たとえあなたを忘れても2023/12/18
番組情報
キャラクター紹介
- 河野美璃(堀田真由)
音楽教室のピアノ講師。ピアニストになる夢に挫折し、現実から逃れるように東京から神戸に引っ越してきた。収入は乏しく「社会の役に立たない」という思いを抱え、自分にため息をつきながら、毎日をやり過ごしている。大好きなメロンジュースをきっかけに、客として訪れたキッチンカーで空と出会う。 - 青木空(萩原利久)
キッチンカーを運営する青年。記憶を失ってしまう解離性健忘症という障害がある。記憶を失っても今あるがままの自分を受け入れ、客としてやって来た美璃にも屈託のない笑顔を向ける。 - 遠山保(風間俊介)
美璃のいとこ。幼少の頃から美璃を見守り、心療内科医として勤務する神戸でも彼女の保護者的役割を果たしている。空の障害に関しても専門家として頼りになる半面、本音がうかがい知れないところがある。 - 藤川沙菜(岡田結実)
空の幼なじみ。空が記憶を失くすたびにサポートし、彼が安心して生きられる人生の座標を示し続ける。 - 宮下茜(畑芽育)
専門学校生。保の患者で、空と同じ記憶障害がある。天真らんまんな性格で、一見すると障害の苦しみとは無縁だが、やがて失われた過去にさいなまれることになる。保に好意を抱いている。 - 森亜弓(松井玲奈)
美璃がアルバイトをする携帯電話ショップの上司。自分にも後輩にも厳しいが、その行動には理由がある。 - 衛藤まりあ(森香澄)
美璃の音大時代の同級生でピアニスト。今も友人として美璃を気にかけているが、道が大きく分かれたため、その関係にぎこちなさが生じている。 - 青木理佐子(檀れい)
空の母。空に母親と認識されていないため、毎日客としてキッチンカーに足を運んでいる。
出演者
堀田真由/萩原利久/風間俊介/岡田結実/畑芽育/松井玲奈/森香澄/檀れい ほか
スタッフ・音楽
脚本:浅野妙子/演出:大谷健太郎/演出:髙石明彦/企画・プロデュース:清水一幸/プロデューサー:辻知奈美/プロデューサー:髙石明彦/プロデューサー:高橋香奈実
主題歌:由薫「Crystals」
概要
堀田真由×萩原利久、浅野妙子が紡ぐオリジナルラブストーリーで共演
脚本家・浅野妙子が紡ぐ、夢を失い生活苦に陥ってしまった女性と、記憶を失ってしまう解離性健忘症という障害を抱えながらも懸命に生きる男性のオリジナルラブストーリー。堀田真由が地上波連続ドラマ初主演を務め、ピアニストになる夢に挫折し、現実から逃れるように東京から神戸に引っ越してきたピアノ講師・河野美璃を演じる。また、美璃が出会うキッチンカーを運営する青木空には萩原利久が扮する。何度記憶を失ってもあるがままの自分を受け入れる空は、客としてやって来た、人生にうつむきがちな美璃にも屈託のない笑顔を向ける。そんな空に、美璃は彼の素性も知らないままひかれていく。
記者会見情報
テレビ朝日系の連続ドラマ「たとえあなたを忘れても」(ABCテレビ制作)の制作発表会見が行われ、主演の堀田真由、共演の萩原利久、風間俊介、岡田結実、畑芽育、松井玲奈、森香澄が登壇した。さらに、本作の主題歌「Crystals」を歌うシンガー・ソングライターの由薫がサプライズで登場し、生歌を披露。楽曲に関して、「歌詞を書くにあたって台本を読ませていただいて、記憶とか夢とか愛とか、そういうものって全部触れられないし、目に見えなくて。でもそういうことを曲の中で出せたらなと思いました」と思いを明かした。これに対し、堀田は「目の前で聴かせていただいて、鳥肌が立ちました。由薫さんの透き通るような歌声の中に力強さがあって。聴いているだけで、それぞれのキャラクターが生きている姿が浮かんできました。すごく世界観に入れて、毎日頑張れています。すてきな曲をありがとうございます」と感謝した。
廃虚でピアノを弾くシーンがお気に入り(堀田真由/河野美璃)
日々、キャスト・スタッフの皆さんと、ワンカットワンカット丁寧に作品を作っています。やっぱり、美璃と空の恋の行方はどうなっていくんだろうというラブストーリーではあるので、2人の話はもちろんなんですけれども、2人を取り巻く本当に素晴らしいキャラクターが、迷ったり悩んだりしていて、それぞれに人生があって、人と人とが交じり合うことで自分たちの居場所を見つけていくという希望になる作品だなと思っています。撮影していると「ちゃんと美璃になれているんだろうか?」と不安になってくることがやっぱりあるんですけど、形としてちゃんと映像として見てみると、本当にこんなに素晴らしい作品を作るチームにいさせていただいているんだなと感じますし、神戸のロケーションがとっても美しくて。特に廃虚でピアノを弾くシーンなんかは、私はすっごくお気に入りなので、ぜひそこは注目していただければうれしいです。美璃の目線で見ても、空の目線で見ても、出てくるキャストのそれぞれの視点で見ても全然物語のイメージが変わってくると思うので、そういった楽しみ方もできるのかなと思います。
キッチンカーの中での芝居に日々新しい発見(萩原利久/青木空)
