未来への10カウント2022/06/03
番組情報
キャラクター紹介
- 桐沢祥吾(木村拓哉)
松葉台高校ボクシング部コーチ。アルバイトで食いつなぎながら、「いつ死んでもいい」と口にするどん底の人生を送っていたところ、親友・甲斐の提案で母校のボクシング部コーチに就任する。高校時代にはボクシングで4冠を達成するものの、大学2年時の試合中に、ある理由でボクシングを断念した過去がある。愛する妻を病気で亡くしている。 - 折原葵(満島ひかり)
松葉台高校の古文教諭。ボクシング部顧問。8歳の息子を持つシングルマザー。真面目で真っすぐ、知らないことがあると気が済まない性格。押し付けられる形で顧問になったが、その性格からボクシングに対しても好奇心を持ち、部に肩入れするようになる。桐沢とはたびたび反発し合うが、次第に心ひかれていく。 - 甲斐誠一郎(安田顕)
桐沢の高校時代からの親友。高校を卒業後、プロボクサーとして活躍。引退した今は「甲斐ボクシングジム」を経営している。人生を放棄している桐沢を心配し、松葉台高校ボクシング部の元監督・芦屋と共に、ボクシング部のコーチに就任させるように仕向ける。桐沢を通して葵と出会い、彼女に好意を持つ。 - 伊庭海斗(髙橋海人)
松葉台高校ボクシング部の部長で、唯一の3年生部員。とにかく真面目で、真っすぐな性格。ボクシングセンスはあまりないものの、熱意は猛烈に強い。弱体化した部がつぶれないよう必死に守ってきたため、桐沢がコーチとして来てくれたことを心から喜ぶ。実は、東大合格を狙えるほどの優等生でもある。 - 水野あかり(山田杏奈)
松葉台高校2年生。ボクシング部唯一の女子部員。“強くなりたい”と入部した裏には何か事情がある様子。誰よりも熱量をもって練習に励み、ボクシング部への熱意が感じられない桐沢に最初は不信感を抱き、反発する。 - 西条桃介(村上虹郎)
松葉台高校1年生。ボクシング部員。大阪からの転校生で、中学1年の時からボクシングジムに通っていたため、部員の誰よりもうまい。生意気で調子に乗った言動が多く、何かにつけてトラブルメーカーとなる。“桃介”と呼ばれることを極端に嫌がる。 - 間地真実(八嶋智人)
松葉台高校の理科教諭。将棋部顧問。ボクシング部の顧問を務めていたが、桐沢がコーチに就任することが決まったタイミングで辞任。実は、過去の個人的な経験からボクシングを心から憎んでおり、桐沢をはじめボクシング部関係者に嫌みを連発する。 - 大場麻琴(内田有紀)
松葉台高校校長。ボクシング部の元監督・芦屋の娘でもある。同校を日本一の進学校にすることに心血を注いでおり、ボクシングには否定的で部をつぶすため画策する。高校時代はボクシング部のマネジャーで、桐沢は高校の1年先輩だった。 - 猫林はじめ(生瀬勝久)
松葉台高校教頭。校長である麻琴の腰巾着で、ボクシング部をつぶす口実となる材料を日々探し回っている。うっかり調子に乗りやすい性格。時に不用意な発言を繰り出し、麻琴を怒らせてしまうことも。 - 芦屋賢三(柄本明)
松葉台高校ボクシング部の元監督で、桐沢の恩師。46年にわたり鬼監督として名をはせてきたが、胃がんを患ったため辞任。ぶっきらぼうだが情に厚く、甲斐から桐沢の現状を聞き、ボクシング部のコーチとして再出発させようと奔走する。娘の麻琴とは会うたびに口げんかをしてしまう。
出演者
木村拓哉/満島ひかり/安田顕/髙橋海人/山田杏奈/村上虹郎/八嶋智人/内田有紀/生瀬勝久/柄本明 ほか
スタッフ・音楽
脚本:福田靖/演出:河合勇人/演出:星野和成/ゼネラルプロデューサー:横地郁英/チーフプロデューサー:黒田徹也/プロデューサー:川島誠史/プロデューサー:都築歩/プロデューサー:菊池誠/プロデューサー:岡美鶴
主題歌:B’z「COMEBACK -愛しき破片-」
概要
主演・木村拓哉×脚本・福田靖でおくる世代を超えた青春群像劇
