家政夫のミタゾノ2023/12/06

記者会見情報

テレビ朝日系の連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」の制作発表会見が行われ、ゴールデン帯への引っ越しを意識した黄金のステージに、主演の松岡昌宏をはじめ「むすび家政婦紹介所」の面々を演じる伊野尾慧、桜田ひより、平田敦子、しゅはまはるみ、余貴美子が登壇した。松岡は「三田園薫でございます。ゴールデンという形で新しいスタートを切らせていただきました。今までファンでいらした方も、これから見ていただく方も、金曜ナイト（枠）時代とスキルアップ、ダウンすることなく変わらずに作ったつもりでございます。ぜひ楽しんでください。痛み入ります」とキャラクターに成り切ってあいさつ。また、「あなたの推しエピソード総選挙」と題して行われた過去5シーズン、全41話の中で一番好きなエピソードに投票する企画のベスト5が発表され、キャスト陣も順位を予想しながら印象深いエピソードを語り合った。

家政婦を頼むなら余さんに来てもらいたい（松岡昌宏／三田園薫）

前シーズンと舞台、そして今シーズンと、自分は15カ月間のうち8カ月、ミタゾノをやっていたんですよね。本当に、いつ松岡でいるんだっていうぐらい。でもそんな中、新しい試みということで、オープニングも素晴らしい場所で今回やらせていただきまして。（OPの仙台空港鉄道・美田園駅は）素晴らしいすてきな場所で。（電車が）1時間半に1本しかなくて、3分間止まる。その3分の間に長ゼリフを言わなきゃいけなかったのです。ここでNGを出すと、また1時間半後という圧力をかけられながら（笑）。あらためて、ミタゾノがゴールデンに上がったんだなというのを実感させてもらいました。（新シリーズで印象に残っていることは）一番はひよりちゃんの空気感ですね。出来上がっている現場なので、なかなか入りにくいと思うんですけれども、もう初日からひよりちゃんの空気感みたいなのがあって。彼女がいなかったら？と思います（笑）。（自身が家政婦を頼むとしたら）ミタゾノ以外だったら誰でもいい気もするんですけど、ミタゾノが来るとめちゃくちゃにされますんで（笑）。たぶん晩酌の相手もしてくれそうなので、余さんに来てもらいたいですね。

カメラが回り始めて「あ、俺、出られるんだ」って（笑）（伊野尾慧／村田光）

僕は第3シリーズから出させていただいているんですけれども、まさかゴールデンのこのタイミングも（演じる）村田光が出られると思っていなかったので、本当に出演を聞いた時はうれしかったです。“ゴールデン”ミタゾノもきっと村田光が盛り上げていると思うので、皆さんぜひ、村田光も愛していただけたらなと思います。（松岡から「今回は伊野尾ではなく、Snow Manに出てほしかった」と言われ）本当にこう、撮影が始まるまで出られるかどうかっていうのは分かっていなかったですから、ドキドキしましたよ。ようやくカメラが回り始めて「あ、俺、出られるんだ」って（笑）。今回やっぱりゴールデンに行ったということで、結構ロケが増えたなという印象で。今までは、おうちに行っていろいろ起こることが多かったんですけど、今回は外で、それこそゴルフ場だったり、森の中だったり、今まで見たことのないところでミタゾノさんが見られるっていうのは、新たに面白いところかなと個人的に思います。

ミタゾノさんは画面よりも迫力満点（桜田ひより／矢口実優）

今シーズンから参加、そしてゴールデンということで、こんな記念すべきミタゾノに出演することができて大変うれしく思います。先々のゲストの方々の熱量もすごかったですし、皆さんの役者魂を感じていて、そこにちょっとずつ突っ込んでいく実優ちゃんていうのは、やっぱりすごくやっていて楽しかったですね。やっぱりミタゾノさんは、画面よりも迫力満点で。ご自身でメークされているので、そこもびっくりして。しかも早くて、10分くらいでメークを完成させて、誰よりも奇麗に口紅を塗っていたので、もう隣で見ていてびっくりしましたね。（出来上がっているチームに入ることは）そこに対しての不安っていうのは入る前にあんまりなくて。クランクインしてから、松岡さんはじめ、本当にいろんなキャストの方々とお芝居させていただく中で、ミタゾノならではの空気感というか、お芝居の面もそうですし、スタッフさんの団結感もすごく強かったので、すんなりと自分も入ることができました。楽しかったです。

家政婦を頼むなら、消去法で伊野尾くん（笑）（平田敦子／阿部真理亜）

もうここに立たせていただくのも3回目になりますが、今日は楽屋にウナギ弁当があったので、頑張ります。私たちはゲストの方とは会えないので、写真をぼーっと眺めるしかないんですけど、その中に、皆さんご存じないと思いますけれども、福田転球という者がおりまして。私は何十年も前から2人芝居をやったりしている仲なので、本当に福田転球、よろしくお願いします。（覚えているエピソードは）第1シーズンが初めてだったのですが、当時はミタゾノさんが不思議な感じなんですよね。なんか「ミタゾノさんはどういう人だ？」みたいな、ちょっと謎解きじゃないけど、どうなるんだっていうとこで終わってて、それっきり何も触れてないんですよ。（自身が家政婦を頼むとしたら）晩酌だったらミタゾノさん…。あ、でも、男性がいいです。あ、伊野尾くんでいいか。消去法（笑）。

下準備をして臨んだものの…（しゅはまはるみ／式根志摩）

9月末で49歳になりまして、40代最後の年に初めてのゴールデンタイムのレギュラードラマとなります。私も、（ゲストとは）誰ともお会いできていないのがすごく残念なんですけど。台本にお名前が書いてあって、黒木瞳さんがお出になる回に尊敬している先輩方がたくさん出られているのと、春にお芝居でご一緒した、なだぎ武さんがお出になられているので、それを見るのが今から楽しみです。（覚えているエピソードは）私、シーズン3の伊野尾くんと川栄（李奈）ちゃんの時からなんですよ。長く続いているシーズンのドラマに出るにあたって、ちょっと真剣に取り組もうと思って、アクティングコーチを頼んで思いっきりちゃんと個人レッスンをして、下準備をして臨んだんですよね。気合を入れて、ここでちゃんとつかむぞと思って。でも、必要なかったって（笑）。（自身が家政婦を頼むとしたら）余さんがいいです。余さんのおうちにお邪魔させていただいて、いろいろごちそうになったんですけど、その時、すごい短い時間でもパパパっと手際よくおつまみ作って出してくださったりして。余さんに来ていただいて、一緒に飲みたいです。

第1シーズンの初回が印象的（余貴美子／結頼子）

2016年から8年間、このようにまた記者発表ができ、そして、コロナ禍でも全編リモート撮影をし、昨年は六本木での舞台もあり、今回はゴールデンに引っ越し。大変いろんなことがございました。私、全6シリーズお役をいただきまして、感慨深いものがあります。また、たくさん皆さんに見ていただけるように、これからもよろしくお願いいたします。（印象的なエピソードは）やっぱり第1シーズンの初回ですね。もう出演している私でも「なんじゃこれは!?」と思いましたから。ミタゾノちゃんのお風呂入っているシーンもあって。（自身が家政婦を頼むとしたら）私は、ひよりちゃんにおばさんの話をいっぱい聞いてもらって過ごしたいです（笑）。