キャストの皆さん、スタッフの皆さんも一つ一つのシーンにおいて、よりよい作品にするために「こうしよう、ああしよう」とアイデアだったり、熱量だったりが本当に絶えない現場だなと感じていて。僕、圧倒的にキッチンカーにいることが多いので、キッチンカーの中でお芝居をしたことはたぶんないので、日々新しい発見があります。記憶障害がある役というのを聞いた時、やったこともないですし、その瞬間、想像のつかないものだったので難しそうだなというのはやる前から思っていました。表現していく上で僕のできることとしては、そこの前の何を積み重ねるか、どんなものを積み重ねるかというのがすごく大事だなというのはやる上で思っていて。どこかでそれがゼロになるので、そういう意味では、1本を通してのゴールですけど、一個一個、記憶がリセットされる瞬間に見える小さなゴールを何個も重ねていくような形で、僕は空という役を準備したと思います。一つの作品として、隅々までこだわっている部分がたくさん入っていたんじゃないかなとすごく感じたので、より頑張りたいなと思いましたし、それをちょっとでもお届けしたいなと感じました。
神戸のパンのことはいつでも畑さんが教えてくれる(風間俊介/遠山保)
すごく透明感があって、そしてヒーリング効果がある、心を優しくしてくれる物語だなと思って第1話を見ていました。皆さんの心に染みわたる物語。しっかり受け取っていただけたら幸いだなと思います。皆さん見ていただいたら分かると思うんですけど、行く先々の撮影する景色というのが美しくて。そして神戸は坂があったりすると思うんですけど、その坂を少し上って街を見下ろすところから撮影をしていたりすると「本当にすてきなところだな」「この景色の中ですてきな透明感のある物語を紡いでいけるのは幸せなことだな」と思って、行った先々が特別な場所になっていますね。(ドラマを見て)皆さんにも共有していただけるかと思います。(撮影現場では)「昨日何食べた?」っていう話ですごい盛り上がるんですけれど、畑さんが小麦粉好きなんですよね。パンに目がないというので。神戸はパンがおいしいですから、どこのパン屋さんがおいしいのかを聞いたら、使っている小麦粉まで教えてくれたんですよ。だからパンのことは、いつでも畑さんに聞いたら神戸のベーカリーを聞けます(笑)。
風間さんの怖い話3本立ての続きが気になる(岡田結実/藤川沙菜)
(堀田と萩原は)めっちゃ雰囲気いいです。現場に行くのが楽しみになるぐらい、お二人はじめ、いろんなキャストさんスタッフさんの皆さんが、本当にすてきな現場を作ってくださっていて、地元の“いつメン”(いつものメンバー)みたいな感覚で、毎日撮影させていただいているのがうれしくて、ちょっといい意味でふざけています(笑)。2人とも本当に最高です。私が働いている職場で集まるシーンがあったんですけど、怖い話をしようとなった時に、風間さんの人生における怖い話3本立てがあったんです(笑)。タイトルを3本教えてもらって、1本選んで話し始めたら、その日のシーンの撮影が終わっちゃって。そこから2週間くらい空いてしまって続きが聞けていないので、早く続きが聞きたいですね。その日の夜、ちゃんと眠れませんでした(笑)。
お気に入りスイーツが見つかりました(笑)(畑芽育/宮下茜)
日々、キャストとスタッフの皆さんに囲まれながらすてきな時間を過ごさせていただいています。(神戸で見つけたものは)神戸限定のつぼに入ったプリンなんですけど、めちゃくちゃおいしくて、神戸から東京に帰るたびに買って食べています。お気に入りスイーツが見つかりました(笑)。(風間から小麦粉好きを暴露され)必ずそのパン屋さんの塩パンを買って、そのお店を評価するっていう(笑)。塩パンが一番評価しやすいですね。
神戸のロケ地で写真を撮ったりして楽しんでくれたらうれしい(松井玲奈/森亜弓)
堀田さんが、初めましての時にすごく元気な声で「おはようございます!」と言ってくださって。「なんて元気な方なんだろう!」と思ったんですけど、私が演じている亜弓は美璃に対して結構高圧的な場面が多いので、堀田さんのちょっとしょんぼりしているというか、元気のない姿ばかりを見ていたんですね。だから第1話を見させていただいて、ほかのシーンを見て「美璃ちゃんってこんなに表情が豊かだったんだ!」と衝撃があって、堀田さんのキラキラした部分やシリアスで寂し気な部分が楽しめる作品になっていて。今日も、かわいいですね(笑)。(本作をSNSで盛り上げるとしたら)神戸のロケ地に行って、そのシーンとケータイの画面をパチッと合わせるみたいな遊びがあるじゃないですか、聖地巡礼というか。画角がピッタリみたいなところに行って写真を撮るみたいな、そういう楽しみ方をしてもらえたらうれしいし、楽しいんじゃないかなと思いますね。
堀田さんのピアノ演奏に集まるスタッフを見て緊張がほぐれました(森香澄/衛藤まりあ)
半年前まで私はMCの席の立場だったので、今ここに立っていることがすごく緊張しています。今まではバラエティーとかそういうお仕事が多かったので、ドラマの現場では雰囲気が全然違って、そこに緊張感を覚えていたんです。ただ、最初は1人のシーンが多くて、美璃と電話をするシーンで、美璃の声だけでずっと共演みたいな感じだったので、最初は孤独ではあったんですけど、初めて堀田さんとご一緒するシーンになった時に、堀田さんがおもむろにピアノを空き時間に弾いてらっしゃって。そうしたら周りにスタッフさんが集まって「なんて温かい現場なんだ!」と思って、そこで一気に緊張がほぐれました。
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