木村拓哉が脚本家・福田靖とタッグを組んでおくる青春スポーツ・エンターテインメント。高校時代にボクシングで4冠を達成したもののある理由で断念し、その後、妻を病で亡くすなど不運に見舞われ人生どん底の桐沢祥吾(木村)が、母校のボクシング部コーチを引き受けたことから熱を取り戻し未来へ動きだす。ヒロインで、ボクシング部の顧問を押し付けられたシングルマザーの高校教諭・折原葵を満島ひかりが演じる。桐沢をボクシング部のコーチに就任させようとする親友・甲斐誠一郎に安田顕、恩師・芦屋賢三に柄本明が扮するほか、部をつぶそうと画策する校長で、芦屋の娘でもある大場麻琴役を内田有紀が務める。
記者会見情報
テレビ朝日系の連続ドラマ「未来への10カウント」の記者会見が行われ、ドラマの舞台となる松葉台高校ボクシング部の部室セット内に設けられたリング上に、主演の木村拓哉、共演の満島ひかり、安田顕、King & Prince・髙橋海人、山田杏奈が登壇し、ドラマの見どころや撮影秘話を熱く語った。登場時には木村が自らロープフォロー役を買って出て、共演者たちのリングインをサポート。「スタッフ・キャストが同じ方向を向いて、時に真剣に、時に和やかに、撮影を進めさせていただいてます」と手応えをにじませた。「ボクシングの魅力にどっぷりハマっている」という髙橋は、誕生日プレゼントとして贈られたグローブを身につけ、ボクシング指導スタッフを相手に華麗なパンチを披露。さらに木村と髙橋のミット打ちも行われ、しかも木村が、練習後に必ず全員が実施するメニュー“腹打ち”も髙橋から受けるという超豪華なサプライズ・パフォーマンスも展開された。
「実は癒やし系」と言われて光栄です(笑)(木村拓哉/桐沢祥吾)
内田(有紀)さんと(満島)ひかりちゃんに「実は癒やし系」と言われましたが、「時に癒やし系」です(笑)。自覚はないですけど、お二人にそう言っていただいて、光栄です。(ボクシングは)実際は練習をそんなにできていないんです。僕は今年に入ってから、ライブツアー中に恵比寿のジムに呼ばれ、急に「今日はボクシングをやってください」と言われたのが1回目のボクシング体験でした(笑)。2回目ではやっさん(安田顕)と一緒に練習させていただいて、その後もう1回やって、あっという間に撮影開始でした。ボクシングは使う筋肉が全然違うので、普段は体を動かすことと、ルーティン的にやっていることを続けているだけ。そんなに大それたことはやっていないのですが、筋肉はつきやすい体質みたいです。松葉台高校ボクシング部のスローガンには「不撓不屈」という言葉が記されているのですが、それは「どういう状況になっても屈しない」という意味です。今回のドラマにはそういったメッセージも込められています。まだまだ踏ん張り続けなきゃいけない状況が続いていますけど、そういうメッセージを、受け取ってくださる皆さんにも感じていただけたらと思います。
木村さんにやっちゃいけないことをやりたいな(笑)(満島ひかり/折原葵)
(12年ぶりの共演となる木村の印象は)以前お会いした時にもお話が面白くて楽しい方だなと思っていました。今回、現場では校長役の内田有紀さんと「木村さんって実は癒やし系だよね!」とお話しています。木村さんは“ファイト”なイメージが強いと思っていたんですけど、実際にお話すると意外と癒やし系なんじゃないかなと、日々撮影しながら感じています。とにかく木村さんと一緒に過ごす場面が多いので、台本を読みながらずっと「どうふざけようかな?」と考えています。福田(靖)さんの脚本は空間がすごく広いといいますか、「さぁ、これを君ならどう読む?」という感じで、とても自由度が高いんです。もちろん葵は真面目で真っすぐなんですが、自分の中ではちょっとファニーにしたいと思っています。ナンセンスにならないよう、でも葵としてできるだけ弾めるように、木村さんにやっちゃいけないこととかをいっぱいやりたいなと思っています(笑)。共演しているほかの役者さんたちも皆さん面白いですし、生瀬(勝久)さんたちもちょこちょこといろんなことを挟んできてくださるので、すごく楽しくやらせていただいています。
