺れのためメーク担当が仕事がしづらい状況となった際、「岸井さんが私の髪を直してくれて、それがすごくうれしかったんです!」というほっこりエピソードを披露。岸井は照れたような笑顔を見せながら「バスの中では“たけのこニョッキゲーム”などをやりながら楽しく過ごしていました」と和気あいあいとした雰囲気を伝えた。また、生見も「サービスエリアでは、ずっとご飯の話をしていましたね。肉まんを頬張ったりして」とまるで女子会のような様子だったと語った。
“日曜の夜ぐらい”はこのドラマを見て嫌なことを忘れて(清野菜名/岸田サチ)
サチは過去に暗い出来事があって、そこから後ろ向きな性格になってしまったんです。サチを暗く演じようと思えばどんどん暗くなってしまうところなんですけど、(岸井、生見の)お二人と一緒に撮影していくうちに、自分が思っているほど暗くならなくてびっくりでした。暗い中でもしっかり小さな幸せを見つけて踏ん張って生きる明るさを、サチもちゃんと持っていたんだなということに、撮影をしながら気付きました。生きていると大変なこと、つらいこと、嫌なことがたくさんあると思います。この物語は、大切な友達ができて、かけがえのない友情を得ることで、なんとか乗り越えようとする女性3人の友情物語です。皆さんも、“日曜の夜ぐらい”は嫌なことを忘れて、このドラマを見て、明日からまた1週間頑張ろうと思っていただけたらうれしいです。
自分とは違うタイプの役で、演じていて面白い(岸井ゆきの/野田翔子)
台本で読んだ印象よりも暗い話だなと思ったりもしたんですけど、この3人でやれば暗い空気も明るく見えるかなと思いました。翔子は、初対面なのに割とグイグイいくタイプの役なので、演じていて面白いですね。自分だったらこんなことできないなということをできるので、楽しくやれています。
セリフが実際にありそうで、アドリブもすごく楽しい(生見愛瑠/樋口若葉)
普段は田舎でおばあちゃんと2人で暮らしている女の子なので、東京に出て2人に会うことがリアルに楽しいんです。台本のセリフも実際にありそうだなというものが多くて。アドリブなんかもすごく楽しいなって、毎回思っています。ハイタッチしているシーンでは、頭を打っちゃってNGだと思っていたシーンが使われていてびっくりしたんですけど、本編を見て新しく気付くこともあるかもしれませんね。
どこか自分と重なるところがあるキャラクター(岡山天音/市川みね)
(演じる市川は)身近にいる気もするけど、現実では出会ったことがない気もする絶妙なキャラクターです。ドラマが進むにつれて、彼の境遇なども出てくると思うんですけど、どこか自分と重なるところがあって。“明るい”と“暗い”を行き来しているというか、彼の軸足とか根っこがどこにあるのか、シーンによって移ろうようなキャラクターだと思っています。脚本の岡田(惠和)さんの書かれるセリフがとてもすてきなので、撮影に行っていない時間に必死にセリフを入れて、現場で緊張しながら楽しんで頑張っています。
賢太に入り込んで楽しく撮影していきたい(川村壱馬/住田賢太)
初見から明るくて、愛せるキャラクターです。すごい好青年というか、この作品の中では明るめのキャラクターになっています。普段の自分にはそういう感じがあまりないので、演じていて楽しかったですし、これからも賢太に入り込んで楽しく撮影していけたらいいなと思っています。
岡田さんの脚本には、明るい何かしらが存在する瞬間がある(和久井映見/岸田邦子)
撮影開始から1カ月ほどたっていますけど、今日初めて皆さんとごあいさつできました。基本的にサチと2人のシーンか、私1人での撮影がほとんどなんです。(演じる邦子は)サチと2人で生きていますが、娘には生き生きと幸せであってほしいし、よい展開になっていくといいなと願っている人だろうなと思っています。岡田さんが書かれた脚本には、みんなが抱える何かしらの重さと同時に、明るい何かしらが存在する瞬間があるんです。この先、岡田さんがどんなふうに描いてくださるんだろうなと思いながら、サチとの日々を生きています。
難しい役だけど、撮影が始まるとスイッチが入った(宮本信子/樋口富士子)
脚本の岡田さんから、「今まで宮本さんが演じていない、そういう役を僕は書きます」とおっしゃっていただきました。私としても難しい役ですけど、撮影が始まったらバチッとスイッチが入ったといいますか、そういうところが演じる面白さだなと思っております。若い人たちも、私なども、どこかいっぱいいっぱいというところで生きている人は多いんじゃないかと思っていまして、そういった意味でも、このドラマの岡田さんの脚本は「大丈夫だよ」という応援がこもったドラマのような気がしています。
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