木村さんは全体を俯瞰で見れる力がものすごい(安田顕/甲斐誠一郎)
撮影は順調だと思います(笑)。第1話のミット打ちのシーンでは、撮影に臨む前の段階で木村さんがいろいろなことを考え「僕はこう思うんだけど、こういうアイデアはどう思いますか?」と、すごく丁寧にアドバイスをくださったものですから、それをありがたく頂戴して臨ませていただきました。木村さんは全体を俯瞰で見れる力がものすごいので、物語をどう膨らませればどう面白くなるかをすごく考えていらっしゃるんです。自分が光るだけではなく、相手が光るためにはどうすればいいか、そういう提案をしてくださるので、すごくラッキーです(笑)。(注目ポイントは)木村さんです。私は40代後半ですが、このドラマは木村さんや私などのミドルエイジ=中年層の話でもあるし、これから未来を担っていくであろう若い世代のお話でもあるわけで、それを桐沢祥吾という人間の目線からいろいろな角度で見ていくわけです。その目線がキーになっているので、今回はそこが見逃せません! また、僕らの世代ですと、お世辞抜きで木村さんの代表作がドラマの歴史だと思いますので、今回は木村さんがどんな顔を見せてくれるのか、すごく楽しみにしています。
憧れから“なりたい存在”に(髙橋海人/伊庭海斗)
(現場で誕生日を祝福されて)本当にうれしかったです。学生時代は春休み期間中で同世代の友達に祝ってもらった経験がなかったので「いい学校に入学できたな!」って思いました。皆さんからは赤いボクシンググローブをいただいたのですが、練習の時からボクシングの魅力にどっぷりハマっていまして、いつかグローブを買いたいなって思っていたので、いただけて本当にうれしくて、家宝にしようと思いました。(木村とのミット打ちは)緊張しましたが、木村さんとやらせていただくと、いつもめちゃくちゃいい音がするんです。相性といいますか、ソウルメイトといいますか、先輩・後輩のつながりみたいなのを感じますね。木村さんって僕たちからすると、ドラゴンとかツチノコのような幻獣みたいに“本当に存在するのかな?”と思うくらい憧れの存在。でも、いざ現場でお会いして、現場での立ち振る舞いや役に臨まれる姿勢を見ていくと、憧れから“なりたい存在”に変わっていったんです。それは僕だけじゃなくて、きっと生徒役みんな同じだと思います。そういうところがリアルに生徒と桐沢コーチとの関係性に出てくるんじゃないのかなと思うので、注目していただきたいです。
髙橋さんは実は天然ですよね?(山田杏奈/水野あかり)
ボクシング部のみんなは結構ずっとこのセットの中にいるのですが、撮影の合間も筋トレをしたり、ボクシングをずっとやっている感じなんです。木村さんがパンチの練習に付き合ってくださったりして、充実した環境の中でボクシングをずっとしています。私は筋トレというよりも、サンドバッグをよく打っています。髙橋さんは部長の役なんですけど、すごく引っ張っていってくださるところもありつつ…実は天然ですよね? 先日もメークをしている時、八嶋(智人)さんと髙橋さんが背後でずっとお話してらっしゃったんですけど、八嶋さんに「ハーフ?」と聞かれて「群馬と神奈川のハーフです」と答えられていたんです。言葉の選び方がすごく面白くて、癒やされたのを覚えています。(注目ポイントは)「木村さんの板書」。教室のシーンで、木村さんが板書されているのを後ろから見ていると、イラストなどがものすごく分かりやすくて。「木村さんご自身で考えられているんですか?」と聞いたら、本当にご自分でバーっと書いてらっしゃるそうなんです。すごいなぁと思ったので、ぜひ注目して見ていただければと思います。
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